mieki256's diary



2013/05/29(水) [n年前の日記]

#1 [cg_tools][neta] 手描きの絵の上に3DCGモデルを配置するソレについて夢想

こういうことができたりしないかなあ、とバカ妄想。

操作イメージ


こんな感じにサクサク配置できれば、進撃の巨人のアニメーターさんがナントカ装置をわざわざ手描きせずに済むんじゃないのかな…。でもまあ、今時の3DCGソフト ―― アニメ制作の現場で使われるソフトなら、きっと何十万円もするのだろうし、こういうことできんじゃないの? とも思いますが。実際はどうなんだろう。

2つの疑問点。 :

前述のgifアニメを作ってて、疑問も湧いたり。

コレ、技術的に可能なんですかね…?

例えばコレが手描きのパース図なら、4つの点座標から、消失点を2つ+モデルの中心点、を求めるところまでは可能でしょうけど。
消失点は2次元座標の計算でも求められるはず
パース定規機能がついてるお絵描きソフトなら、似たようなことができた記憶もあるし。ただ、2点透視ならともかく、3点透視で描画したいなら、線分の指定がもうちょい欲しいのではないか、3つ目の消失点も必要になったりしないかと。…まあ、そこは、2点透視+画面の回転(Z軸の回転?)で済ませちゃう、という制限を設ければなんとかなるのかな? しかしどうせなら、3点透視の見た目にしたいですわな…。そもそも手描きのパース図を描く時の手順を、いかにもな3DCGの計算に変換できるのかしら? どんな計算をすればいいのやら。

もう一点。コレ、絵描きさんにとって、本当に楽な指定の仕方になるのかねえ? と。

絵描きさんにとっては、まだ箱を描くほうが楽だったりしないかと。ただ、おそらく、箱を描いて指定するなら、厳密な描き順を要求されそうな予感も。どの線が「前」なのか。どの線が「奥行」なのか。そういうところを描き順で規定するはず。すると途端に面倒臭くなる。やってられないよなと。

ひょっとすると、3DCGを専門にやってる人ならば、「まだこういうマルチョンのほうが俺達楽だよ」「こういうガイドが描いてあれば、全キャラのアイテムを逐一配置していくのも夢じゃないね」てな別の解もあるのかなと想像したりもして。自分は3DCGに詳しくないので、イメージが湧かないですが。

技術的にできるのか。手順として本当に楽なのか/使ってもらえそうなのか。そのあたり怪しいなあ、と思ったのでした。

後者はともかく前者については、プログラマーに対するクイズみたいなもんですな…。こういう仕様を実現してくれと言われたら、自分は馬鹿だから頭抱えますけど。どうやればいいんだ、コレ。

実写と3DCGの合成テクニックが流用できないものかと。 :

_C4D 3Dオブジェクトを実写に合成したいのだ… プラグインPhotoMatchがなくても、ある程度カメラを調整: 村人とC4D
_C4D 3Dオブジェクトを実写に合成したいのだ… 消失点が背景画像の外にある場合はどうするんだい…: 村人とC4D

上記の記事では、実写と合成するための座標軸の設定を、手作業でやってるわけですけど。コレを自動でやれたら…基準になる矩形を描くだけで座標系をぐるりと合わせてくれたら、随分楽になりそうだなと夢想するわけですよ。…自動的にやってくれるプラグインとか無いのかな。いや。単に自分が無知なだけで、当たり前のように存在してそうな気も。

実写合成の場合、マッチムーブだかトラッキングだか、そういう技術が使われるそうですけど。そういうのって、アニメ制作にも流用できないんですかね…。と思ってググってみたら。

_カメラトラッキングからマッチムーブまでをAfter Effectsで自動処理するプラグイン:CameraTracker on Vimeo

凄いな…。コレ、手描きアニメには使えないのかな。だけど手描きアニメって、カメラで撮影したような厳密な絵にはなってないから、おかしな結果になったり…いや…どうなんだろう…。

余談。CLIP STUDIO PAINTを触ってみて。 :

前述のgifアニメの元画像は、CLIP STUDIO PAINT で作ったのですけど。3DCGモデルをD&Dして回転させた際にゲンナリしてしまったり。角度で見え方を調整していくのはやはりシンドイなと。ココにこの方向で置きたいのに、何故そっちを向く…!? みたいな。このあたり、何かいい手はないものかと。

