2019/12/14(土) [n年前の日記]
#2 [gimp] GIMPの右クリックをスポイトにできないものだろうか
GIMP をドットエディタとして使えないかなと思ったものの、右クリックをスポイト機能にすることができないようで、これではちょっと不便だなと。何か良い手はないものか。
英語圏の記事をググってみたりもしたけれど、質問に対して「そんな機能はない」「Ctrl + LMBじゃダメなのか」等の返答ばかり。
GIMPのソースを弄ってビルドしないとできないのかな…。
英語圏の記事をググってみたりもしたけれど、質問に対して「そんな機能はない」「Ctrl + LMBじゃダメなのか」等の返答ばかり。
GIMPのソースを弄ってビルドしないとできないのかな…。
◎ マウスボタン割り当てツールでどうにかならんか。 :
GIMP本体側でどうにかするのが難しいなら…。マウスの各ボタンをカスタマイズできるツールの類を使ってみたらどうだろうか。
自分が普段使っている、X-Mouse Button Control 2.18.8 を使って試してみる。gimp-2.10.exe に対して、ボンタン5を押した時に、以下が送信されるように設定してみた。
一応、Windows10 x64 1909 + GIMP 2.10.15 32bit Portable samjビルド版上なら、ボタン5をクリックするとスポイト機能が働いてくれる状態になった。
試しに、
自分が普段使っている、X-Mouse Button Control 2.18.8 を使って試してみる。gimp-2.10.exe に対して、ボンタン5を押した時に、以下が送信されるように設定してみた。
{PRESS}{CTRL}{LMB}{WAITMS:150}{RELEASE}{CTRL}{LMB}
- {PRESS} で、以降に記述されたボタンを押しっぱなしにする。
- {CTRL}{LMB} で、Ctrl、LMB(マウスの左ボタン)の順で押す。
- {WAITMS:150} で、150msec、待つ。
- {RELEASE} で、以降に記述されたボタンを離す。
一応、Windows10 x64 1909 + GIMP 2.10.15 32bit Portable samjビルド版上なら、ボタン5をクリックするとスポイト機能が働いてくれる状態になった。
試しに、
- 右クリック時は、上記の指定
- ボタン5クリック時は、右クリック
◎ 注意点。 :
GIMP において、Ctrl + LMB による色取得は、カレントレイヤーのみが対象であることに気をつけないといけない。見た目ではそこに色があっても、他のレイヤーに描かれていたら、その色は取得できない。
*1
また、GIMP 2.10.15 時点のシンメトリー描画モードには、いくつか問題があるように見受けられた。
また、GIMP 2.10.15 時点のシンメトリー描画モードには、いくつか問題があるように見受けられた。
- バケツツールは、シンメトリー描画モードで機能しない。
- 鉛筆ツール利用時は、シンメトリー描画のオプションで、Disable brush transform にチェックを入れないと、1ドット単位で打てなかった。
- 鉛筆ツールで、32x32ぐらいのブラシを使うと、反対側の描画が1ドットずれる。
*1: スポイトツールを明示的に選んで使う分には、他のレイヤーから色を取得する設定も選べる。
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以上です。