mieki256's diary



2013/05/18() [n年前の日記]

#1 [cg_tools] Huginで実験中

Huginは、パノラマ画像を作れるフリーソフト。

enblend という、画像を繋ぐプログラムがエラーを出して止まってしまう。そもそも -m 2048 -b 4096 といった、イメージキャッシュのメモリ使用量を指示するコマンドラインオプションが働いてないようで。「そのオプションはサポートしてねえよ。何故なら俺は…」と言われてしまう。

調べてみたところ、最近の enblend の Windows版は、OpenMPとやらを有効にしてビルドされてるそうで。OpenMPが有効になってると、イメージキャッシュ機能は無効になる。

OpenMPって何…? 並列処理・マルチコアCPUに対応させるための何かじゃないのかな。たぶん。並列処理をするとキャッシュの扱いが面倒になるので、どちらかが有効な時は、もう片方を無効にしている、らしい。たぶん。自信なし。

_Enblend bundled with Hugin no longer supports -m - Google グループ
_2011.4 win32 - out of memory - "compiled without image cache" - Google グループ

Hugin には、OpenMP版で問題が出る環境のために、enblend_noopenmp.exe、enfuse_noopenmp.exe というバイナリも bin/ 以下に同梱されてる。環境設定でそれらを指定すれば、OpenMPを無効=イメージキャッシュ有効版を使える。メモリ不足がどうこうでエラーが出てるっぽい時は、enblend_noopenmp.exe 等を使ってみるのもアリ、ただし速度は OpenMP版より遅いはず、と前述のMLで書かれてるように見えた。

No OpenMP版を使ってみたことろ、エラーを出さなくなったように見える。でも、気のせいか、随分時間がかかるような…。いや、今まではエラーが出て最後まで行かなかったので、速度的にどうなのか判断しようもないのだけど。

画像の位置合わせ。 :

_Fusion というソフトが使える。最新版は有償ソフトだけど、昔の古い版がフリー版として公開されてる模様。

_はやしのなか :: FusionというフリーのHDR合成ソフトがわりとすごい件について
_はやしのなか :: HDRソフトFusionのズレ補正とゴースト除去はスグレモノかも

上記の記事で知りました。ありがたや。

  1. 位置合わせしたい画像をD&Dして読み込む。
  2. 左側に、読み込んだ画像ファイル名が並ぶ。
  3. ツールバー上の、「Align Images」ボタンをクリック。しばらく計算して位置合わせをしてくれる。
  4. 左側の画像ファイル名をクリックして選んで、ツールバー上の「Save Result」ボタンを押して、別名保存。それを画像ファイル数分、繰り返し。
まとめて保存してくれないあたりはちょっと面倒な気もする。実はそういう機能がどこかにあるんだろうか?

Hugin関連で、位置合わせをしてくれるコマンドラインツールもあったような気がする…。 _2013/03/24の日記 でメモってた。align_image_stack というツール名だった。

_Photomatix Pro なる有償ソフトでも位置合わせができるらしいので、体験版を試しに触ってみたり。
  1. 「ブラケットした写真のロード」をクリック。
  2. ダイアログに画像ファイルをD&D。その際、「処理前に32bit HDRイメージを表示」にチェックを入れておく。
  3. 「前処理オプション」ダイアログで、「画像のズレを調整」にチェックを入れて、処理内容を選ぶ。
  4. 位置合わせをしたHDR画像が出来上がる。ファイル→名前を付けて保存。.hdr、.exr、.tif あたりを選んで保存する。
みたいな流れ、だと思う。

以上です。

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