2005/05/13(金) [n年前の日記]
#3 [jiji] _小林監督の「バッシング」に大きな拍手 カンヌ映画祭
南仏カンヌで開催中の「第58回カンヌ国際映画祭」で12日、コンペティション部門での日本からの出品作品、小林政広監督(51)の「バッシング」(公開未定)が上映された。「バッシング」は、イラクの人質事件をモチーフに、中東の戦時国で人質となり、解放後、社会から非難を受けている女性ボランティアと家族の姿を描く。g氏から教えてもらった。なるほど。こんな映画があったのですな。
◎ _『バッシング』は、こうして作られた :
どうやら監督さん自身が、Webで件の作品について語ってるらしく。
ただ問題は、金だった。そりゃそうだろうなぁ…。国は、こういう映画の誕生など望んでないだろうし、場合によっては中絶すらさせたがってたかも。などと想像。
今、この企画をどこかに持って行っても、制作費の調達は難しいと思った。
実際、いくつかの会社に、台本を送ってみた。
でも、なしのつぶてだった。
ならば国の助成を受けて、作ろうかと思い、台本を添えて、申請した。
しかし、案の定、不採択の知らせが来た。
20日のあるスポーツ紙で、『バッシング』がカンヌへの出品が決まったとの記事の中で、高遠菜穂子さんをモデルにしたとの記載があったが、これは、大きな間違いで、ボクは、そんな不遜なことはしていない。
高遠菜穂子さんが味わった精神的苦痛がどれほどのものかボクは、知らないが、少なくとも、『バッシング』で描いた高井有子の苦痛の何百倍、何千倍のものではないかと思う。
現実は、あんなものではなかつたはずだ。
この映画には、フィクションテロップが入っている。
映画がフィクションであるのに、あえてフィクションテロップを入れたのは、そのことに所以している。
◎ _小林政広監督カンヌへ :
監督さんについての解説記事、になるのかしら。
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以上です。