2013/10/24(木) [n年前の日記]
#1 [cg_tools] Wings3Dを試用
Unity関係の情報をググってるうちに、Wings3Dという、オープンソース・無料で使える3Dモデラーの存在を知り、どんな感じのソフトなのか試してみようかと。環境は Windos7 x64。
以下の解説ページが大変参考になりました。ありがたや。ていうか凄い情報量。
_Wings3D 1.4
_- Wings3D 1.3.1 Misc Memo -
以下の解説ページが大変参考になりました。ありがたや。ていうか凄い情報量。
_Wings3D 1.4
_- Wings3D 1.3.1 Misc Memo -
◎ インストール作業。 :
とりあえず、
_Wings 3D | A Polygon Modeler
から、
現行版は 1.5.1 らしいけど、巷のアレコレは1.4.1用に作られたものがチラホラあるみたいで、そのあたりでちょっとハマったり。例えば、画像から地形モデルデータを作ってくれる _Heightmap Surface - plugin (heightmap_surface-build-17.tar) は、1.4.1上じゃないと動かなかった。1.5.1上で動かそうとすると、何度やってもエラーが出る。
1.4.1と1.5.1を共存できないかと思ったけれど、どちらも同じ設定ファイルを覗いてるようで、日本語化のあたりでちょっと不整合が出てしまって。それぞれ別フォルダにインストールされるから共存できなくもないけど、設定は同じ状態にしておかないとマズそうだなと。
Edit → Preferences → User Interface → Language で Japanese を選べばメニュー等を日本語化できるのだけど、使われているフォントが中国圏のフォントだそうで、一部の文字がアレな感じ。 _Something for Wings3D で公開されている wingsfont_1.5.1.zip をDLして、Wings3D 1.5.1インストールフォルダ\lib\wings-1.5.1\fonts\ 以下にコピーすれば、M+フォント等が選べるようになってまともな(?)表示に。助かりました。ありがたや。
- wings-1.4.1.exe (Windows 32bit版)
- wings-1.5.1.exe (Windows 32bit版)
- wings-x64-1.5.1.exe (Windows 64bit版)
現行版は 1.5.1 らしいけど、巷のアレコレは1.4.1用に作られたものがチラホラあるみたいで、そのあたりでちょっとハマったり。例えば、画像から地形モデルデータを作ってくれる _Heightmap Surface - plugin (heightmap_surface-build-17.tar) は、1.4.1上じゃないと動かなかった。1.5.1上で動かそうとすると、何度やってもエラーが出る。
1.4.1と1.5.1を共存できないかと思ったけれど、どちらも同じ設定ファイルを覗いてるようで、日本語化のあたりでちょっと不整合が出てしまって。それぞれ別フォルダにインストールされるから共存できなくもないけど、設定は同じ状態にしておかないとマズそうだなと。
Edit → Preferences → User Interface → Language で Japanese を選べばメニュー等を日本語化できるのだけど、使われているフォントが中国圏のフォントだそうで、一部の文字がアレな感じ。 _Something for Wings3D で公開されている wingsfont_1.5.1.zip をDLして、Wings3D 1.5.1インストールフォルダ\lib\wings-1.5.1\fonts\ 以下にコピーすれば、M+フォント等が選べるようになってまともな(?)表示に。助かりました。ありがたや。
◎ 感想。 :
少し触ってみた感想としては…。
自分は blender の操作に若干慣れてしまったのでしっくりこないところもあるのだけど。Wings3D には、左クリックで選択 → 右クリックでその時できる操作がメニュー表示される、という流れがあるので、もしかすると初心者向きかもしれないと思えてきたり。blenderはショートカットキーを覚えないと不便なところがあるけれど。Wings3D は、その時できることがえてしてメニュー表示されるので、ソフトに不慣れな人にはありがたいのではないのかなあ、と。ちなみに、自分好みのショートカットキーを割り当てて使うこともできるらしいので、慣れてきたら・どんな機能があるか分かってきたら、どんどんカスタマイズしていけば良さそうだなと。
さておき。Unityで読み込む際に都合がいい、FBX形式でエクスポートできるものと思いきや。エクスポートの項に、FBXの文字は無く。 _Notes | Wings 3D を眺めたら、1.3.1の時点で「FBXプラグインは長い間サポートしてないから、ソースから削除したぜ」と書いてあるように見えた。
自分は blender の操作に若干慣れてしまったのでしっくりこないところもあるのだけど。Wings3D には、左クリックで選択 → 右クリックでその時できる操作がメニュー表示される、という流れがあるので、もしかすると初心者向きかもしれないと思えてきたり。blenderはショートカットキーを覚えないと不便なところがあるけれど。Wings3D は、その時できることがえてしてメニュー表示されるので、ソフトに不慣れな人にはありがたいのではないのかなあ、と。ちなみに、自分好みのショートカットキーを割り当てて使うこともできるらしいので、慣れてきたら・どんな機能があるか分かってきたら、どんどんカスタマイズしていけば良さそうだなと。
