2007/09/16(日) [n年前の日記]
#4 [anime] _WebLab.ota - 世代間で共有するアニメが日本では流行らない
コメントで「何故か日本の企業やエスタブリッシュメントは情報を共有しようとしない」といったことを書いた.また「何故か日本の業界はアメリカと比べて,新しい価値観を持った人々を排斥しようといった動きが強い」といった旨も書いた.興味深い話。
しかしこういった新しい価値観(自分とは違う価値観)や共有の財産にしようといった動きに対してネガティブに捕らえるのは,企業やエスタブリッシュメントや業界だけでなく,オタクも含めた日本人全体の持つ資質に問題があるのかも知れない.
もちろん”萌えのデータベース化”による萌えの共有やニコニコ動画を含めむ「一緒に楽しむ」といった価値観を持った人々が多いオタクは,どちらかというと情報の共有化や新しい価値観に対して寛容であると思っていたのだが,そういった面ばかりでもないのかも知れないなぁと考えている.
◎ _WebLab.ota - ハイブリッドP2Pを使ったアニメビジネスを考えてみる :
この記事へのツッコミ
[ ツッコミを読む(2) | ツッコむ ]
以上です。
『好きなキャラの攻受が異なるだけで、大親友だったはずの女友達同士が流血事件を起す』
ぐらい嗜好品だから、世代間を越えて共有化は難しいだろうと。
つーか、アメリカの場合「スーパーマン」とか原作漫画だけど、日本みたく漫画雑誌掲載じゃなくて
新聞の日曜版に掲載されてたハズ。元々、購買層が違うし単純比較出来ない。
又、日本の場合、映画という表現手段が難問なので、本当は自主制作映画として作りたいネタだけど、
キャストも小道具も機材も予算も時間も無いので断念して、仕方なしに
一人でシコシコと漫画書いて漫画賞に送る、、、。みたいな
クリエイターが漫画業界に集中しちゃう状況もねあるよね。
> 新聞の日曜版に掲載されてたハズ。購買層が違うし単純比較出来ない。
なんと。新聞掲載の漫画だったとは…。これは勉強になりました。
なるほどなぁ…。たしかに比較は難しいものがありそうですな。
映画制作に関して障害が多い→漫画業界が発展、というのもなるほどです。
実際、漫画家として成功した後、
映画制作に注力した作家も何人か思い浮かびますし、
やはり、できれば映画を作りたかったけど…的な理由で
漫画を描いてたんだろうなと想像しますな。