mieki256's diary



2013/10/19() [n年前の日記]

#2 [anime] キルラキル1〜2話を視聴

今石監督+中島かずき脚本の作品だから相変わらずとんでもないんだろうなと予想してたけど、やっぱりとんでもなかった。ハジケてるというか、ぶっ飛んでいるというか、元気一杯というか、バイタリティに溢れてるというか。とにかく、やんちゃなアニメ、暴れ放題、って感じで。

作画についても、手描きならではというか、ある種Aプロっぽいというか、その場の雰囲気・キャラの表情がしっかり伝わってくるカットが目白押しで。3DCGでは、まだまだこの域にはいけないよなあ…。やっぱり手描きはこういう方向で活かさないと…。「ゼロ戦のラインを描くのは難しいんだ」とボヤいてた、先日引退表明した某監督みたいな、もったいない手描きの使い方をしてちゃダメだよなあ…。てなことを思ってしまったり。手描きでしか描けないものがあるし、3DCGが得意なものもあるし、それぞれの得意分野を活かしたほうが、と。そういう面でもイイ感じの画作りだなと思えたり。

生きている制服という設定の珍妙さに感心したのだけど。よくよく考えてみたら、ど根性ガエルなのだなと…。アレをここまでカッコよくアレンジしてしまうスタッフの手腕に脱帽。庵野監督がEVAのことを「要は鎧を着た『ウルトラマン』」と周囲に説明していたらしいけど。そういうノリで行けば、「要するに『ひろし』が美少女になって毎週バトルする『ど根性ガエル』だよ」という説明もできそうな。もちろん、もう全然何もかも別物だから、そういう冗談(?)も言えるわけだけど。

極太フォントでキャラ名その他がドコーンドコーンと出てくる演出にシビレた。文字を出すことでちゃんと説明も果たせているし、何よりスタイリッシュでカッコイイ。上手い見せ方を考えたものだなあ、と感銘を。まあ、海外に輸出しようとした際にはどうなんだろうと思わないでもないけど、売れるか売れないか全然読めない海外市場を念頭に置いて作るなんて馬鹿馬鹿しいし。まずはやりたいようにやっちゃうほうが、と。…新房総監督の物語シリーズもそうなのだけど、文字情報・フォントの使い方を色々工夫してる・画として取り込んでいる作品が一定数作られている印象があって、そのへんなんだかワクワクします。

考えてみたら、極太フォントって、もしかすると昨今流行りのフラットデザインと共通する部分がありそうな気も。

以上です。

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