2006/05/06(土) [n年前の日記]
#5 [anime] _WEBアニメスタイル COLUMN - シナリオえーだば創作術 第45回 僕にはアニメが向いている
番組が変わり三原順子さん主演「GOGO!チアガール」になると、さらに僕のやりたい事はエスカレートし、学校にサッカーチームを作る話や、カンニングにコンピューターを使う話、漫画家志望の少女の春から秋にかけての初恋の話――当時、青春物でやりたかったもののほとんどを試してみた。…考え込んでしまう。
当時、若かった僕担当のプロデューサー新江幸生氏は、面白がって書かせてくれたし、各話の監督も満足していたようだった。
だが、その分、他のベテラン脚本家の脚本が、登場人物がレギュラーだけだとか、地味な人情劇が多くなっていったのに、僕は気がつかなかった。
「落とし穴」一つを脚本に書いただけで、監督から「君は実写向きじゃない」「アニメの脚本家になれ」と言われて仕事を干された女性脚本家の事例を思い出した。それを考えると、スタッフから「アニメに行け」と審判を下されることなく、自らアニメを選ぶことになったあたり、首藤氏はまだ恵まれているほうなのだろうか。…ん? ゴーショーグンで脚本家デビューしたという武上氏は、今では特撮・実写畑の脚本もたくさん書いてたりするな。すると、実写の世界も、徐々に改善されてるところがある・発想を制限される場面は少なくなってる、ということだろうか。…いや。企画によるか。
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以上です。