mieki256's diary



2014/03/24(月) [n年前の日記]

#4 [anime] ガンダムビルドファイターズ、決選前日の回を視聴

たぶん23話だと思うけど。大会開催場所は盛り上がってます、来訪者が増えてます、みたいな回。

冒頭で、既存ガンダム作品に登場した色んなキャラがモブキャラとして出ていて、なんだか面白いなと。スタッフのお遊びみたいなものだろうけど、最終回が近いからそのあたり解禁状態になったのかなと想像しながら眺めたり。

しかし後半、既存ガンダム作品の中で 悲しい結末を迎えたカップルや家族が、楽しげに笑顔で和気あいあいとガンプラを作ってるカットが次々に出てきて。なんだかいい歳をして(いい歳だから?)目が潤んでしまったり。このキャラ達にとっては、もしかしたらあり得た未来、だったのかもしれないよな、みたいなことを思ってしまって。この作品はセルフパロディの面も強いわけだけど、そういうジャンルだからこそできる、こういうファンサービスの形もあるのだなあ、などと感心したり。

それでいて、オリジナルを知らない人が見ても全然OKな作りになってたあたり、個人的に好印象で。件のシーンは、カップルや家族連れがガンプラを通じて楽しい時間を送ってますと伝わればそれで十分なシーンだし。そのあたり、1stガンダムのランバ・ラルを知らなくても、謎が多くて漢気がある優秀な解説役のラルおじさんを知ってればそれで十分楽しめます、みたいな感覚に近いのだろうなと。普遍的な娯楽性を忘れていないように見えるあたり、バランス感覚があるというか、このスタッフさんは優秀だなー、と思うのでした。

気になってググってみたら、やはり今まではそういったお遊びを若干セーブしてたそうで。すると、今回限りの大解禁、みたいなノリなのかなと。

実物大ガンダム+実物大シャアザクのカットの点景キャラすら、既存ガンダム作品の登場キャラを網羅してる可能性が高い、てな話を見かけて驚愕してしまったり。元々はお遊び感覚だったとしても、本気で取り組むと凄いことになるなと…。誰かが言ってたけど、たしかに今回は、ガンダム版「ウォーリーをさがせ!」だ…。

Web上の感想を眺めていたら、 「これじゃまるであの世じゃねえか」という感想を見かけて笑ってしまったり。言われてみれば、たしかにその通り…。それにしても、完全な創作物であると分かり切ってるアニメ作品ですら、それぞれのキャラにもこういう未来が、などとついつい思ってしまうわけだから…。現実に苦しい生活を強いられていた時代であれば、せめて 死後の世界ぐらいはこれこれこのような幸せな生活を送りたいと誰でも願ってしまうわけだよなと。人類という種が、現実にはあり得ない光景を願い続けて、結果生まれてしまった膨大かつ巨大な妄想世界設定が 「あの世」の正体なのだろう、なんてことを思ってしまったりもして。まあ、そこに、思念を具現化できるという設定を付け加えると、「EVA」「まどマギ」等になるのだろうけど。

以上です。

過去ログ表示

Prev - 2014/03 - Next
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project