さておき。Unityで読み込む際に都合がいい、FBX形式でエクスポートできるものと思いきや。エクスポートの項に、FBXの文字は無く。 _Notes | Wings 3D を眺めたら、1.3.1の時点で「FBXプラグインは長い間サポートしてないから、ソースから削除したぜ」と書いてあるように見えた。
- 例えば blenderは、おそらくはUnityとの組み合わせを鑑みて、今後FBXへの対応を強化していく方針らしい、てな話をどこかで見た記憶が。
- Shade も、FBXインポート/エクスポートの機能強化をしたし。
- Metasequoia も、Ver.4(かつ、EX版)から、FBX対応を売りにしているし。
◎ Wings3D 1.5.1上で動く Heightmap Surface Plugin もあるらしい。 :
Heightmap Surface Plugin は 1.5pre版に合わせて作り直した版があるようで。
_Heightmap Surface [plug-in] (updated: 2013/Ago/30) に載ってる Google Disk? のURLから、heightmap_surface-erts.5.10.vFinal.zip をDLできる。
ただ、この版に含まれている、設定ダイアログの日本語化ファイルに、記述ミスがあって動かないようで。 _Something for Wings3D の、Japanese translation file for heightmap_surface plug-in(Fix for v5.9 and v5.10) という項で、修正した日本語化ファイルが fix_data.zip というファイルで公開されているので、ありがたくDL・使わせて貰ったり。
導入方法は、以下のような感じだろうか…?
使い方は、以下のような感じ。
_Heightmap Surface [plug-in] (updated: 2013/Ago/30) に載ってる Google Disk? のURLから、heightmap_surface-erts.5.10.vFinal.zip をDLできる。
ただ、この版に含まれている、設定ダイアログの日本語化ファイルに、記述ミスがあって動かないようで。 _Something for Wings3D の、Japanese translation file for heightmap_surface plug-in(Fix for v5.9 and v5.10) という項で、修正した日本語化ファイルが fix_data.zip というファイルで公開されているので、ありがたくDL・使わせて貰ったり。
導入方法は、以下のような感じだろうか…?
- heightmap_surface-erts.5.10.vFinal.zip を解凍。4つのファイルが出てくる。(color_ramp.txt、Heightmap - README.txt、heightmap_surface-erts.5.10.vFinal.tar、wings_ask.beam)
- Wings3D 1.5.1 を起動。ファイル → プラグインのインストール、で、heightmap_surface-erts.5.10.vFinal.tar を指定。(.zip じゃなくて .tar を選んでることに注意。)
- Wings3D を一旦終了。
- wings_ask.beam を、Wings3D 1.5.1インストールフォルダ\lib\wings-1.5.1\ebin\ 以下にコピー…するのだけど、元々そのフォルダにも wings_ask.beam があるので(しかも、元々あったファイルのほうがタイムスタンプが新しいぞ? 大丈夫か?)、元々あった版はバックアップを取っておいたほうがヨサゲ。
- fix_data.zip を解凍して、wpc_heightmap_surface_jp.lang を、Wings3D 1.5.1インストールフォルダ\lib\wings-1.5.1\plugins\primitives\ に上書きコピー。
- color_ramp.txt は、頂点カラー設定が記述されたファイル。ユーザー設定が保存されているフォルダにコピーする。Windows7 x64 の場合は、C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Wings3D\ に設定が保存されるみたいなので、そこにコピーしておく。
使い方は、以下のような感じ。
- ジオメトリウインドウの中で右クリック。
- Micheus add on.. を選択。
- Height Map Surface... を選択。
- 正方形の画像ファイルを選択。おそらく、64x64、128x128、256x256等の、キリのいいサイズの画像を選択するのが無難、かも。
- 設定ダイアログが開くので、好きなように設定して、OKボタンを押す。
◎ 2013/10/27追記。 :
画像から地形モデルを作る機能だけど。Metasequoia 3.1 にも同じ機能があることに気付いたり。標準で入っているのか、プラグインで追加したのか忘れてしまったけど。
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以上です。