2005/06/22(水) [n年前の日記]
#4 [digital] _私的録音録画補償金、初の返還決定 DVD-R 4枚 8円
8円、お返しします――。創設以来13年間、ほとんど知られていない返還金制度が初めて機能することになった。
家族の姿を録画したという人からの、DVD-R 4枚分の補償金返還を求める書類は、80円切手を張った封筒で送られてきたという。
SARVH事務局は請求者は明かせないとしているが、事務局とのやりとりの中で、制度が知られていないことや、請求者が請求費用を負担するおかしさなどを指摘していたという。事務局は「払わなくてよいものを払わされているとの不満があったのではないか」と話している。気になる話。メモ。
ちょっと気になったのは、
録画補償金は録画機材の卸値の1%程度で、04年度で計14億7000万円。機材メーカーから私的録画補償金管理協会(SARVH)が集め、テレビ番組の制作者ら著作権者に分配する。他人の著作物の複製に使っていないことを証明すれば消費者に返されることになっており、SARVHは21日、関係団体と有識者でつくる返還委員会を開き、DVD-R 1枚で1円87銭、繰り上げて計8円の返還を決めた。この話。補償金は「著作者に支払われる」のだよね?
自分、フリーソフトなんかをDLしたとき、DVD-R や CD-R にバックアップしたりしてるのだけど。この場合、フリーソフト作者達が著作者になるのでせうな。すると、それらフリーソフト作者達には、SARVH から補償金が、きっちりと分配されているのでせうか? 分配されるとしたらどんな計算になるのだろう。DLしたzipやlzhのバイト数で計算されるのだろうか。
と思ったけど、そもそも自分、データ用のDVD-R・CD-Rしか買ってなかった(爆) ということは、DVD-R購入時に録画保証金は取られてない = SARVH はフリーソフト作者達には分配しなくていい、ということになるのだろうか。…でも、それはそれで、なんか変。映像・楽曲と、プログラムでは、著作者の扱いが異なるということだろうか。…無料で使えるプログラムだから、異なるのだろうか。であれば、無料で観賞できる映像・楽曲も、私的録音録画補償金をかけられるのはおかしいという話になりそうな。
というわけで、なんか色々とおかしい気はするのだけど、考えがまとまらない自分なのでした。
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以上です。