2006/02/28(火) [n年前の日記]
#1 [zatta] 「経験者募集」と書かれた求人広告を見るたびに思うのだけど
その「経験者」は誰が育てているんだろう。とそんなことをぼんやりと。
皆が皆、「経験者募集」と言ってたら、「経験者」は作られないし、数が減ってくだけだよなぁ。
「経験者」を育てる企業に、何か利が生まれる仕組みがないと、社会全体が先細っていきそうな。
皆が皆、「経験者募集」と言ってたら、「経験者」は作られないし、数が減ってくだけだよなぁ。
「経験者」を育てる企業に、何か利が生まれる仕組みがないと、社会全体が先細っていきそうな。
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以上です。
「あなた作る人、私食べる人」とか
「自分が手足を動かしたらだめ、人を動かす人になる」とか
「兵隊はどんなにがんばっても敵を数十人しか倒せない。
でも俺は指先一つで万の敵を一瞬で倒すことができる」などなど。
如何においしいところだけを攫っていくか
もうそれしか考えてませんね。
少子化も根っこは同じだろうし。
「経験者」(一定の技量を保障するものではなく、比較的誰でも出来る内容で一から教える手間が省ける人)なのがポイント。
>如何にリスクを回避するか、というのが最近の風潮?ですね。
それも在るかもしれませんが、単に不景気で雇用される側よりも
雇用者側が優位な「買い手市場」になってるだけな気がします。
結局はそれでしょうなぁ。
売り手市場(?)になれば、「未経験者もOK」の文字が
たくさん見られるようになるだけ、かも。
なんとなく同感。
たしかに、少子化の問題にも繋がってくるのだな…。
教育コストがどうとかいう話ですもんねえ。
よほどのことがない限り、
労働市場が売り手になることはないと思います。
月並みな話ですが、
経済がグローバル化していますから、労働市場もグローバル化します。
そして中国、インド、ブラジル、ロシアというような
人口の多い国が次々と経済成長していく過程では
優秀な労働者の供給力が爆発的に増えていきますから、
「本当の地獄はこれからだ」(ベジータ)
なのかも。
特に製造業は覿面でしょう。
誰かも言ってたような気がしますけど、
これからは床屋さんのようなローカルなサービス業のほうが
グローバル化に巻き込まれにくい、という話もありますね。
世界の人口(千万人(比率)/累計(比率))
1位中国:131(20.1%)/131(20.1%)
2位インド:108(16.6%)/239(36.7%)
5位ブラジル:18(2.7%)/257(39.5%)
8位ロシア:14(2.1%)/271(41.6%)
この4カ国だけで全人類の4割を超えるんですねぇ…
さらに不気味なのがインドの両隣の
6位パキスタン16(2.4%)
7位バングラデシュ15(2.3%)
まで足すともう半分近くまで行っちゃいますし、
残るのは3位アメリカ30(4.6%)4位インドネシア22(3.4%)ぐらいか。
人口の上位7カ国だけで人類の半分を占めちゃうんですねぇ。
日本は9位日本13(2.0%)なのでやや苦しいか。
あー。言われてみれば。たしかにそんな空気を感じます。
「売り手市場になったら」という妄想をすること自体がナンセンス、ですな。
外国の労働者も入ってくるとなると、
「経験者」云々はさらに難解になりそうですね…。
外国のどこで経験者が育てられているのか、みたいな。
ひたすら教育を担当する、人材輸出がメインの国、
なんてのもアリになってくるのかしら。