2017/06/11(日) [n年前の日記]
#1 [anime] 「Re:CREATORS」、面白いな
「Re:CREATORS」というタイトルのアニメが放送されてるので見ているのだけど、面白いなと。どういう作品かと言えば…ラノベ・漫画・アニメ・ゲームを包んだスーパーロボット大戦みたいなソレなんだけど。
あの作品を見ていたら、なんだか色々と考え始めちゃったので、そのあたりをメモ。思考メモ。
あの作品を見ていたら、なんだか色々と考え始めちゃったので、そのあたりをメモ。思考メモ。
◎ なんとなく系譜を少しだけ思い出してみたり。 :
これがアメコミヒーローモノだったら、こういうジャンルの作品は、メジャーな気もするのだけど。
_「アベンジャーズ」
とかあるし。
日本において、この手のジャンルの御先祖様と言えば、やはり _東映まんがまつり あたりになるのだろうか。 _「マジンガーZ対デビルマン」 とか、 _「グレートマジンガー対ゲッターロボ」 とか。そしてそのあたりの直系の子孫として、 _スーパーロボット大戦シリーズ があるわけだけど。
東映まんがまつりのソレは、ダイナミックプロ繋がりで実現できたのだろうな…。
_Fateシリーズ もこの手のジャンルになるのだろうか。これは、時間軸に着目したというか、異なる時代のヒーローを集めてきた、てなあたりが特徴になるような気がしていたり。横じゃなくて縦で設定を考えた、みたいな。昔の人物を持ってきてるから、著作権がどうとか権利がどうとか言われない点はイイ感じだよなと。「なんでワシが美少女になっとるんじゃ!」と当人から怒られたり訴えられたりしないし。
少し前だと、 _「コンクリート・レボルティオ」 も、このジャンルだろうか。「ヒーロー」というか「超人」という枠の中で集めた、みたいな。
ただ、コンレボの場合、登場キャラは最初からその世界に存在していた、という設定になっていて。
「Re:CREATORS」の場合、娯楽コンテンツが乱造されてる現代社会・現代日本、というメタな視点を持ち込んで設定を作ってるあたりが評価されるべき点ではないかなあと個人的には思っていたり。
「娯楽コンテンツのキャラが具現化する」という、この接着剤はかなり強力で。元々の作品群の世界設定について、すり合わせ・辻褄合わせをバッサリ省略することができる。読者・視聴者が認知できる範囲に存在しているキャラクターなら、なんでも持ってきて作品内に登場させることができる。
もちろん、各キャラが、「自分は娯楽のために創造されただけの存在」と知らされてショックを受ける、てな展開が必ず入るわけだけど。ずっと落ち込んでるキャラも居れば、そんなのどうでもいいじゃんと鼻で笑うキャラも居たりして、そこでも幅が生まれてくるあたり、上手いというか、美味しいよなと。
そういえば、「マイトガイン」や「アキバレンジャー」もそういうメタな視点を持った設定、だった気もするけど。ああいった設定の元ネタは、どのタイトルなんだろう…。
日本において、この手のジャンルの御先祖様と言えば、やはり _東映まんがまつり あたりになるのだろうか。 _「マジンガーZ対デビルマン」 とか、 _「グレートマジンガー対ゲッターロボ」 とか。そしてそのあたりの直系の子孫として、 _スーパーロボット大戦シリーズ があるわけだけど。
東映まんがまつりのソレは、ダイナミックプロ繋がりで実現できたのだろうな…。
_Fateシリーズ もこの手のジャンルになるのだろうか。これは、時間軸に着目したというか、異なる時代のヒーローを集めてきた、てなあたりが特徴になるような気がしていたり。横じゃなくて縦で設定を考えた、みたいな。昔の人物を持ってきてるから、著作権がどうとか権利がどうとか言われない点はイイ感じだよなと。「なんでワシが美少女になっとるんじゃ!」と当人から怒られたり訴えられたりしないし。
少し前だと、 _「コンクリート・レボルティオ」 も、このジャンルだろうか。「ヒーロー」というか「超人」という枠の中で集めた、みたいな。
ただ、コンレボの場合、登場キャラは最初からその世界に存在していた、という設定になっていて。
「Re:CREATORS」の場合、娯楽コンテンツが乱造されてる現代社会・現代日本、というメタな視点を持ち込んで設定を作ってるあたりが評価されるべき点ではないかなあと個人的には思っていたり。
「娯楽コンテンツのキャラが具現化する」という、この接着剤はかなり強力で。元々の作品群の世界設定について、すり合わせ・辻褄合わせをバッサリ省略することができる。読者・視聴者が認知できる範囲に存在しているキャラクターなら、なんでも持ってきて作品内に登場させることができる。
もちろん、各キャラが、「自分は娯楽のために創造されただけの存在」と知らされてショックを受ける、てな展開が必ず入るわけだけど。ずっと落ち込んでるキャラも居れば、そんなのどうでもいいじゃんと鼻で笑うキャラも居たりして、そこでも幅が生まれてくるあたり、上手いというか、美味しいよなと。
そういえば、「マイトガイン」や「アキバレンジャー」もそういうメタな視点を持った設定、だった気もするけど。ああいった設定の元ネタは、どのタイトルなんだろう…。
