2010/01/29(金) [n年前の日記]
#1 [windows] スライドショーっぽい動画作成について実験中
親父さんの手持ちの写真を数枚コピーしてもらって、何種類か作成して試してみたり。まずは解像度を無視して、スライドショーっぽい動画を作成。
大体以下のような印象を持った。
つまり、以下のようなやり方でDVD-Videoにすると、一番綺麗な結果が得られそうだなと。
あくまで想像だけど。元画像をいきなり 720x480 にすると妙なノイズが載ったり変な潰れ方をしてしまうけど、一旦適切な解像度に縮小した動画を作ってから、更に 720x480 に縮小させると、見た目で良い結果が得られるのかもしれない。あるいは、DVD Movie Writer は、画像を縮小するアルゴリズムがよろしくないか、もしくは、縮小処理を行う位置・各処理の順番がよろしくないのかもしれない。根拠はないけど。
- Ulead DVD MovieWriter 5 SE for I-O DATA のみで作成。高解像度の元画像から、DVDの解像度である 720x480 のDVD-Videoを作成。
- Microsoft Windows フォトストーリー3 で作成。1024x768のwmvを出力。
- Picasa3 で作成。1024x768のwmvを出力。
- Picasa3 で作成。1600x1200のwmvを出力。
- DVD Movie Writer で wmv を読み込んで DVD-Video を作成。720x480への縮小処理と、mpeg2へのエンコード処理を、DVD Movie Writer に全て任せるやり方。
- MediaCoder、もしくは WinFF を使い、FFmpegで縮小処理とmpeg2エンコードを行い、DVD Movie Writer で DVD-Video を作成。FFmpegでLanczosで縮小するオプション指定は、-sws_flags lanczos。720x480のmpeg2映像+AC3音声として出力。元動画が既に720x480のmpeg2になったので、DVD Movie Writer で再エンコードはされないはず。
- AviUtlでwmvを読み込み、Lanczosで720x480に縮小しつつ、未圧縮AVI+PCM音声として出力。その avi を DVD Movie Writer で読み込んで DVD-Video を作成。縮小は AviUtl で行い、エンコードは DVD Movie Writer で行うやり方。
大体以下のような印象を持った。
- DVD Movie Writer だけで行うやり方だと、ちと画面がボケる。細かいところが潰れて、のっぺりした映像になってしまったり、縦線のようなノイズが広い範囲で入ってしまったり。
- AviUtlで縮小するやり方は、画面がボケてしまう印象。未圧縮AVIとして出力したものをmpeg2エンコードするのだから、一番綺麗なmpeg2映像になるかと思ったけど、予想は外れた。
- FFmpegで縮小とmpeg2エンコードを行うやり方だと、細かい部分は潰れないものの、全体にノイズが載っている感じの映像に。また、映像の一部に盛大なブロックノイズが載る場面もあった。FFmpeg のオプション指定で回避できるのかもしれないが、設定を詰めていくのが面倒。
- 1024x768 や 1600x1200 の wmv を、直接 DVD Movie Writer に渡して DVD-Video に変換するやり方は、元画像から直接作った DVD-Video より細かいところが潰れてなくて、そこそこ綺麗な映像に見えた。どうやら下手に他のソフトを通すより、wmv をそのまま DVD Movie Writer に渡したほうが、画質も良く、手順も少なく、作成時間も少なく済む感じ。
- 1024x768のwmvより、1600x1200のwmvを DVD Movie Writer に渡したほうが、細かいところが潰れずに済む印象。ただし、中間動画ファイル?(.wmv)のファイル容量は、非常に大きくなる。
つまり、以下のようなやり方でDVD-Videoにすると、一番綺麗な結果が得られそうだなと。
- Picasa3 で、1600x1200のwmvを作る。Windows フォトストーリー3 は、1024x768 の wmv までしか出力できないので、映像の画質だけを考慮するなら、Picasa3 を使ったほうがヨサゲ。
- 1600x1200のwmvを、DVD Movie Writer に渡して、DVD-Video を作る。
あくまで想像だけど。元画像をいきなり 720x480 にすると妙なノイズが載ったり変な潰れ方をしてしまうけど、一旦適切な解像度に縮小した動画を作ってから、更に 720x480 に縮小させると、見た目で良い結果が得られるのかもしれない。あるいは、DVD Movie Writer は、画像を縮小するアルゴリズムがよろしくないか、もしくは、縮小処理を行う位置・各処理の順番がよろしくないのかもしれない。根拠はないけど。
◎ PowerDirector 8 体験版でも実験してみた。 :
出来上がった DVD-Video はノイズだらけに見えた。その分細かいところは潰れてないのかもしれないけれど。
PCの画面で見るからノイズが目立つけど、TVの画面で見れば気にならない可能性もありそうな。
PCの画面で見るからノイズが目立つけど、TVの画面で見れば気にならない可能性もありそうな。
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以上です。