mieki256's diary



2020/11/28() [n年前の日記]

#1 [godot] Godot Engineで多重スクロールを試したり

Godot Engine 3.2.3 x64 を勉強中。Godot Engine で背景の多重スクロールをしてみたい。Parallax Scroll、視差スクロールと呼ばれるらしいけど。

_Parallax scrolling - Wikipedia

以下のページが参考になった。ありがたや。

_【Godot Engine】背景無限スクロールのやり方 - えんどーめも

試した結果を html5 でエクスポートしてみた。

_parallax_test01.html

使用画像。 :

使用画像は以下。CC0 / Public Domain ってことで。

scifi_bg_chip_base.png
_scifi_bg_chip_base.png


enemy_ball0.png
_enemy_ball0.png

ノード等についてメモ。 :

多重スクロールをするには、ParallaxBackgroundノードとParallaxLayerノードを使うらしい。

以下のようなノード構成にしてみた。

godot_parallax_ss01.png

Main (Node)
│
├─ ParallaxBackground
│     │
│     ├─ ParallaxLayer
│     │     │
│     │     └─ TileMap
│     │
│     ├─ ParallaxLayer
│     │     │
│     │     └─ TileMap
│     │
│     └─ ParallaxLayer
│            │
│            └─ TileMap
│       
└─ Sprite
       │
       └─ Camera2D

ParallaxLayer 1つで背景1面分を担当するらしい。

各面の速度の違いは、ParallaxLayer のプロパティ、Motion - Scale で指定する。1なら等速(?)スクロール。1より小さければ遅くなるし、1より大きければ速くなる。

godot_parallax_ss02.png


ParallaxLayer の下にぶら下げた表示ノードは、繰り返し表示もできるらしい。Motion - Mirroring でサイズ?を指定すれば、そのサイズで繰り返し表示される状態になる。

godot_parallax_ss03.png


Camera2Dノードはカメラを担当するノードっぽい。

godot_parallax_ss04.png

  • Current にチェックを入れて有効化すると、そのCamera2Dで指定された範囲がウインドウに表示される模様。
  • Limit に値を指定すれば、その範囲内だけを表示する状態になる。
  • Smoothing にチェックを入れれば、カメラが動く時に若干動きが遅れて滑らかなカメラの動きになる。

#2 [anime][neta] ルパン三世パート2の映像としてアルバトロスの映像を流すのは何か違う気がする

思考メモ。

昨日、TV放送されたCGアニメ版ルパン三世を視聴していたのですが。

放送直後にちょこっとTVシリーズを紹介する場面があって。そこでTVアニメ版のパート1、パート2、と映像が流れていったのだけど、パート2の映像として宮崎駿演出担当・テレコム作画回の「死の翼アルバトロス」の映像がずっと流れていて…。

_死の翼アルバトロス - Wikipedia

そこがどうにも気になってしまって。

たしかに「アルバトロス」もパート2の中の一エピソードではあるので間違ってはいないのだけど…。パート2の代表的な映像として「アルバトロス」を流すのは違うだろー、と、当時視聴していた自分は思ってしまったのでした。

あの回はパート2のイメージとあまりに違い過ぎるからTV局が受け取り拒否しようとしたという逸話(噂? 都市伝説?)があるぐらいに、当時としては「コレはさすがにナシだろー」な回で…。子供だった自分もTVの前で「このルパンはなんかおかしい」「いつものルパンじゃない」「なんなんだこの回」とかなり困惑した記憶があるほどで。

そのぐらい、パート2全体の中では異質な作画、異質な話なので、パート2を未見の人達に「パート2ってこんな感じの作画・映像でしたよ」と言いながら見せてはいけない回じゃないのかなと。名エピソードだけどかなり毛色が違う特殊な回ですよー、と言いながら紹介しないといかん回でしょうと。

まあ、宮崎駿の知名度を利用して少しでも興味を持ってもらいたいという意図があるんだろうけど…。なんだかちょっと歴史の改竄っぽい気配がして、これいいのかな、マズいのでは、どうなんだろう、という不安が…。

