2005/06/15(水) [n年前の日記]
#13 [seiji] _資本主義はなぜ強靱であったか。社会主義はなぜ無効になったか。
大学時代、「マルクス・レーニン主義を勉強しよう」と周囲に薦められたのだけど、何がなんだかチンプンカンプンだった自分。ということで。ざっと眺めてみたものの、やっぱりチンプンカンプン。が、とりあえず、現実には想定範囲外のことが色々発生した、らしきことぐらいはなんとなく判った。ような気にはなった。…日本共産党は大変だな。導入すれば理想的な動作をするはずだったプログラムには、どうやらバグがあることだけは判ってる。となれば、自分達でパッチを当てるか、あるいは最初からソースを書き直す必要が。使う人だったつもりが、作る人になっていきそうな予感。いや。もうなってるのかもしれないけど。それに比べると、靖国神社に参拝するような種類の政治家さんたちは気楽なほうだろうなぁ。使う人のまま、だろうし。てなことをなんとなくぼんやりと思ったりして。
_(via 読書記録ChangeLog)
この記事へのツッコミ
[ ツッコミを読む(4) | ツッコむ ]
以上です。
むしろ「保守の人」の方が、シンプル&確実動作のプログラムを、時代や状況に応じて
2600年ほど、拡大解釈とか新解釈とのパッチ当て続けて使ってる感じ。
でもって「革新の人」の方は、多機能で効率的な新規プログラムを一応作ったが、
実行できる「世論と言う名のCPU」の処理速度が追いつかず、実現化にはまだまだ先、、、みたいな。
社会主義つーか共産主義が根付かなかった理由の一つに、旧来の価値観を全否定しちゃう
部分があって、旧勢力(特に宗教関係者)の反発が大きかったとか。やっぱ旧来の財産たる
文化や思考を包容するモノでないと世間には受け入れられないらしい。
新たなメディア&フォーマットを作り続けたにも関わらず、旧来の文化を切り捨てて負け組に転じたセガ。
方や、新機種ながら旧来のソフト資産を流用出来るハードを提供しつづけて来た
ソニーや任天堂の勝ち組、それらにも通じる理屈ですな。
なるほど、言われてみれば、たしかに…。
結局のところ、あてる対象が違うだけで、
どちらもパッチをあて続ける人、なのかもですな…。
> 「革新の人」の方は〜実行できるCPUの処理速度が追いつかず
なんだか「Multics」を連想してしまいました。(;´Д`)
すると「保守の人」が使ってるのは「UNIX」だろうか。
いや。なんとなくだけど、「DOS」「Windows」のような気もする。
…「革新の人」は、「Multics」を参考にしつつ
これから「UNIX」を作ることに、みたいな感じだったりして。
> 旧来の財産を包容しないと世間には受け入れられない
なるほどなぁ。急激な変化より、少しずつ変化させてくほうがヨサゲ、
ということですかな。もしかして、急がば回れ、みたいな。
> セガ=旧来の文化を切り捨て、ソニー&任天堂=旧来の資産を流用
ややや。個人的には、それは完全に逆だと思いますが…
まあ、そのへん書くと長くなりそうなので、いずれ別記事で…
で、「革新の人」が win それも Ver. 3.1 以前の、海のものとも山のものとも解らなかった頃の。
>ややや。個人的には、それは完全に逆だと思いますが…
そうなんですか、知らなかった。別記事に期待。
おお。なんかそっちのほうが合ってるような。
革新の人達の理想とするモノって、現状のシステムの発展系だから、
DOS→Winの移行のほうが喩えとして合ってる気もしますな。なるほどなぁ…