2017/06/29(木) [n年前の日記]
#2 [raspberrypi] Raspberry Pi3のオーディオノイズが気になるならUSBオーディオを追加すべきかも
色々な記事を眺めてるうちに、Raspberry Pi3本体のサウンドデバイスのノイズ対策を試みてもあまり意味はないのかもと思えてきたり。
というのも、効果が無かった AV-35AD02BK の値段を考えると…千円前後のUSBオーディオだって買えちゃうよなと。似たような出費額なら、USBオーディオを入手してつけてしまったほうが、効果が期待できるし、話が早いのかもしれないなと。
_Raspberry Pi 3 で録音する
_Raspberry Pi のオーディオ・デバイスを指定して音を再生する。 - それマグで!
_Raspberry Pi で Plugalbe USB オーディオ変換アダプタを使用する方法 | Plugable
_高感度マイク&アンプ〜離れた場所の音も拾いたい | Raspberry Pi 研究室 | Feijoa.jp
色々眺めた感じでは、どうやら CM108 が載ってるUSBオーディオなら Raspberry Pi から使えそう。CM108 搭載品はお値段も結構安いらしいし、なんだかヨサゲ。
というのも、効果が無かった AV-35AD02BK の値段を考えると…千円前後のUSBオーディオだって買えちゃうよなと。似たような出費額なら、USBオーディオを入手してつけてしまったほうが、効果が期待できるし、話が早いのかもしれないなと。
_Raspberry Pi 3 で録音する
_Raspberry Pi のオーディオ・デバイスを指定して音を再生する。 - それマグで!
_Raspberry Pi で Plugalbe USB オーディオ変換アダプタを使用する方法 | Plugable
_高感度マイク&アンプ〜離れた場所の音も拾いたい | Raspberry Pi 研究室 | Feijoa.jp
色々眺めた感じでは、どうやら CM108 が載ってるUSBオーディオなら Raspberry Pi から使えそう。CM108 搭載品はお値段も結構安いらしいし、なんだかヨサゲ。
◎ BEHRINGER UCA202を繋いで試してみる。 :
そういえば、手元に BEHRINGER UCA202 というUSBオーディオがあることを思い出した。比較的低価格なのに ASIO が使えるということで結構昔に購入したのだけど…。ちょっと試しにコレを繋いで鳴らしてみようかと。
とりあえず、Raspberry Pi3 のUSB端子に、UCA202 を差して起動してみた。電源不足で落ちるかなと不安だったけど、フツーに起動した。電源不足を示す虹色マークも出てこなかったような気がする。
USB接続されてるデバイスの一覧を表示して確認。
続いて、サウンドデバイスの優先順位を確認。
aplay を使っても、認識してるか確認できるらしい。
aplay で、USBオーディオを指定して再生してみる。
すんなりwavが鳴ってしまった。なんと簡単な…。
そして、USBオーディオから聞く分には、全然ノイズが無かった。なんとあっけない…。
ということで、4極ジャックがどうとか変換ケーブルがどうとか試すよりも、比較的安いUSBオーディオでも買ってきて、ソレを繋いでそっちで聞いたほうがノイズ対策で苦しまなくて済みそう。
とりあえず、Raspberry Pi3 のUSB端子に、UCA202 を差して起動してみた。電源不足で落ちるかなと不安だったけど、フツーに起動した。電源不足を示す虹色マークも出てこなかったような気がする。
USB接続されてるデバイスの一覧を表示して確認。
$ lsusb Bus 001 Device 005: ID 046d:c52b Logitech, Inc. Unifying Receiver Bus 001 Device 004: ID 08bb:2902 Texas Instruments PCM2902 Audio Codec Bus 001 Device 003: ID 0424:ec00 Standard Microsystems Corp. SMSC9512/9514 Fast Ethernet Adapter Bus 001 Device 002: ID 0424:9514 Standard Microsystems Corp. Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub「Texas Instruments PCM2902 Audio Codec」てのがUCA202に載ってるチップなのだろう。ここで一覧に出てきたということは、おそらく認識されてる。
続いて、サウンドデバイスの優先順位を確認。
$ cat /proc/asound/modules 0 snd_bcm2835 1 snd_usb_audioRaspberry Pi3本体に載ってるサウンドデバイス、bcm2835のほうが、USBオーディオより優先順位が高い。
aplay を使っても、認識してるか確認できるらしい。
$ aplay -l **** ハードウェアデバイス PLAYBACK のリスト **** カード 0: ALSA [bcm2835 ALSA], デバイス 0: bcm2835 ALSA [bcm2835 ALSA] サブデバイス: 8/8 サブデバイス #0: subdevice #0 サブデバイス #1: subdevice #1 サブデバイス #2: subdevice #2 サブデバイス #3: subdevice #3 サブデバイス #4: subdevice #4 サブデバイス #5: subdevice #5 サブデバイス #6: subdevice #6 サブデバイス #7: subdevice #7 カード 0: ALSA [bcm2835 ALSA], デバイス 1: bcm2835 ALSA [bcm2835 IEC958/HDMI] サブデバイス: 1/1 サブデバイス #0: subdevice #0 カード 1: CODEC [USB Audio CODEC], デバイス 0: USB Audio [USB Audio] サブデバイス: 1/1 サブデバイス #0: subdevice #0カード1、デバイス0として、USBオーディオが認識されてることが分かる。
aplay で、USBオーディオを指定して再生してみる。
aplay -D plughw:1,0 hoge.wavおそらくは、-D plughw:1,0 というオプションで、カード1、デバイス0、つまりUSBオーディオを指定してるのではないかと。
すんなりwavが鳴ってしまった。なんと簡単な…。
そして、USBオーディオから聞く分には、全然ノイズが無かった。なんとあっけない…。
ということで、4極ジャックがどうとか変換ケーブルがどうとか試すよりも、比較的安いUSBオーディオでも買ってきて、ソレを繋いでそっちで聞いたほうがノイズ対策で苦しまなくて済みそう。
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以上です。