パート2と言ったらやはり北原健雄さんのあのキャラデザだよなと…。テレコム回はキャラデザからしてなんか違ってて、メインスタッフが修正を要求しても頑として直してくれなくて、とうとう途中から諦めちゃって「もういいよ。テレコムは勝手にやってくれ」「アイツらの担当回には責任持たねえよ。知らねえよ」と素通し状態になったぐらいにメインスタッフから不評を買ってたとも聞くわけで。なのに、そっちを代表扱いにしちゃいかんだろうと…。

もちろん、そういった色んなノリが混在してるあたりもパート2らしさ、とも思うんですけど。パート2の映像として「アルバトロス」を前面に出すのは絶対違うよなー、と自分は思うのです…。

そういえば、ルパン三世CGアニメ版の宣伝特番でも「カリ城は大ヒット!」と平然と嘘を言ってたし…。既存作品の紹介の仕方が雑というか怪しいというか、そういうところがどうも気になる…。知っててわざとやってるのか、それとも知らないから平気でそういうことをしちゃうのか、判断がつかなくて…。

余談。経緯を無視するのは良くない気がする。 :

余談。宮崎駿が担当した「カリ城」「アルバトロス」「さらば愛しきルパンよ」は、パート2への嫉妬というか恨みというか、そういうドロドロしたアレからできちゃった経緯があるわけで…。

TVアニメ版パート1の後半は高畑+宮崎コンビが担当してるけど、本放送時は全く視聴率が取れなくて惨敗状態で放送を終えるのですが。その後再放送するたびに何故か(?)視聴率が伸びていって、気をよくしたTV局がパート2の制作を企画して、高畑+宮崎コンビが示してくれたパート1後半のドタバタ路線を継承発展する方向でパート2を作って子供達に大人気、という流れがあるわけで。

しかし宮崎駿としては面白くないわけですよ。パート1を作った時はあんだけボロクソに自分達を叩いてたのに、手のひらクルー状態でパート2を作って、しかもパート2のスタッフはまるで自分達の手柄のように振舞ってやがる。ふざけんなと。あの時の俺達に対する仕打ちは一体何だったのかと。

なので、宮崎駿はこっそりと ―― いや、堂々と、自分の担当回でパート2のルパンの全否定を始めちゃう。溜め込んでいた恨みつらみが、パート2に向かって暴発(?)してしまうのです。
  • 「カリ城」ではルパンがおじさんキャラになってるけれど、何がパート2だよ、ケッ。今更ルパンでもないだろ、アイツはもうおじさんみたいなもんだろうが、という意識がああいうルパン像に繋がっていくわけで。たしか緑ジャケットにしたのもパート2の否定だったような…。違ったかな…。
  • 「アルバトロス」の中で見せたバリバリにアクションする不二子像は、パート2の不二子像の否定から出てきているし。
  • パート2最終回では「お前達が今まで見ていたパート2のルパンは全部偽ルパンだったんだよ!」と言い出すし。嘘じゃないです。インタビュー記事で語ってますから。さすがに後になって「アレはやり過ぎだった…」「自分は何様のつもりなのか…」と反省してましたけど。
宮崎駿という天才的なアニメ作家の人間的な面白さが感じ取れる実に良いエピソードだと思うし、どれもちゃんと面白い映画・回になったので結果オーライだと思うのですが、なぜか恨まれちゃったパート2のメインスタッフにとっては溜まったもんじゃない…。

そういう経緯があるので、実はパート2の否定をしている「アルバトロス」をパート2の代表映像として出すのは違うよなー、と思ってしまうわけで。宮崎駿が否定しようとしていた ―― 「こんなのは偽ルパンだ!」とイラついてた映像のほうが、本来のパート2だよなと。あそこはやっぱり北原ルパンを画面に出してくれないと「ああ、パート2ですね」って感じにならないよなあ…。テレコムのルパンを出すのは違う…。

いやまあ、「アルバトロス」もパート2の一エピソードではあるので間違ってはいないのですけど。とりあえず、ちょっとコレ分かってねえなー、とは思いました。みたいな。それともアレかな。「せめてこの回だけでも見てくれ。マジで面白いから」という気持ちがそこにあったのだろうか…。それならそれで分かる…。たしかに宮崎駿担当回は一見の価値アリ、まだ見てないなんて人生で損をしてるレベル、なんだよなあ…。

こういうアレコレってTVドラマとして作れたりしないのかな…。難しいかな…。

以上、1 日分です。

過去ログ表示

Prev - 2020/11 - Next
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project