◎ でも、惜しい。 :
設定等については感心しながらも、惜しいと思えるところもあって。コンレボもそうだったけど、全ての登場キャラを、紛い物というか、○○モドキのキャラにするしかない点が…。
もちろんそれは仕方が無いことで。
モデルにしたキャラを登場させるためには、権利を持ってる作家・出版社・企業等々と交渉しなければいけない。でも、そんな面倒なことやってられないよなと。どうせ断ってくる権利者がぞろぞろ出てきて構成を二転三転する羽目になるだろうし。許可を取れても、キャラ設定を逸脱したりイメージを壊すわけにもいかないだろうから、自由に動かせない場面も出てくるだろうし。
なので、一つの作品としてちゃんと面白くするためには、モデルになったキャラを匂わせつつも、新規に創作しないといけないのだろうなと。
でもなあ…。この手のソレって、「あの作品の○○と、この作品の○○、戦わせたらどっちが強いと思う?」みたいな妄想から始まってたりするわけで…。だったらそこで本物が出てきたほうが見ているほうとしては盛り上がるよな、と、思えてくるところもあるよなと。
もちろんそれは仕方が無いことで。
モデルにしたキャラを登場させるためには、権利を持ってる作家・出版社・企業等々と交渉しなければいけない。でも、そんな面倒なことやってられないよなと。どうせ断ってくる権利者がぞろぞろ出てきて構成を二転三転する羽目になるだろうし。許可を取れても、キャラ設定を逸脱したりイメージを壊すわけにもいかないだろうから、自由に動かせない場面も出てくるだろうし。
なので、一つの作品としてちゃんと面白くするためには、モデルになったキャラを匂わせつつも、新規に創作しないといけないのだろうなと。
でもなあ…。この手のソレって、「あの作品の○○と、この作品の○○、戦わせたらどっちが強いと思う?」みたいな妄想から始まってたりするわけで…。だったらそこで本物が出てきたほうが見ているほうとしては盛り上がるよな、と、思えてくるところもあるよなと。
◎ 本物が出てくるコラボ作品ってスゴイ。 :
てなあたりを考えると、
_「ルパン三世VS名探偵コナン」
はスゴイよなと…。本物同士の共演だもんな…。いやまあ、モンキーパンチ先生と青山剛昌先生がこの手の祭りに理解があって、かつ、どちらも東京ムービーでアニメ化してたのがアレなんだろうけど。
戦隊シリーズやライダーシリーズもスゴイ…。ライダーディケイドを嚆矢にして、今ではアメコミヒーロー並みに共演しまくりだもんな…。まあ、東映で作ったヒーローモノの中で組み合わせてるのと、石森プロの理解があるのがアレなんだろうけど。
少年ジャンプとかサンデーとかマガジンとか、少年漫画系の雑誌だけでも連携してそういう作品を作ったりしないものかな。と言っても、他の雑誌を敵だのライバルだの言ってる間は無理かもしれんけど。でも、ヒットすると思うんだけどなあ…。いや、そう上手くはいかないか。誰が漫画化・構成するかで結果は変わってきそう。
各業界に、「この人が持ってきた話なら断るわけにはいかねえなあ…」的な人物って居ないのだろうか。昔だったら手塚治虫先生クラスの人。手塚先生が、藤子F先生や石ノ森先生に対して「ドラえもんと仮面ライダーと鉄腕アトムでバトルさせたいんだよ。ちょっと貸してよ」と言ってきたらそりゃアンタ断れないでしょう、みたいな。って手塚先生は絶対そんなこと言い出さなかっただろうけど。
そんな感じでトントン拍子に話を進めることができちゃう人物って、居ないのかな。いやまあ、居たとしても、コラボ作品には乗り気じゃなかったりしそうだけど。
まあ、「Re:CREATORS」を見てると、なんだかついついそういう妄想をしてしまいます、ということで。
戦隊シリーズやライダーシリーズもスゴイ…。ライダーディケイドを嚆矢にして、今ではアメコミヒーロー並みに共演しまくりだもんな…。まあ、東映で作ったヒーローモノの中で組み合わせてるのと、石森プロの理解があるのがアレなんだろうけど。
少年ジャンプとかサンデーとかマガジンとか、少年漫画系の雑誌だけでも連携してそういう作品を作ったりしないものかな。と言っても、他の雑誌を敵だのライバルだの言ってる間は無理かもしれんけど。でも、ヒットすると思うんだけどなあ…。いや、そう上手くはいかないか。誰が漫画化・構成するかで結果は変わってきそう。
各業界に、「この人が持ってきた話なら断るわけにはいかねえなあ…」的な人物って居ないのだろうか。昔だったら手塚治虫先生クラスの人。手塚先生が、藤子F先生や石ノ森先生に対して「ドラえもんと仮面ライダーと鉄腕アトムでバトルさせたいんだよ。ちょっと貸してよ」と言ってきたらそりゃアンタ断れないでしょう、みたいな。って手塚先生は絶対そんなこと言い出さなかっただろうけど。
そんな感じでトントン拍子に話を進めることができちゃう人物って、居ないのかな。いやまあ、居たとしても、コラボ作品には乗り気じゃなかったりしそうだけど。
まあ、「Re:CREATORS」を見てると、なんだかついついそういう妄想をしてしまいます、ということで。
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以上、1 日分です。