mieki256's diary



2005/07/29(金) [n年前の日記]

#6 [anime] 『プリンス・オブ・エジプト』を途中から見た

NHK-BSで流れてた。

クライマックスのビジュアルイメージに笑ってしまった。スケールのでかい大嘘であるなと。しかしアレは、今の人間が考えたイメージじゃなくて、大昔の人が考えたイメージなんだよなぁ…。人間のバカ妄想能力は昔からスゴかったと。やっぱり、聖書だのなんだのは、当時にしてみればエンターテイメント作品でもあったのだろうな、とも。…であれば。『STAR WARS』を見て「ジェダイ教」の信者を名乗ってみたり、『北斗の拳』を見て「モヒカン族」を名乗ってみたり、そんな行動を数千年続けると立派な宗教になってしまうに違いない。未来では、「ヨーダの教えを忘れてはいけない」とか、「子供達はハート様を見習え」とか、いい歳した大人がクソ真面目な顔で子供たちに対して語ってたりするのかもしれぬ。嘘。つーかモヒカン族にとってハート様は見習うべき対象じゃないだろうし。<そういう問題じゃない。

制作は _DREAM WORKS 。落ち目になったディズニーを盛り返しておきながらも、そのディズニーから追い出されたジェフリー・カッツェンバーグが関係してる。ということで、主人公と敵対する兄の姿がどうにもディズニー側に見えてしまってしょうがなかったのでありました。途中で出てきた、幼少時代に兄弟で一緒に悪戯した話とか。ラストの「さよなら…兄さん…」のシーンとか。涙なしでは見れない。映画の内容そのものとは全然違う意味で、もらい泣き(?)。

_マイケル・アイズナー不信 :

大まかな経緯が解説されてる。

神が登場する昔話に対してなんとなく疑問が湧いたり :

外国では、神の側に居る主人公が対峙するのは悪しき人間達・悪しき王だったりすることが多そうな。例えば、キリストを迫害するのも、無理解な人間達という設定であろうし。それに比べて日本の場合、主人公と対峙するのは、自然の中から生まれた怪物だったりする場合が多いような気もした。例えば、ヤマタノオロチとか。…いや。その手の話をあまり知らないので的外れかもしれんけど。外国の神話だって、怪物と対峙する話はたくさんありそうだし。

とはいえ、仮にそういう印象が大体は当たってるのだとすれば、「人を敵として設定する外国」と、「自然を敵として設定する日本」ということで、なにか民族性の違い・自然環境の違いなどが、よりはっきりするのかも。などとそんな妄想を。

以上です。

過去ログ表示

Prev - 2005/07 - Next
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project