mieki256's diary



2017/06/09(金) [n年前の日記]

#1 [moho] Mohoの描画ツールを勉強中

Moho上でちょっとした画を用意する際にベクター描画機能を使えたら楽かもなと思えてきたのでチュートリアルpdf(英文)を眺めながら操作を勉強中。

とりあえず、描画ツールバーに何が用意されてるか分かりづらかったので、説明画像を作ってみたものの。
pointtools_list_small.png
作ってみたものの…かえって分かりづらいな…。それに、まだまだ「塗りつぶし」「ボーン」「レイヤー」系のツールがあるわけで。一々作ってられないなと。

ていうか。 _Mohoの主なツールのショートカットの一覧表を作る ・ Moho.Tokyo を参考にさせてもらったほうが早いし分かりやすい気がしてきました。

チュートリアルのソレを試してる様子をキャプチャ。 :

チュートリアルの最初のほう(1.2〜1.3の途中まで)を実際に試してる様子をキャプチャしてみたり。


_Moho Pro 12 Ttutorial 1.2 japanese - YouTube

一応簡単に説明しておくと…。
  • 「ポイントの追加」ツールで、直線を曲線にできる。
  • 「シェイプを選択」ツールで、シェイプ(図形)を選んでから、「エフェクト」の設定を変えると、グラデーションやソフトエッジをかけられる。
  • 「ポイントの追加」ツールで線を引いていくときは、既に描いた線の終点の上で左ボタンを押したまま、そこからドラッグして線を引く。
  • メインメニューの、編集 → 接続を選択、で、現在選んでる頂点(ポイント)に繋がってる部分を全部選択できる。
  • シェイプは、コピーと貼り付けができる。
  • 「ポイントの変形」ツールで、頂点の位置を変更して見た目を変えることができる。
  • 「曲率」ツールで、頂点を選んで左右にドラッグすれば、線の曲がり具合を変えることができる。
てな感じの操作を試してる、みたいな。

もしかすると、「ポイントの追加」で線を描くより、「フリーハンド」で描いていって、後から各頂点を調整したほうが速い、かもしれない。

セルルックなアニメっぽい影をつけたい。 :

セルルックなアニメっぽい感じの影をつけたいなと。フツーに作業していくと、影を塗り分けるための線まで実線ぽくなってしまって、非常によろしくない。

解決策は無いのかなとチュートリアルpdfを眺めていたら、チュートリアルpdfの2.3あたりで説明されてる「エッジを非表示」が使えるかもと思えてきたり。

「エッジの非表示」ツールを選んで。
hidden_edge_ss_01.png

消したい部分を左クリックすれば、その場所の線が非表示になってくれる。
hidden_edge_ss_02.png

更に、左ボタンを押したままドラッグすれば、次々に線を非表示にしていける。

一応、作業の様子をキャプチャしてみたり。


_Moho Pro 12 Tutorial 2.3 hidden edge japanese - YouTube

他にも線を消す方法があるのだろうか…。ありそうな気がする…。

#2 [anime][neta] 鉄腕アトムの動画一枚の単価・報酬はいくらだったんだろう

ここ最近、「日本の手描きアニメ業界の動画アニメーターさん達が、かなり酷い労働状況に置かれている」「労働時間に対する報酬がとにかく少ないのだ」みたいな話をNHKで立て続けに見て、ちょっとそのへん気になってきて。

例えば、NHK教育で放送されてた番組内では、「動画1枚を描くのに5時間かかる」「1枚描くと200円貰える」という最悪な事例が紹介されていたり。時給にすると…40円。

そこでなんとなく思ったのだけど、日本初のTVアニメである「鉄腕アトム」の動画1枚の単価を知りたいなと。そこが分かれば…。「アトム」放送当時と、今現在の物価を比較して、「アトム」の動画1枚の単価は今なら〇○○円になるはずだ、本当なら動画マンはいくらなんでも○○○円は貰えないとおかしいのに、しかし実際には200円しか貰ってないのだ、酷過ぎる、てな分かりやすい話を作れそうだなと。

が、しかし、ググってみても、「アトム」の動画1枚の単価が見つからない。一体いくらだったんだろう…。1話あたりの制作費については55万円とか75万円とか実質210万円とか色々出てくるんだけどな…。

「鉄腕アトム」の放送日。 :

_鉄腕アトム (アニメ第1作) - Wikipedia によると、「鉄腕アトム」は1963/01/01、昭和38年に放送されたらしい。ということは、実際に作ってたのは1962年頃、昭和37年頃、ということになりそう。

物価について。 :

「当時の○○円は、今ならいくらになるのか」については、色々計算の仕方があるようで。例えば以下のページでは、「企業物価指数で計算するか、消費者物価指数で計算するかで違ってくるんやで」と説明してる。

_昭和40年の1万円を、今のお金に換算するとどの位になりますか? : 日本銀行 Bank of Japan

まあ、ここはアニメーターさんの生活に関わってくる話だから、消費者物価指数で計算するのが妥当ではあるまいか。

が、どうも物価指数とやらにも何種類かあるようで。

_いまならいくら?(明治、大正、昭和の消費者物価)

日銀が出してたり総務省が出してたりするようだなと…。しかも途中で途切れてる…。

とりあえず、1962年(昭和37年)のあたりを見ていくと…。日銀のソレは、368.2。

総務省が物価指数を出し始めたのは1970年(昭和45年)だけど、その時点での日銀のソレは、577.9。

そして、総務省が出したソレを見ると、1970年(昭和45年)が、32.6。2015年(平成27年)が、103.6。

なので、(577.6 / 368.2) * (103.6 / 32.6) ≒ 4.985倍になる、のだろうか。1962年当時と比べると、物価は約5倍になってるっぽいよ、てなことになるのかな?

