mieki256's diary



2007/11/14(水) [n年前の日記]

#6 [anime] 録画してたシルクロード少年ユートを見てたのだけど

各カットに関して、モーションをつけてる人の力量(?)に、かなりの差があるような印象を受けたり。各キャラクターに対し、 一番最初の事例は、新人さんが作業してるとか、単に時間がなかったとか、そういう理由もありそうだからアレとして。一番最後の事例も、セルアニメのソレと目指すベクトルは変わってないので目標は見えるからアレとして。2番目の事例を目にして、なんだか考え込んでしまった。たぶん、「ちゃんとやろう」としてるんだろうけど、何かが違う。その「何か」が何なのかは判らないんだけど。

モーションをつける人が、演出(?)を意識してるかどうか、てのもモーションの出来に関係がありそうな気もした。たとえば、本編中で、馬を追いかけようとした兵士が上司に呼び止められ振り向く、というカットがあったのだけど。該当カットでは、兵士が単にくるりと振り向くだけの動きで。まあ、一応それで、「上司に呼び止められて振り向く」という記号的な映像は出来てはいるので、仕事はこなせています、ということになるんだろうけど。しかし…。

走り出そうとして前のめりになったところで急に声がかかって、体のバランスを崩しながら「一体何スか!」的にムッとして振り向くとか。声を耳にしていったん踏みとどまってからけげんな感じでゆっくり振り向くとか。馬を追いかけたい気持ちはまだ残ってるので体は振り向かず顔だけ上司のほうを向くとか。動きをつけるにしても、いろいろありそうだよなと。…なんてことのないシーンだし、動いてるのも雑魚キャラ(?)だし、たぶんそういうカットはコンテにこれといった指示もないだろうしで。最低限の記号が画面に出てればそれで十分でしょ、とも思うんだけど。ただ、頭の中にそういう動きをイメージできるんだけど時間がないから仕方なく記号でひとまず、で仕上げてるのと、最初から記号しか浮かばないから記号的動きしかつけませんでした、てな仕上げ方では、その後の当人の伸び具合(?)に違いがでてきたりするのかなぁ、てな勝手な想像と余計な心配を。…キャラそのものを描かなくていい状況になったのだから、アニメーター(?)がアニメーターとしてその能力を発揮できるのは、もはや「動き」だけだろうけど。そこで、記号を提示するのみの人材である・そういう人材が多数だとしたら、なんだかこのジャンルも先行き暗いかもなぁ、とかそんなことをぼんやりと。

つーかスケジュール的に厳しくなってきてそんな細かいこと一々考えてらんねえよ、てのが実際なんだろうな。などと想像しながら見ていたりもするんですが。これが人形劇であれば、自分の手足の動きが(素直に伝達されないにしても)即座に人形に伝わるから、「こうかなぁ、いや、これかなぁ」などと考えながら動かせるんだろうけど。3DCGの場合、ポーズを思い描いたその後に、それを各関節に対するx・y・zの回転角度に解析・分解していくという脳内作業が入ってくるだろうから大変そうだよなとかそんなことも。つーか実質的には立体アニメ・人形アニメの作業と変わらない気が。各ポーズ間をPCが補間生成するとか(IKも含まれる?)そういう援護射撃はあるんだろうけど、それでもキツ過ぎる。…何かもっと直観的にモーションをつけられる技術が確立しないものか。などと、件の作品映像を眺めながら夢想してしまうのでした。夢想したところでどうなるもんでもないけど。

以上です。

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