mieki256's diary



2013/10/27() [n年前の日記]

#2 [anime] キルラキル、3〜4話を視聴

1〜2話を見て、凄いアニメが始まったなと思ったけれど。3〜4話を見て、やっぱりとんでもないアニメだなと…。どこかで誰かが、「会社を潰すつもりで作ってるアニメだ!」と評してたけど、本当にその通りのアニメかもしれないと思えてきたり。

比較的シリアス、かつ、燃える展開を見せてくれた3話も、かなりとんでもない出来だと思ったのだけど。個人的には、4話に、より強い衝撃を受けてしまったり。

4話はいわゆるギャグ回。ほとんど全てのカットで枚数削減を狙った手管が駆使されているので、瞬間瞬間を眺めると、おそらく人によっては「なんだこの手抜きアニメは」と怒りそうな作りなのだけど。その代り、物量が常軌を逸していて…。まるでマシンガンのように、カットも会話も次々に切り替わっていくというか…。

なんとなくだけど、今の技術とセンスで「テレビまんが」「TV紙芝居」を全力で作ったらここまでイケルんだぜ、というお手本と言えそうな回、だったような気がしてきたり。あるいは、リミテッドアニメが本来有していた精神性ってこういうノリだったのかもしれないなあ、とも思えてきたり。2コマじゃツラいから3コマ撮りで、みたいな表面的な模倣ではなく、見せ方・楽しませ方からしてこんな風に全然違ったのかも、と。

以前、新房総監督の物語シリーズを見た時に、実写畑から紙芝居と馬鹿にされてきた手法だって、本気で取り組めばここまで高いレベルに行けるのだなあ、と感心したのだけど。シャフト荘のおじさん達に負けず劣らず、TRIGGER荘のおじさん達も、とんでもない紙芝居を作ってきたなと…。手法は紙芝居だけど、どこからどう見ても、これは立派な映像作品・総合芸術だよなと。

更に感心させられたのは、各カットのキャラの表情の豊かさで。絵描きさんがそのへんの紙にサラサラと描いた落書きみたいなノリなので、整った作画とは言えないのだろうけど。その代わり、感情や勢いがストレートに伝わってきた印象で。この域には、3DCGは到達できてないなと痛感させられたり。手描きは、どの線を省いて、どの線を残すか、取捨選択ができるけど。3DCGではそんなこと無理なので、不要な線も平気で描画して、その分重要な線が埋没してしまう。漫画絵もアニメ絵もデフォルメができることが強みだけど、その点に関して、手描きの強さ・3DCGの弱さを思い知らされたりもして。

しかしコレ…最後まで持つのだろうか…。まあ、万が一途中で力尽きても納得してしまいそう。TVアニメというマラソンのスタートのはずなのに、TRIGGER荘のおじさん達だけ奇声を上げながら100m走の勢いで走り出しちゃったよ! てな印象も。それはそれでアリ。見てる人を楽しませてナンボの商売だし。

ふと、宮崎駿監督が、「アニメ業界で若手がなかなか育ってない」等をボヤいてるソレを思い出したり。そんなことないよなあ…。スタジオジブリ内ではお先真っ暗な感じが続いてるのかもしれないけど、ジブリとは別のスタジオでは、こんな風にめちゃくちゃやんちゃな後輩達が暴れているのだから、別に心配しなくても、と思えてきたりもして。

以上です。

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