mieki256's diary



2013/10/13() [n年前の日記]

#1 [unity] RaycastAllでハマった

Unityのスクリプト上には _Physics.RaycastAll というメソッドがあって。伸ばしたレイ(=光線)と交差する全てのポリゴンを ―― ポリゴンとの交点情報( _RaycastHit )を全て返してくれるので、コレを使って地形モデルとのアタリ判定ができないかなと実験してたのだけど。思ったように行かなくてハマったり。

以下のような地形モデルを作って実験。
地形モデル

空中に足場がある地形モデルなわけだけど、その空中の足場から、下に向かってレイを出せば、足場+地面で、交点情報が2つ以上返ってくるはず。 てな感じの判定が可能なるはず。

ところが、何度試しても、交点情報が1つしか返ってこない…。

調べてみたら、どうやらこの RaycastAll ってのは、レイと交差した「オブジェクト」の個数分、情報を返すようで。地形モデルは1つのオブジェクトだから、交点情報を1つしか返してこないのは仕様通りで。試しに足場オブジェクトを2つ3つ置いて試したら、ちゃんと2つ3つ返ってきた。

しかしこのままでは、空中の足場の交点しか得られない。

空中の足場は別オブジェクトとして ―― 地面のFBXモデルとは別のFBXモデルとしてエクスポート/インポートする、というやり方も試してみたのだけど。たしかにそれなら思った通りの結果が得られる。が、エクスポート/インポート作業が面倒臭くて。やはり地形モデルは1つにしておきたい。

仕方ないので、 _Physics.Raycast を使って、何度もレイを出し直すやり方を試したり。何かと交差していたら、その交点から少し先に進んだ場所から、またレイを出し直す。それを、何一つぶつからない状態になるまで繰り返す。
    RaycastHit[] GetRayCastHits(Vector3 pos, Vector3 vec, float dist) {
        Vector3 ofs = vec.normalized;
        ArrayList a = new ArrayList();
        RaycastHit hit;
        while (Physics.Raycast(pos, vec, out hit, dist)) {
            a.Add(hit);
            pos = hit.point + ofs;
        }
        return (RaycastHit[])a.ToArray(typeof(RaycastHit));
    }
これなら、1つの地形モデルオブジェクトに対しても、望む結果が得られた。処理は重くなってそうだけど。

後は足場から降りる処理を書くだけ。と思ったけれど、これを書いてる途中で気がついた。これでは、敵キャラや敵弾やプレイヤーの弾が足場の下に居た時も、そいつらを足場として判定しちゃいそうだな…。どうしよう…。

#2 [comic] 漫画本をいくつか読んだ

妹が以下略。

「コスメの魔法」(あいかわももこ著)、8〜16巻。 :

よくまあここまでネタを思いつくものだなと感心しつつ読んだり。まあ、それは、美味しんぼあたりもそうなのだけど。なんかこの調子だと、宇宙大戦争をしているエイリアンすらコスメで和解させられそう。…それは番外編ネタかな。

ほとんどの女性は、これほど大量の知識・技術を獲得しないと日常生活を送れない、てなあたりを考えると、なんだか申し訳ない気持ちに。男は、それに代わる別の知識・技術を獲得するための努力をしてきただろうか。男って怠け者だなあ…。いや、自分が思いつかないだけで、実は別の何かをちゃんと勉強していたりするのだろうか。…例えば鉄道オタクさんや野球ファンなどは自信を持って「俺はこういう知識を獲得してきたぞ」と言い張れるのだろうけど。

「RDG(漫画版)」(原作:荻原規子、キャラ原案:岸田メル、漫画:琴音らんまる)1〜2巻。 :

アニメ版しか見たことがなかったのだけど、漫画版も初めて目を通したり。

アニメ版を見ていた時はなんだかちょっと設定がよくわからない感じの作品に思えたけれど、漫画版を読むとなんだかちょっと分かったような気になってきたり。なんでだろ。読み返すことができるから、だろうか。それとも、アニメ版を見たことで設定がぼんやりうっすらと頭の中に入ってるから、だろうか。

絵がめちゃくちゃ上手くて感心。最近の漫画家さんは、とにかく絵が上手いなあ…。とんでもねえなあ…。

「テルマエ・ロマエ」(ヤマザキマリ著)、6巻。 :

「テルマエ・ロマエ」って完結してたのか! てっきり、まだまだ連載中の作品と思ってた…。道理で、原作者があちこちのTV番組に登場してたわけで。連載中なのによくそんな時間があるなと勘違いしたまま心配してたけど、一区切りついてたのですな。

こうして見ると、実写映画版のストーリーって、それほど原作から乖離してたわけではなかったのですね。

「君に届け」(椎名軽穂著)、17〜19巻。 :

由緒正しい少女漫画だった。これぞ少女漫画。これはこれでよし。全然OK。

「進撃の巨人」(諫山創著)、6巻以降。 :

アニメ版1期の最後のシーンからちょっと先に進んだところで読むのを一時停止。なんでもそうだけど、アニメ版や実写版を見てから漫画原作を読んだほうが美味しいので…。

漫画原作を先に読んでしまうと、無意識に、自分にとっての理想的な映像を頭の中で作ってしまい、後からどれほど優れた映像作品が出てきてもダメ出しばかりする人になってしまう。一旦頭の中をリセットして映像作品を見れる技を持ってる人なら「漫画→映像」の順でも楽しめるだろうけど。凡人はそんなことできないので、その作品を美味しく頂きたいなら「映像→漫画」の順で触れることに徹するべし。てなわけで、続きがとても気になるけれど、ここで一旦読むのをやめておこうと。

それはともかく、絵がグングンと上手くなっている印象。迫力も増してきたような。

連載してれば大体の人はこうして絵が上手くなっていくものだよなあ…。だから、デビュー前やデビュー直後の作家への評は、絵の上手下手よりも、ネームを重視しないといかんのだろうなと。ていうか漫画の肝はネームであって、絵ではないよなと思うわけだけど。…まあ、ネームの上手い原作者と、絵の上手い作画担当が組んだ時が、隙の無い商品を出せそうな気もしますが。

以上、1 日分です。

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