2012/02/14(火) [n年前の日記]
#3 [zatta] どんな道具を使って描いてもいいよなあ
録画してたNHK教育の番組、「あなたもアーティスト 増山修のアニメ流風景スケッチ術」(だったっけ?)を、少しずつ消化しているのだけど。
番組中、「定規」を使って透視図を描いた後、余計な線を「消しゴム」で消していく、その作業手順を見て。「ですよね! それでいいですよね!」と盛り上がってしまったり。
当時どういう理由があったのかわからんけど。自分、義務教育時のその手の授業内で、「絵を描く時に定規を使うな」「絵を描く時に消しゴムを使うな」という教育を受けてしまっていたので。後になってから、「なんでそんなことを児童に強制してたんだろう…」とゲンナリしていたわけで。だから、番組内でスイスイと、定規や消しゴムを使って描いていくその様子を見て、胸がスッとしたという。
このあたり、「CGで作画するなんて手抜きだ」とか、「漫画家ならGペンや丸ペンで描くべき。ミリペンなんてとんでもない」とか、「スクリーントーンより手描きのほうが偉い」とか、そういうのと共通するところがありそうな気がする。何を使ってもいいじゃないか。自分に合ってる道具や手法で描けば、それでいいじゃないか。
にしても、子供の頃に、こういう先生に教えてもらっていたら、絵を描くことがもっと楽しくなったのかもしれず。技法についての知識を得ると、みるみる自分の絵がそれらしくなっていく、そんな体験をすれば、絵を描くことが楽しくて、もっと描いてみたいと思えたのかもしれない。「俺はセンスが」「俺は才能が」等の言葉の空虚さも実感できただろうし。…もっとも、技法ばかりを叩き込むような教育方針になると、それはそれで嫌になってしまう子供が出てくる予感。何事もバランスが大事、ということなのかしら。
当時どういう理由があったのかわからんけど。自分、義務教育時のその手の授業内で、「絵を描く時に定規を使うな」「絵を描く時に消しゴムを使うな」という教育を受けてしまっていたので。後になってから、「なんでそんなことを児童に強制してたんだろう…」とゲンナリしていたわけで。だから、番組内でスイスイと、定規や消しゴムを使って描いていくその様子を見て、胸がスッとしたという。
このあたり、「CGで作画するなんて手抜きだ」とか、「漫画家ならGペンや丸ペンで描くべき。ミリペンなんてとんでもない」とか、「スクリーントーンより手描きのほうが偉い」とか、そういうのと共通するところがありそうな気がする。何を使ってもいいじゃないか。自分に合ってる道具や手法で描けば、それでいいじゃないか。
にしても、子供の頃に、こういう先生に教えてもらっていたら、絵を描くことがもっと楽しくなったのかもしれず。技法についての知識を得ると、みるみる自分の絵がそれらしくなっていく、そんな体験をすれば、絵を描くことが楽しくて、もっと描いてみたいと思えたのかもしれない。「俺はセンスが」「俺は才能が」等の言葉の空虚さも実感できただろうし。…もっとも、技法ばかりを叩き込むような教育方針になると、それはそれで嫌になってしまう子供が出てくる予感。何事もバランスが大事、ということなのかしら。
[ ツッコむ ]
以上です。