mieki256's diary



2016/05/20(金) [n年前の日記]

#1 [windows] XP modeってWindows10で無くなってたことを忘れてた

Windows10上で、VMware Workstation 12 Player の動作確認を ―― 色々なゲストOSを起動できるか確認していたら、XPモードが起動しないことに気がついた。起動しようとすると、「このPCではXPモードは動かせねえよ」とダイアログが表示されてしまう。

アレ? なんで? もしかして VMware Player 7.x じゃないとダメなの? と思ったけれど。考えてみたらXPモードはWindows7上でしか使えないライセンスになってたから、Windows10にアップグレードしてしまうとライセンスを失ってしまって「使えねえよ」と言われてしまうのだな…。

困った。うっかりしてた。アプリの動作確認等、検証用の環境が…。さて、どうしたもんか。

そういえば、現時点ではHDDイメージの中に何が入ってたっけ。そこから確認しないと、なのかな。

vmdkファイルをマウントしたい。 :

VMware Player が使うHDDイメージは vmdkファイルなのだけど、その中身を覗きたいわけで。

ググってみたら vmdk や vhd をドライブとしてマウントできる OSFMount というツールがあるらしい。Windows10上で、OSFMount 64bit版をインストールしてみた。

_OSFMount - Mount CD and Disk images in Windows, ISO, DD
_仮想ディスクをローカルディスクとして扱える「OSFMount」 | ハルパス

起動するとウインドウが開くので、mount ボタンをクリック。vmdkファイルを指定してみたけれど…。フォーマット等、「N/A」と表示されてる。4GB毎に分割してあるタイプのvmdkファイルはサポートしてないのかもしれない。

分割タイプのvmdkをマウントできるツールをググってみたけど、見つからない。これは一旦、1つのファイルに結合しないとダメか…。

_NHC というツールを使わせてもらって、分割vmdkを1つのvmdkに結合してみた。結構時間がかかった。

1ファイルにした vmdk を OSFMount でマウントしてみた。これなら中身が見れる、と思ったけれど、アカウントによっては見れないな…。それでも、DTM関係のソフトしかインストールしてないっぽい感じだったので、コレだったら消してしまってもいいかなと。どうせ今までもアプリの動作確認時しか使ってなかった記憶もあるし。重要なファイルは入れてなかったはず。

Windows XP単体をインストールしてみる。 :

XPモードは動かなくても、Windows XP単体をインストールすれば、VMware上でXPが動くのではないかと思いついた。一応自分は自作PCが趣味なので、Windows XPのインストールCDは何枚か持っているし。VMware上でインストールできるか試してみたり。 *1

部屋の中を探してみたら Windows XP Home SP2 が見つかったので、ソレを使って、Windows10 + VMware Workstation 12 Player 上でインストール。HDD容量は32GBぐらいで。

OS自体のインストールはできたけど、XP SP2 はそのままだと Windows Update ができない。IE6 が Windows Update のページを開こうとするけど「ページが開けねえよ」「エラーだよ」としか言ってこない…。コレ、どうすんだ。いや、サポート終了してるOSだから仕方ないけど。

ググってみたら、手作業でいくつかのファイルをインストールすれば Windows Update ができるようになるそうで。試してみたところ、一応 Windows Update ができるようになってきた。が、それでも何度も「ページが開けねえよ」と言ってくる時があって。IE6を再起動したり、XPを再起動したりして、騙し騙し作業を進めて、ようやく SP3 のインストールまで終えた。SP3のインストール後も、Windows Update で、100個以上のパッチを当てて…。.NET関係まで含めると200個ぐらい当てたのではあるまいか…。

それはそれとして、なんだか動作が重いというか、引っ掛かるというか。VMware Player 7.x から 12.x になった際に、古いOSの動作が重くなったという話を見かけたけど、そのせいだろうか…。.vmx に以下を追加することで改善することを期待したけど、劇的な変化は感じられなかった。
mks.enableD3DRenderer = "TRUE"
mks.enableDX11Renderer = "FALSE"
MemTrimRate = "0"
mainMem.useNamedFile= "FALSE"
sched.mem.pshare.enable = "FALSE"
prefvmx.useRecommendedLockedMemSize = "TRUE"
MemAllowAutoScaleDown = "FALSE"

スクリーンセーバを動かすと、グッ、グッ、グッ、って感じで一瞬処理が止まるのだけど。一体何が起きてるんだ…。

参考ページ。 :


*1: と言っても、持ってるのはDSP版だから、仮に常用するとなったらライセンス的に問題があるはずで。しかし、現時点では Windows XP単体のライセンスを新規購入する手段が見つからないし。そもそもサポート終了してるOSだし。別に常時使うわけでもないし。一緒に買ったハードウェアはまだ部屋に転がってるけど埃被ってる状態だし。といった状況なので、せめてこのくらいは大目に、てな感じじゃダメかなと。…そもそも自分がわざわざ Windows7 の Professional版を買ったのはXPモードが使えるから、だったわけで。それがどうして Windows8/10になったらXPモードが無くなってんだよ、なんだソレ、おかしいだろ、使えなくなると知ってたら最初から Home版を買ってたわい、差額分を返せ、的な憤りもあるわけで。いや、今からWindows7に戻してXPモード使う選択肢もあるけれど…。だけどわざわざWindows10にアップグレードしてくれたユーザに対して、またWindows7に戻せと言うのも賢くないんじゃないの、何のために延々と嫌がられながらも「Windows10にアップグレードしましょう」キャンペーンをやってるんや、とも思うわけで。

以上、1 日分です。

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