2005/07/17(日) [n年前の日記]
#2 [zatta] 蜂蜜には種類があるのですな
ツッコミ欄での、
そのへん不安になって検索してみたら。
_ハチミツの種類
_蜂蜜の知識
!!! 花や製法ごとにちゃんと蜂蜜の種類があるのか! うう。恥ずかしながら知らなかったであります…。
なるほど。それで、自分と家族、あるいは、自分とg氏の間で、話がどこかかみ合わなかった(?)と。自分には、「蜂蜜 = 種類を特定できないもの」という思い込みがあった故に、「○○の蜂蜜」と聞いた瞬間、「それって違う製法(抽出方法)なのでは?」と疑問が湧いてしまった。けど。世間では、「○○の蜂蜜」という商品は存在すると常識レベルで知られているわけで…。それがズレの原因だったのだな、と納得したり。
蜂が集めた楓の蜜という文を読んで首を捻ったり。漠然とした疑問なのですが。蜂蜜って種類を特定できるのでせうか。 *1
そのへん不安になって検索してみたら。
_ハチミツの種類
_蜂蜜の知識
!!! 花や製法ごとにちゃんと蜂蜜の種類があるのか! うう。恥ずかしながら知らなかったであります…。
なるほど。それで、自分と家族、あるいは、自分とg氏の間で、話がどこかかみ合わなかった(?)と。自分には、「蜂蜜 = 種類を特定できないもの」という思い込みがあった故に、「○○の蜂蜜」と聞いた瞬間、「それって違う製法(抽出方法)なのでは?」と疑問が湧いてしまった。けど。世間では、「○○の蜂蜜」という商品は存在すると常識レベルで知られているわけで…。それがズレの原因だったのだな、と納得したり。
◎ にしてもどうやって判別してるのだろう :
製法はともかく。花の蜜の違いなんて人間に判別できるのだろうか。
もしかして、色や匂いで判るのだろうか。
「これは赤いから○○蜜」
「これは鼻にツーンとくるから△△蜜」
とか。でもその中に、違う花の蜜だって必ず混ざってそうな…。
などと書いたところで気づいたり。蜂蜜の大まかな傾向を分類するために呼称をつけないといかんよなと。どの花からキッチリ100%集めてきたか、ではなくて、どの花からだいたいは集めてきてる感じなのか、ということで蜂蜜の種類が決まる…。というか人間がおおまかに分類して市場に流さないと商品として成立しないということなのだろうと。そんなことをなんとなく想像したり。
もしかして、色や匂いで判るのだろうか。
「これは赤いから○○蜜」
「これは鼻にツーンとくるから△△蜜」
とか。でもその中に、違う花の蜜だって必ず混ざってそうな…。
などと書いたところで気づいたり。蜂蜜の大まかな傾向を分類するために呼称をつけないといかんよなと。どの花からキッチリ100%集めてきたか、ではなくて、どの花からだいたいは集めてきてる感じなのか、ということで蜂蜜の種類が決まる…。というか人間がおおまかに分類して市場に流さないと商品として成立しないということなのだろうと。そんなことをなんとなく想像したり。
◎ _略奪採集から飼育採集へ、ハチミツ生産革命。 :
昔、人類は野生蜜蜂の巣を見つけると、蜂を追い出し殺しては蜜巣を集め、圧搾機でつぶし、わずかなハチミツを採っていました。しかし、l9世紀なかごろラングストロース氏が、蜜蜂を殺さず、巣もこわさず有効に使用、しかも花を追って移動可能な新養蜂技術を発明。さらに、遠心分離機による採蜜法や蜜蜂の品種改良も加わり、20世紀にはハチミツの生産量、品質も飛躍的に向上。今や世界でl00万トンも採れ、価格もグンと安価になりました。なるほど。養蜂技術の発達によって、自分のような層も蜂蜜を食することが可能になったと。技術革新、万歳。
*1: 特定の種類の花からしか蜜を集めないミツバチが居るのであれば、蜂蜜の種類も容易に特定できるはずで、すなわち商品名をつけることも可能だろうとは思ったけれど。しかしそのような、特定の花から蜜を集める蜂なんかいるのだろうかと。考えてみると、「○○蜂蜜」等の呼称を、自分は聞いたことがなかったりもするし…。「蜂蜜」は「蜂蜜」以外の呼称を与えることができない食品ではなかろうか。仮にありえるとしても、蜂の種類別…「ミツバチ蜜」「スズメバチ蜜」「クマンバチ蜜」とか、そのへんがせいぜいだったり? …そういう名称の商品を聞いたことも無いですが。
この記事へのツッコミ
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以上です。
ハチミツには種類がある、のですが、実は蜜蜂もいろいろと種類があります。
大きくは西洋蜜蜂と日本蜜蜂の2つに分かれます。
西洋蜜蜂は一種類の花の蜜を集めます。ハウス栽培の果物などの受粉に使われるのは西洋蜜蜂です。
一つの群れは一種類の花から蜜を集めるので、どの花のハチミツなのかわかりやすいです。また養蜂向きで、今流通しているハチミツのほとんどは西洋蜜蜂の蜜です。養蜂ですから、どの巣箱の蜂がどういう花から蜜を集めているか把握できるんですね。
一方日本蜜蜂は、日本古来の野生種で、西洋蜜蜂に比べて性質が大人しいのですが、逃げて行きやすいのです。また、複数の花から蜜を集めますので、花の種類は特定できませんし、巣のある地域や季節によって味が違います。
巣の作り方も違う。蜜も日本蜜蜂の方が糖度が高いそうです。
一定の収穫高、一定した味を見込もうとするなら西洋蜜蜂の方です。日本蜜蜂は大がかりな養蜂はされていないので、そのハチミツが市場に出回ることは少なく、とても珍重されています。(卸値で一升1万円近くします。西洋蜜蜂の数倍です。)
我が家の蜂は日本蜜蜂です。ハチミツは自分の家で消費するだけで、出荷していません。この濃すぎるぐらいの甘さに慣れると、西洋蜜蜂の蜜は物足りない・・・。すいません、単なる自慢でした(笑)
> 西洋蜜蜂は一種類の花の蜜を集めます。
> 養蜂ですから、どの巣箱の蜂がどういう花から蜜を集めているか把握できる
なるほど! そうか、そういうことでしたか…。疑問氷解であります。
蜜蜂自体からして種類がある・性質が違うなら、
蜂蜜も種類分けが可能ですな。なるほどなぁ…。
> 日本蜜蜂の蜂蜜 → 珍重されてる
少し検索してみましたが、たしかにビックリするような価格ばかり…。
なんだか「美味しんぼ」にガンガン登場しそうな食材ですね。
(いや、あの作品のことだから、絶対登場してるはず…)