以下のページでも気になるデータが。

_過去70年近くにわたる消費者物価の推移をグラフ化してみる(2017年)(最新) - ガベージニュース

グラフしか無いのでおおよその値しか分からないけど、ここでも大体5倍ぐらいになってるように見える。

初任給や映画のチケット代で計算。 :

以下のページを眺めているうちに、初任給で計算する方法もありそうだなと。あるいは、娯楽映像に関わる話なのだから、映画のチケット代で計算するのもアリかもしれない。

_昭和の物価
_国家公務員の初任給の推移 | エッジを見つけた

1962年(昭和37年)の公務員の大卒初任給は、15,700円。2013年(平成25年)の公務員の大卒初任給は、181,200円。181200 / 15700 ≒ 11.541。

初任給で計算すると、約11〜12倍か…。

_70年近くに渡る映画観覧料推移をグラフ化してみる(2017年)(最新) - ガベージニュース や、 _映画の平均入場料金の推移 - longlowの日記 によると…。

1962年(昭和37年)の映画代は、250円。2017年(平成29年)の映画代は、1,800円。1800 / 250 = 7.2。

映画代で計算すると、約7倍。

てなわけで。物価指数で計算すると約5倍だけど、初任給で計算すると約11〜12倍、映画代なら約7倍になるのだなと。

ということで。 :

「アトム」の動画1枚の単価さえ分かれば、ソレを、5倍 or 12倍 or 7倍した額が、現代の動画マンが本来ならいくらなんでもこの程度は貰えてないとおかしい額、ということになるかなと。

まあ、その、「『アトム』の動画1枚の単価」が分からないので、手詰まりなんですけどね…。

昔と今とでは描いてる線の数が違う。 :

しかし、これはちょっと単純過ぎる話で。というのも、昔と今のアニメでは、描いてる線の本数が違うはずだから。

「アトム」の動画を1枚描くのに5時間かかってた、なんて話は聞かないわけで。だけど今のアニメは1枚5時間かかる(時もある)。つまり、「アトム」に比べると、今はそれだけ線が増えて、負担も増えているはずで。

なので、そのあたりも考えて、更にn倍しないといけない予感。でも、何倍ぐらいが妥当なのか。

プログラマーの助力が必要な気がする。 :

このあたり、コンピュータを使って、昔のアニメの線の数と、今のアニメの線の数を、どうにか数値化できればかなり助かるのだけどなあ。今流行りのAIだの機械学習だのディープランニングだのでどうにかなりませんか。あまり関係ないか。

例えば、「アトム」の動画の線の数を数えてソレを「1アトム」とした場合、今のアニメは16.5アトムにもなってる! みたいな感じで数値を出せないものか。無理か。どうやって線を数えたらええねん。

アレ? 待てよ? そのように線の数を数える技術が存在しているなら、動画の単価だって今すぐ適切な額にできるよな。PCの前で動画用紙を掲げるとコンピュータがデジカメを制御してパシャッと撮影して「この動画は○○アトムです。○○○円になります」と適切な額を表示してくれる、みたいな。

いやいや、別途撮影する必要は無いな。手描きアニメの動画は、どうせ仕上げに回す前に2値化画像にするのだから、仕上げに回すはずの画像が入ったフォルダごとアプリのアイコンにD&Dするだけで自動で数えて「合計○○○円です」と表示してくれる、みたいな感じになりそう。

でも、線の数を数えるアルゴリズムなんて、存在するのだろうか…。そんな研究をしてる人、居るのかな…。 *1

動画の複雑さを数値化するソレ。 :

動画の複雑さを数値化する方法について素人考えでいくつか妄想。

一番単純で能天気でおバカなやり方は、ドット数を数えるソレかな…。でも、実態と全く合わない数値になる予感。ジョークアプリならアリかもしれんけど。

一旦ベクター化して、制御点の数をカウントしてみる、というのはどうだろう。グネグネした線なら制御点が増えるだろうし、直線なら制御点は2つで済むし。ただ、これだと距離を考慮できないな…。いや、線の距離・長さが、動画マンの負担とどの程度関係してくるのか、そこもちょっと分からんけど。

線が多ければ、線と線の繋ぎ目の部分で神経を使うだろうし、つまり本数が多ければ多いほど描いてる人の負担が大きくなるのは間違いなさそう。であれば、やはり本数をカウントできないといかん気がする。

*1: まあ、漢字の画数をコンピュータが数えたりしてフォントデータを作ったりしてたのだから、やろうと思えばやれるのかもしれんけど。

#3 [movie] 「ウルヴァリン: SAMURAI」を視聴

金曜ロードショーで放送されてたので見てみたり。

実写版ニンジャスレイヤーだった…。まあ、これはこれで面白い。

全編ツッコミどころ満載で笑える映画なのだけど、 和服を着てるウルヴァリン、 真田広之と戦うウルヴァリン、 和風木造家屋と雪景色の中を歩いてくるウルヴァリン、等々、ところどころでカッコ良かったので結構満足。これはこれで、アリじゃないかな…。いやまあ、「突然の冬!」はたしかに笑ったけど、カッコイイから良し。

以上、1 日分です。

過去ログ表示

Prev - 2017/06 - Next
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project