mieki256's diary



2012/06/10() [n年前の日記]

#2 [game][neta] 耳のベンチマークをとるアプリってないのかな

自分の耳に自信がない。スペックを測れないものか。

信憑性が怪しくても、数値で「見える化」するだけで違う気もする。線量計で空間放射線量を測ったら、それだけでも結構安心できたし。耳も同じはず。

どういうアプリになるんだろうか。ちと妄想。ズッキューン。

初期設定。 :

まず、テストに使う音量の範囲を決めないといけない。「うるさい」「ちょうどいい」「ギリギリ聞こえる」の3つの音量をユーザに決めてもらい、「ちょうどいい」以下の音量でテストをする。

アプリ側は、あらかじめ絶対的な値を持って、測定音量範囲を決めることはできない。ハードウェアと設定によって、各環境の音量が大きく異なる。ユーザに尋ねて決めるしかない。

実際のテスト内容。 :

音量を変えながら異なる周波数の音を次々に再生して「聞こえた」「聞こえない」を選ばせる。健康診断だか身体測定だかでやってたアレを、自動化、精度向上、回数を増やす感じ。これでおおよそのグラフが描けるし、得点算出のためのデータも得られる。

ノイズ聞き取りのテストもできそう。クリックノイズ、ヒスノイズ、色んな種類のノイズを扱う。ノイズ入りの音とノイズ無しの音を聞かせて、ノイズがあるほうを選ばせる。

絶対音感や相対音感も測定できるかも。鳴った音がどの音階か選ばせる。間違えた回数でスコアを算出。

同時に何音鳴っているか、測定することもできる…のかな? そういうのって聞き分けられるものだろうか?

リズム感も測定できるかしら。今ちょっとずれたと思ったらボタンを押す、とか。

耳を測定してるのか、脳を測定してるのか、怪しくなってきた。

結果の扱い。 :

スコア結果の扱いは注意しないといけない。耳だけのベンチマークではなく、耳+再生ハードウェアのベンチマークであることを、ユーザに認識してもらう必要がある。

100円ショップで買ったヘッドフォンと、5万円するヘッドフォンで試したら、あるいは、異なるメーカのスマホで試したら、数倍異なるスコアが出てきた、てなことはあり得る。ハードウェアの再生スペック、周波数特性が大きく異なれば、必然的にそういう結果になる。となると、異なるハード上で動かして試せたほうが都合がいい。Webアプリとして作ったほうがいいだろうか。ブラウザの性能差が絡んでこないかな?

音のまろやかさ、ふくよかさ云々とは一切関係ないことも主張する必要がある。あくまで、聞こえるか聞こえないかを0/1でカウントして数値やマップにしただけ。音の美しさとやらが分かる/分からない耳、という話にはならない。

ただ、アプリの作り方次第では、まろやかさ云々の正体に近づける可能性がある。どっちの音がまろやかですか? と尋ね続けることで、特徴が見出せるかも。「貴方は高い周波数がカットされるとそれだけでまろやかと思うようです」とか。「毎回異なる音をまろやかと答えていますね。傾向がさっぱり分かりません。全て貴方の気分の問題ではないでしょうか」とか。

既にありそうな気がする。 :

作ろうと思えば作れそうな気がしてきた。ということは、誰かがもう作ってる。ジョークソフト扱いでもイケそうな気もするし。

メーカが商品を売る際の宣伝にも使えそう。もっとも、周波数特性をスコアで表した、という話でしかないけれど。…あの周波数特性グラフを、何か一つのスコアにまとめるのは難しい気がする。低域、中域、高域でスコア表示する、ぐらいは必要だろうか。

以上です。

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