もっとも、CLIP STUDIO PAINT のソレは、あくまで下絵の参考用として描画するソレだから、3DCGをポンポン置いてく作業を改善してもあまり意味は無いような気も。大量の画像を扱わなければいけないソフトでは、そういう改善も必要になるのかもしれないけど。

そういや、コミPo!の体験版を触った時も、似たような違和感があったような。漫画のネーム描く時に、こんな手順を要求されるかなあ? フツーはマルチョンでやるもんじゃないの? みたいな。

一時期、3DCGソフトが流行りそうだったのに今一つ流行らなかったわけですけど。なんかこのあたりも絡んでそうな気もするのでした。フツーの人は、目の前の物体が、x、y、z軸上でどのくらいの角度で置かれているか、なんて考えながら生活してないわけですし…。

#2 [zatta] 国連科学委員会ってどういう組織なんだろう

_原発事故 国連委「健康影響考えにくい」 NHKニュース

ニュースを見て、頭の中に「???」が。 前提知識を持ってないので、何が何やら。

_原子放射線の影響に関する国連科学委員会 - Wikipedia には、核実験の停止要求をかわすために設立された組織、という記述もあるけど、Wikipediaだからなあ…。他の解説をあたってみないと、なんとも…。

とりあえず、これから内容を検討して9月以降に正式な発表をする、と書いてあるから、その時出てくる内容を眺めるほうがヨサゲですかね。

それにしても。権威や肩書にめっぽう弱い日本人という民族の性質をしっかり把握した、巧みな手を打ってくるものだなと、いたく感心してしまったり。コレ、発表内容の信憑性とか、もうどーでもよくなっちゃうよな…。仮に、発表内容を精査して、「アレレー? おかしいぞぉー?」と言ってみたところで、世間の皆様は「バカもん! あの国連様が仰っておられるんだぞ。間違ってるわけないだろーが!」と思考停止して怒鳴り散らして議論にならんだろうなと。いやはや、権力を持ってる方々には敵わんな。こういう手を打てるのか。参った参った。てなことを思ってしまったりもして。

何にしても、今から自分達にもできることと言えば、データをコツコツと貯めていって、全体の推移をのんびりと観察していくことしかできないわけで。どんな発表がなされても、やること・やれることは変わらないのだから、まあいいや、という気も。

データさえ残しておけば、そこで何が起きていたのか、後世の人達が検証できる。もし、データが無ければ、「お告げ」が正しかったのか、間違ってたのか、その検証すら不可能になる。「危険だ」と主張する人も、「安全だ」と主張する人も、主張の正しさを科学的に証明するためには、データを集めていくしかない。だから、今後もサボらず集めていきましょうや、としか。

言い方はアレだけど、こういった調査ができるチャンスは滅多にないのだし。せめてモルモットとして人類の科学の発展に多少なりとも寄与しなきゃ、やられ損というか、被ばく損なので、せめてデータだけでも残して、ちょっとは違う形で元を取らないと、てなことを思うわけですけど。

しかし、日本人って、核関連のモルモットになりっぱなしだなあ…。呪われてるんじゃねえの? そういう意味でも、 _原発神社 作ったほうがいいんじゃないかと…。

他に気になる話をメモ。 :

以下のページが興味深かった。

_速報! 国連科学委員会 福島事故最終報告書 「福島はチェルノブイリではない」: 農と島のありんくりん
_国連科学委員会議長の福島第1原発事故の人体に対する影響の見解: 農と島のありんくりん
_国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR)ウォルフガング・ワイス委員長の現時点でのコメント: 極東ブログ

  • 去年の2月ぐらいから出ていた話なので、今になって急に出てきた話ではない。
  • 「事故時の測定データが不足してるので、不確定要素はあるよ?」との言及もついている。
後者の話を聞いて、なんだか信憑性が増してきたなと。本当に分かってる人は、どこらへんが怪しいのか、ちゃんと言及してくれるので…。分からない部分をさっぱり口にしないで「危険だ」「安全だ」と断言しかしない人はあてにならないけど、分からない部分・不明な部分をわざわざ説明してくれる人は結構あてになる、ような気がしますよ。 *1

*1: もちろんそれを「騙しのテクニック」として活用できちゃう人も居るだろうけど、そこまで上手にやってくれるなら、聞いてる側はまず勝負にならない・歯が立たないので、自分的には全然OKです。

以上、1 日分です。

過去ログ表示

Prev - 2013/05 - Next
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project