2005/05/29(日) [n年前の日記]
#7 [web][jiji][neta] 価格コムはIT業界のJR西日本
という一文がふと脳裏に。つーか「○○は○○業界のJR西日本」って喩え(?)は色々使えそうだなと思ったのでメモ。と思ったけど今しか使えないというか、どこにも使い道がないというか。
◎ なんで急にそんなことを思い浮かべたかと言うと :
午前中、TVをつけてたら、例の脱線事故の特集が流れてて。それを見てるうちになんとなく。
都合のいいように編集されてるのかもしれんけど。それでも、無知な自分には勉強になる特集だった。
都合のいいように編集されてるのかもしれんけど。それでも、無知な自分には勉強になる特集だった。
- 既に装備されてたATS-Pでも使い方によっては充分に事故は防げた。
- そういうATS-Pの使い方をJR西日本も知っていたし、そのような運用をしてる場所も実際にあるが、「独自の判断」による設置基準・規定があった故に、件の事故現場には対策されてなかった。
- 本来ATS-Pの設置基準には「速度差」が関わってくるのに、JR西日本が「最高速度」で「規定」を作ってるあたりが謎。JR西日本は、この手の技術に対して理解できてない?
- 元々予定していたと主張するATS-SW導入計画は本当に存在してるのかなんだか怪しい。
- ATS-SW導入の計画関連文書を見せてもらえないか、と要求する記者に対し、社内資料だからダメの一点張りの姿が、ますます怪しさを倍増。
- 私鉄が、件の事故の後、ATS-Pをさらに活用・対策を打っているが、自主的に対策を打たず、「国土交通省が設置基準を出してくるのを待ってる」と言い続けるJR西日本の姿がなんというか。
*1: まあ、一番最後のはアレだけど…。私鉄より場所が広いからコストがかかるだろうし。少しでもダイヤをアレにしたいだろうし。故に余計なことはしたくないんだろうけど。そのへんの事情は判るような気もする。かといって肯定できることではないとも思うけど。でも、駅員を線路に突き落とす、そんな利用客が居るようなヤバイ地域だしなぁ…。「安全にしました」「その代わり時間がかかります」なんて言ったら、利用客から何されるかわからんのかも。嘘。
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以上です。