mieki256's diary



2020/11/13(金) [n年前の日記]

#2 [godot] Godot Engineでプレイヤーキャラシーンを作成

Godot Engine 3.2.3 x64 を使って3D表示の簡単なシューティングゲームっぽいものを作る。

今回はプレイヤーキャラのシーンを作成する。

ノードを構成。 :

プレイヤーキャラのルートノードは KinematicBody にしてみる。KinematicBody は、アタリ範囲と表示モデルを持って、かつ、物理法則に従わないで動く物体に使うノードらしい。

「その他のノード」を選択。

3d_tuto02_create_player_ss01.png


「KinematicBody」を選んで「作成」。

3d_tuto02_create_player_ss02.png


KinematicBody がルートノードとして登録された。KinematicBodyを選択した状態で、左上のプラスアイコンをクリックしてノードを追加していく。

3d_tuto02_create_player_ss03.png


表示モデルを担当する MeshInstanceノードと、アタリ範囲を担当する CollisionShapeノードを追加した。

3d_tuto02_create_player_ss04.png

KinematicBody
  │
  ├─ MeshInstance
  │
  └─ CollisopnShape

簡易表示モデルを用意する。 :

簡単な表示モデルを用意する。MeshInstanceを選択。

3d_tuto02_create_player_ss05.png


Meshプロパティの右の「空」をクリック。

3d_tuto02_create_player_ss06.png


Godot Engine にはあらかじめ簡単な3Dモデル形状が何種類か用意されている。カプセル形状、円筒、球などが用意されているが、今回は箱の形をしたモデル、「新規CubeMesh」を選択。

3d_tuto02_create_player_ss07.png


CubeMesh が作成されて、3Dウインドウ内にも箱が表示された。Meshの横のサムネイル画像をクリックして設定を変更していく。

3d_tuto02_create_player_ss08.png


x,y,z の値を弄って箱の形を変更する。

3d_tuto02_create_player_ss09.png

マテリアルを設定。 :

Material を作成して箱に色を付ける。Materialプロパティの横の「空」をクリックして、「新規SpatialMaterial」を選択。

3d_tuto02_create_player_ss10.png


Materialが作成された。サムネイル画像をクリックして設定していく。

3d_tuto02_create_player_ss11.png


基本色は Albedoプロパティで設定できる。Albedo → Color をクリック。

3d_tuto02_create_player_ss12.png


色選択ウインドウが開く。今回は水色を選んでみた。色選択ウインドウの外をクリックすれば色選択ウインドウは閉じられる。

3d_tuto02_create_player_ss13.png


箱の色が水色になった。

3d_tuto02_create_player_ss14.png


Materialプロパティウインドウから抜ける場合は、右上にある左向きの記号を ―― 「戻る」ボタンをクリックする。

3d_tuto02_create_player_ss15.png


MeshInstanceのプロパティウインドウに戻ってきた。

3d_tuto02_create_player_ss16.png

メッシュを追加して位置調整。 :

MeshInstance は、Transform 以下のプロパティを変更することで、移動(Translation)、回転(Rotation)、拡大縮小(Scale)もできる。

3d_tuto02_create_player_ss17.png


水色の箱と同様に、黄色の箱も追加した。水色部分を本体、黄色部分をコクピット(?)として扱う予定。

3d_tuto02_create_player_ss18.png


Spatialノードを追加して、2つのMeshInstanceをSpatialノードの下にドラッグアンドドロップで移動した。

3d_tuto02_create_player_ss19.png

Spatialノードというのは…座標系だけを担当するノード、フォルダみたいなものとでも言えばいいのか…。Spatialノードを移動・回転・拡大縮小すれば、Spatialノードの下にぶら下がってる各ノードもその影響を受ける。

アタリ範囲を作成して調整。 :

アタリ範囲を作成する。CollisionShape を選択。

3d_tuto02_create_player_ss20.png


Shapeプロパティの横の「空」をクリック。今回は箱の形をしたアタリ範囲、「新規BoxShape」を選ぶ。

3d_tuto02_create_player_ss21.png


アタリ範囲が作成された。小さい赤丸をドラッグしてアタリ範囲の大きさを調整する。

3d_tuto02_create_player_ss22.png


コクピット(?)部分の合うようにアタリ範囲を設定した。

3d_tuto02_create_player_ss23.png

透視投影と平行投影を切り替え。 :

アタリ範囲を設定する際、透視投影より平行投影にしたほうが楽かもしれない。切り替え方は、左上にある「透視投影」をクリックしてメニューを表示。

3d_tuto02_create_player_ss24.png


「平行投影」を選択。

3d_tuto02_create_player_ss25.png


表示が切り替わった。

3d_tuto02_create_player_ss26.png


ちなみに、blender の操作方法と同様に、テンキーの5キーを押すことでも透視投影と平行投影を切り替えることができる。

ノード名を変更。 :

各ノード名を変更。

3d_tuto02_create_player_ss27.png

3d_tuto02_create_player_ss28.png

Player (KinematicBody)
  │
  ├─ PlayerModel (MeshInstance)
  │     │
  │     ├─ MeshInstance
  │     │
  │     └─ MeshInstance
  │
  └─ CollisopnShape

シーンを保存。 :

シーンを保存する。シーン → 名前を付けてシーンを保存。

3d_tuto02_create_player_ss29.png


res:// の下に assetsフォルダを新規作成。

3d_tuto02_create_player_ss30.png


Player.tscn として保存。

3d_tuto02_create_player_ss31.png

スクリプトファイルをアタッチ。 :

Playerシーンのスクリプトファイルをアタッチする。Playerノードを選択して、右上のスクリプトアタッチアイコンをクリック。

3d_tuto02_create_player_ss32.png


res:// の下に scriptsフォルダを新規作成。

3d_tuto02_create_player_ss33.png


res://scripts/Player.gd として指定。

3d_tuto02_create_player_ss34.png


スクリプトファイルを用意できた。

3d_tuto02_create_player_ss35.png


次回はメインシーンを用意して、今回作成したプレイヤーキャラをゲームウインドウに表示してみたい。

以上です。

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