mieki256's diary



2005/10/05(水) [n年前の日記]

#5 [anime] SEED2、たぶん最終回をビデオで見返し

所見のときはなんだか今一つな感じもしたけど、再度見てみたら、かなり盛り上げてる・展開を混乱させて楽しませようとしてるようにも見えて、これはこれで。MSはせわしなく動いてるあたり、玩具の販促映像としては合格点なのだろうし。一応悲劇性を盛り込んでおそらくは若い視聴者層に訴えてる感もあるし。これで充分だよなぁ。

でもやっぱり、個人的には、余韻がないあたりがなんというか。とはいえ最終話の直前に総集編らしき回を持ってきたあたりからして、おそらくは作画等のリソースを温存してたとか、脚本・コンテが上がらなかったとか、制作上の事情もありそうだし、であれば余韻云々の構成までは無理であろうし。それなりに風呂敷を閉じてるように見えなくもない最終回を持ってこれただけでも、グッドな状態なのだろうな。いや、風呂敷を千切って破り捨てる系のラストも好きな自分なので、別にそっちでも良かった、というかそっちのほうが楽しいんだけど、商品性を強く意識してる監督さんなのだろうから、破り捨てる系ラストは論外だろうし、そこまで疲弊してるわけでもないだろうし。何にせよ、どんな最終回を持ってくるか・望ましいかの判断は難しいなと。

冗談ではなく本当に続きを作りたいのであれば :

例えば、その後に見られるであろうイメージを、余韻とすべき場所に数カット混ぜておくだけでも違ってきたのかもしれないなと、ぼんやり思ったり。平成ライダーシリーズの白倉Pあたりがよくやる手というか。予告映像の中に、本編では流れない・予告でしか流れないインパクトのある映像を仕込んでおいて視聴者を期待させる、みたいな。SEED2もそういうことをやってたら、おそらくファンは、「何? この光景は?」「続きが見たい!」と思う…かどうかは知らんけど。

まあ、艦長の息子だの、生まれ変わるステラだの、台詞で仕込んであったのがソレなんだろう。…ちと弱いような気もするけど。

艦長の息子とニューステラが話の軸になるとしたら :

ニューステラを主役に置けるぐらいに時間が経過してるとすると、艦長の息子も、キラやアスランも、おそらくは30歳台の「おじさん」になってるわけで。「30歳台のおじさん」と「10代後半の少女」の組み合わせが軸になるガンダムSEED。それはそれでなんだか面白そう。キラやアスランも、「自分がどうしたいか」ではなく、「次代に何を残せるか」という思考に切り替わってそうだし。台詞にも幅が出てきそうではある。若い世代を導く・諭すことに徹するのか。それとも、若い世代と共に悩み、共に戦うのか。等々、見せ方は色々考えられそうではあるような。

個人的には、おじさん呼ばわりされて本気で怒るアスランと、おじさんと呼ばれても平然としてるキラを見たいかも。まあ、そういう作品にはならないよな。どうせまた、少年少女が叫んでるだけのSEED2続編になっちゃうのであらう。

以上です。

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