2016/08/09(火) [n年前の日記]
#1 [raspberrypi] Raspberry Piのカメラモジュールが壊れた
Raspberry Pi のカメラモジュールV2、とうとう壊れてしまった…。
ピンボケ野郎のカメラモジュールV2のフォーカスを、遠くに合わせるべく、試行錯誤してたのだけど。
おそらくだけど、レンズ部分を時計回りに回してフォーカスを遠くに、てなことをやってるうちにレンズ部分がめり込みすぎちゃって、CMOSセンサを押したか擦ったかして、静電気がパチッ、あるいは配線がガリッ、で壊れちゃったんじゃないのかなと…。あるいは、通電してる状態でセンサ周辺に物理的な力を加えていたから、どこかでショートして、ということなのかなと。何にせよ、コレで数千円がパー。トホホ。
かくして、「電動雲台を作ってパノラマ撮影してみよう」計画は、ここで頓挫してしまったという。このカメラモジュールは小さいから、比較的楽に可動部分を作れるのでは、などと夢を見てたけど、甘かった…。
せっかく(?)壊れたのだからレンズ部分を外してみたり。 _こんな感じ。 左側に置いてあるレンズ部分のボロボロぶりを目にすれば、悪戦苦闘ぶりが伝わる…かな…と…。そりