mieki256's diary



2004/06/08(火) [n年前の日記]

#3 [game] クリエイターってなんだろう

なんだろうね。

クリエイター = 商品や企業や業界に関するイメージ向上等の宣伝業務も兼ねている、モノ作りの人。 :

宣伝マン + 実作業も少しする人、という定義で。だから、名前を聞いたことの無いような人が、自分をクリエイターと称していると、なんか妙な感じがするのかな。宣伝業務は果たしてないも同然だから。

クリエイター = 他者・チームの生産物を自分の手柄のようにしてしまう人。 :

ちょっと意地の悪い、偏見を持った定義かもしれん。業界外から入ってきた人が、その商品に関する宣伝行為に多く携わってる場合、そういった偏見を持ってしまいやすくもなるような。でも、無名の人より、名の売れてる人が宣伝するほうが、効果ありそうだしなぁ。

クリエイター = 単にモノ作りに携わってる人全般。 :

広義ではこれかしら。下は、バイトのPGやグラフィッカーから、上は社長まで。おそらく子供達から見た場合、この定義が多いような予感。

クリエイター = ディレクター以上の役職の人の総称。 :

個人的には、このへんが実態(?)に近い気もする。雑誌やTVに登場するクリエイターと呼ばれる人達は、大体そのへんの役職が多いような気もするから。

_真・コンピュータ用語辞典 :

クリエイター
・近頃あまりにも乱発されて、定義自体がわからなくなってきたもの。
・おおよそ能力的に魅力が無く創造性のかけらもないような人間ほど、どう言う訳かなりたいと思い厚かましくも名乗ってしまうもの。
クリエイティブ
・どういう訳か、昨今の若者が憧れるフレーズのひとつ。
・無知な若者を多数捕獲したい場合に、企業がイメージ戦略として打ち出すと効果的なもの。
・実際に会社の中に創造的な仕事などそんなにあるはずもなく、また自分の能力の項目を列挙しても、仕事として成り立つ程、業務として起こせる程、創造的な領域などあるはずもなく、結局は、初志として最も嫌っていたルーチンワークに追われ、会社の歯車として組み込まれるもの。
うむ。そんなところ。

_よいこのためのクリエイター入門 :

第1章は、まさに「よいこのための」な内容。コレ、小中学校の授業で配布してもいいんじゃないか。第2章は、さすがツクールシリーズの販促だけあって結構的確かも。最初のあたりでクリエイター志望にありがちな幻想を笑い飛ばして解説に入ってるあたり、なかなか。 *1

_ゲームクリエイターになりたいアナタへ!! :

一番最初の定義に沿った内容かしら。

個人的に思う :

薄っぺらくても、勘違いでも、動機付け・キッカケにさえなればいいと思うナリ。目指してみれば、欠けてるもの、必要なものがあることに、気づけると思うのだな。…そんな風に割り切ってやってる人も多いと思う。実作業をこなしてきた人達が、本気でクリエイター云々の幻想を信じてるとは、とても思えないもの。

よくわからなくなったらググッてみやう :

_クリエイター → 約 408,000 件
_オタク → 199,000 件
クリエイターという言葉は、オタクと同じくらいにあやふやな言葉なのだな。と書いて〆ようとしたら。クリエイターのほうが遥かに件数が多かった。どうやら、この国は、クリエイターだらけの国らしい。

クリエイターって、なんだろうね。

*1: 関係ないけど、この人の漫画、結構好きだったり。なんだか痛みを感じる。ノソノソだかが出てくる漫画が好きだった。…ちょっと待て。それは別の人の作品だったろうか。記憶が怪しい<オーイ。月刊とり関係の作品はどれが誰のだか意識しないで読んでたのであります。…その程度の認識で好きな漫画家といえるのか>俺。まあ、どっちも好きってことで一つお許しを。コナンみたいな漫画も、変なものが見えるお侍さんの漫画も、両方買ってたし。<古いな。

以上です。

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