mieki256's diary



2013/10/05() [n年前の日記]

#2 [anime] 「とある科学の〜」最終回を視聴

参りました。なんかめっちゃ詰め込んできたというか、盛って盛って盛りまくった感が。お祭り感パねえス、みたいな。

本編中でOPが流れてくるあたりにグッときました。長井監督は「あの花」「あの夏」でそのあたりの使い方が上手かった印象があるので、なるほど今回も上手いなあ、これはクルなあ、と。でも、さすがに2回目・3回目は「…え? また?」と思ってしまったけれど。それでも 曲の中盤ぐらいでやっぱりテンションが高まってしまっている自分を自覚できたりもして、これはこれで良し、全然アリだわ、とも。 どの曲も比較的ノリノリでイケイケな曲が多かったから、見事に展開をブーストできていた印象。自分は1期を未見なのでアレですけど、twitterを眺めてたら、1期を見てた人には「キター」って感じだったりもしたようで。作戦成功、だろうなと。まあ、こういう策を「安直」云々とdisってる意見も見かけたけど、よりグッドな代替策も思いついてないのに禁じ手ばかり増やして結果盛り下がる見せ方をしちゃうより、こういうソレでグイグイ押してくほうがまだアリではと。使えそうな技はなんでも使うべき。みたいな。

中盤、美少女をとにかく酷い目に合わせるルール大会絶賛開催中だった頃に、「ああ、もうこういうのはいいですわ」という気分になって、その後は流し見程度だったのですけど。最後に 全部繋げてくると知ってたら…。これはもうちょっと真面目に見ておくべきだったかなと少し後悔したりもして。TVアニメは最後まで見ないと分かりませんな…。

何にせよ、とにかく盛り上げてくぞー、という姿勢がビンビンに伝わってきたような気がするので、かなり好印象なのでした。やりたいことが明確で、方法も合ってたのだから、これを褒めずしてどうするよ、と。

そして、スタッフロールを見てビックリ。吉野脚本だったのか…。なんだか納得。こういう話が書けるあたりが強みなのだろうなと。お祭り感溢れるソレって誰でも書けるものではないだろうと思うので、アニメ業界にとっては貴重な人材なのだろうなと想像したり。

以上です。

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