mieki256's diary



2012/06/26(火) [n年前の日記]

#1 [prog][dtm][neta] 喘ぎ声のサウンドライブラリって無いのだろうか

前に書いたような気もするのだけど、一応メモ。

パラメータに基づいて ―― 速度、抑揚、テンション等の数値に基づいて、延々と喘ぎ声を鳴らし続けるプログラムを作れないかなと妄想を始めたのだけど。鳴らすためには大量のwav群が必要になりそうで、しかし、それを入手できる見込みがないことに気づき、没にするしかないかなと。

AVやエロゲーから音声だけ吸い出せば、実験用データぐらいは作れそうだが、権利的に真っ黒だろうから、仮にプログラムを作れたとしても公開できない状態になるだろうと。それでは、作っても空しいよなと。…そもそも、そういうプログラムを作ること自体が空しいだろうというツッコミは横に置いとくとして。

そういったサウンドライブラリは無いのだろうか。画像素材ライブラリと同様に、加工して何かに同梱する自由が許可されているライブラリ、使用に関して権利的に問題がないライブラリ、みたいな。

出せる企業が限られてしまうか。AVメーカぐらいかな。その手の会社で、副業として出さないかな。

女優さんを呼んで新規に録音するのもアリだけど。AD相当の人が、既存商品から音声だけ抜き出して、スライスして、まとめていけば…。音質・クオリティはともかく、既存商品の使い回しという点で、制作コストは安く済みそうな気もする。商品展開についても、女優さんの名前で、あるいは、ロリだの熟女だのでジャンル分けすることで、複数の商品を用意できそう。

と思ったが。その手のコンテンツに出演する女優さんは、声の演技については上手くない印象も。使い物にならないデータばかりになりそうな予感。

であれば、エロゲーメーカが出すほうが、まだクオリティを維持できるのだろうか。声の演技については、やはり声優さんには敵わない。既存商品で使っている音声を切り出してスライスして以下略。

もちろん、女優さん・声優さんとは、何かしら新規に契約を結ぶ必要がありそう。買い取り?になるのか、ロイヤリティ契約になるのか分からないけど。

元データをどういう契約で収録したかによるのかな。既存商品に含まれる音声が、メーカが自由に使っていいという契約で収録したものなら、新規契約は不要だろうし。そのタイトルだけで使うこと前提の契約なら、新たに契約を結ぶ必要がある。…そんな感じになるのだろうか。

そんなことをもやもやと妄想していたが。仮にそういう商品があったとして、一体誰が、どんな形で活用するのか、そこが全然見えてこないことに気がついた。ダメじゃん。

TV番組等でSEとして使えないか。でも、TV業界って、パロディウスの「わ〜お」SEさえあれば他は要らないみたいだし。

それらサウンドを多用する新しい音楽ジャンルが誕生する余地はないだろうかないですね。曲の中で延々喘ぎ声が鳴ってるって何だソレ。無理無理。作れない。作れても、カッコよくない。泣けてこない。踊れない。とても一ジャンルにはならない、つまり需要は生まれない気もする。

…そういう商品があればあったで、誰かしらアイデアマンが、有効活用する術を発見するのだろうか。それともスルーされて終わりだろうか。ちと読めない。

「こんな使い方があったのか。だったらウチも」と思えてくるような発芽相当が必要。でも、それは、ライブラリが無いと作れないのかもしれず。卵が先か、鶏が先か、みたいな状況なのかな。…よくわからないや。

ソフトは既にあるらしい。 :

検索してみたら、ニコ動でそういうソフトが紹介されてた。

_Hボイス制作ソフト作ってみた【同人】 ‐ ニコニコ動画(原宿)
_喘ぎ声作成ソフトを実際に作ってみた。 ‐ ニコニコ動画(原宿)

自分が妄想してたのとは違うけど、やはり先人達が居るのだなと。ただ、音声ライブラリが自由に使えるというわけではないような…? 後者はファイル容量からして、音声データは自分で用意する必要がありそう。

ライブラリも、ほんのちょっとはあるらしい。 :

さらに検索していたら、クリプトンから _効果音集 として喘ぎ声も含まれているライブラリが販売されていることを知った。ちゃんとした会社から、ちゃんとしたライブラリが販売されている事例もあるのか…。ただ、どのくらい数が用意されているのか不明ではあるけれど。

完全にそっち系に特化した音声ライブラリは見つからなかった。検索しても、音声ライブラリの条項で、そっちに使うなと禁止している文章しかヒットせず。

ふと思ったが。禁止してる人達の脳内には、そっち方向のゴイスな使い方が見えているのだろうか? だから禁止している? だったら、なんでソレを使って商売しないのだろう…? 禁止されてるこっち側は、使い道すらなかなか思いつかないのに。なんだかもったいない。

さらに妄想。 :

もしかして、フォーマットさえ決めておけば…。ある種類の音声再生に特化したソフト+音声ライブラリという組み合わせで、極めて小さいながら、市場やコミュニティが成立したりしないか。要するに、UTAU + 音源ライブラリの えっち系 そっち系版、みたいな。

UTAU は、用意すべき音声の種類が決まっているから、音源ライブラリだけ作る行為も可能になったし、音源ライブラリ変更という行為も可能になった。そこが重要なのだと思う。

一般的なソフトは、ソフトの作者様しか、成果物の提供ができない。しかし、ソフトが使用するデータを作って公開することが可能になると、ソフト作者様以外の人も、ある種の開発に参加できる。そして、コミュニティが広がっていく。

UTAUの、あの展開は、大変参考になりそう。

もっと昔を思い出せば、つまりは日本ファルコムのソーサリアンみたいなもの? いや、ソーサリアンは、フォーマットを決めて追加商品を出せたけど、一社でやってたから打ち止めになった例、なのかな。よくわからない。

もう少し妄想。 :

鳴らすためには大量のwav群が必要、という前提で考えてきたけど。そもそも、音声自体を自動生成できないだろうか。AquesTalkみたいに、最低限のデータだけ用意して…。

難易度高過ぎか。ただ、自由度も高いはず。実際に声を出している人が存在しないから、他者の心情を気にしなくて済む。どんな声も出せる。でも難易度高過ぎ。何十年もかかりそう。

…まあ、こういうくだらないことを考えました、とメモ。実現は色々と難しい予感。

以上です。

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