2013/10/17(木) [n年前の日記]
#1 [unity][anime][neta] 2Dゲームと3Dゲームのジャンプの解釈で悩んだり
Unityでアクションゲームっぽい動作を書いていて気になったことがあったのでメモ。
この話、「3DCGゲーム全盛のこの時代に今頃何を言ってるんだ?」とdisられそうな気も。PS1、SS、N64が出てきた頃に、それぞれ悩んで、世間様はとうの昔に解を見つけているはずの話なので、「20年間、お前の時間は止まってたのか?」と叩かれそう。…PS1等が出たのって、もう20年ぐらい前だよね? なんだか落ち込んでくるなあ…。そんなに時間が経ったのか…。
それはともかく。2Dゲームの場合、以下のような操作仕様があって。
これを3DCGゲームでやろうとしたら、なんだか妙なことに。
「…お前は一体、何を突き抜けて、何に乗っているんだ?」という気がしてきたり。
「いやいや、それは解釈がおかしい。本当は奥に向かって飛んでいるんだ」という考えもありそうな。
でも、これもこれでおかしい。2Dゲームで言えば、これは「ライン移動」だよなと。ライン移動してるのに、敵や敵弾がプレイヤーキャラに当たったり、自弾が敵に当たるのは、やっぱりおかしい。
てなわけで、2Dゲームってこういうところでも独特の表現を獲得してきたジャンルなのだなと再認識というか。
漫画やアニメ、もちろん実写映画でも、こんな不可解なジャンプの挙動を見せる瞬間はないわけで。こんな謎ジャンプが許されるのは、2Dゲームの中だけでしょう。子供の頃から何も考えずに遊んでたけど、よく考えてみると、2Dゲームって奇怪・珍妙な映像表現の宝庫だったのだなあ、と思えてきたのでした。
それはともかく。どうすりゃいいんだ、コレ。
この話、「3DCGゲーム全盛のこの時代に今頃何を言ってるんだ?」とdisられそうな気も。PS1、SS、N64が出てきた頃に、それぞれ悩んで、世間様はとうの昔に解を見つけているはずの話なので、「20年間、お前の時間は止まってたのか?」と叩かれそう。…PS1等が出たのって、もう20年ぐらい前だよね? なんだか落ち込んでくるなあ…。そんなに時間が経ったのか…。
それはともかく。2Dゲームの場合、以下のような操作仕様があって。
- ジャンプボタンで、頭上の足場に飛び乗れる。
- 下キー+ジャンプボタンで、足場から真下に降りられる。
これを3DCGゲームでやろうとしたら、なんだか妙なことに。
「いやいや、それは解釈がおかしい。本当は奥に向かって飛んでいるんだ」という考えもありそうな。
てなわけで、2Dゲームってこういうところでも独特の表現を獲得してきたジャンルなのだなと再認識というか。
漫画やアニメ、もちろん実写映画でも、こんな不可解なジャンプの挙動を見せる瞬間はないわけで。こんな謎ジャンプが許されるのは、2Dゲームの中だけでしょう。子供の頃から何も考えずに遊んでたけど、よく考えてみると、2Dゲームって奇怪・珍妙な映像表現の宝庫だったのだなあ、と思えてきたのでした。
それはともかく。どうすりゃいいんだ、コレ。
◎ スーパーマリオは結構しっかりしていた気がしてきた。 :
そういや、スーパーマリオはこのへんしっかりしていたなと思い出したり。
例外は、彼が死んだ時だけ。その時だけは、あらゆるものを突き抜けて、どこまでも下に落ちていく。生者の世界と死者の世界は物理法則が違うのだ、霊体になれば現実世界の物質も貫通できるのだ、てな意味合いを持った表現だったのだろうか。でも、霊体マリオの動きにも重力加速度は影響するんだよな…。
考えてみれば、彼が死後、下に向かって落ちていく点も興味深い。例えば海外のカートゥーンアニメでは、キャラが霊体になるとえてして天へと昇っていく ―― 天使が周囲にまとわりついて神が居る世界へと導かれるのが定番だけど。しかしマリオは、死後、上ではなく、下に落ちていく。
何故、下なのか? 下には一体何の世界があるのか?
ここに、欧米人と日本人の、死後の世界、あるいは人間の業に対する捉え方の違いがあったりするのではあるまいか。あるいは、映画やTV番組等の映像コンテンツとTVゲームの間には大きな文化の違いがあるのだろうか。
何にせよ、そんな感じで、スーパーマリオは色々な面でしっかりしていのだなあ、と。
ああ、いや、言いたいことはわかります。「どうして何もない空間にブロックが浮いているの?」「どうしてキノコを食べると大きくなるの?」…そうですね。「どこが『しっかりしている』んだよ!」って感じですねハイ。
ブロックの謎はわからんけど、キノコは…アレは毒キノコという説をどこかで聞いた記憶が。毒キノコを食べて自分が巨大化した幻覚を ―― マリオの精神世界を我々は目撃しているのだ、現実世界の彼はキノコを食べた瞬間その場でばったり倒れて実は一歩も先に進んでいないのだ、とかなんとか。
スーパーマリオって、奥が深いな…。
- ジャンプしても、ブロックに頭をゴッチンコ。
- 頭をぶつけるほどに硬さも厚みもあるブロックから真下に降りられるわけもなく。降りるときは、端まで行って横方向に飛び降りないといけない。
例外は、彼が死んだ時だけ。その時だけは、あらゆるものを突き抜けて、どこまでも下に落ちていく。生者の世界と死者の世界は物理法則が違うのだ、霊体になれば現実世界の物質も貫通できるのだ、てな意味合いを持った表現だったのだろうか。でも、霊体マリオの動きにも重力加速度は影響するんだよな…。
考えてみれば、彼が死後、下に向かって落ちていく点も興味深い。例えば海外のカートゥーンアニメでは、キャラが霊体になるとえてして天へと昇っていく ―― 天使が周囲にまとわりついて神が居る世界へと導かれるのが定番だけど。しかしマリオは、死後、上ではなく、下に落ちていく。
何故、下なのか? 下には一体何の世界があるのか?
ここに、欧米人と日本人の、死後の世界、あるいは人間の業に対する捉え方の違いがあったりするのではあるまいか。あるいは、映画やTV番組等の映像コンテンツとTVゲームの間には大きな文化の違いがあるのだろうか。
何にせよ、そんな感じで、スーパーマリオは色々な面でしっかりしていのだなあ、と。
ああ、いや、言いたいことはわかります。「どうして何もない空間にブロックが浮いているの?」「どうしてキノコを食べると大きくなるの?」…そうですね。「どこが『しっかりしている』んだよ!」って感じですねハイ。
ブロックの謎はわからんけど、キノコは…アレは毒キノコという説をどこかで聞いた記憶が。毒キノコを食べて自分が巨大化した幻覚を ―― マリオの精神世界を我々は目撃しているのだ、現実世界の彼はキノコを食べた瞬間その場でばったり倒れて実は一歩も先に進んでいないのだ、とかなんとか。
スーパーマリオって、奥が深いな…。
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以上です。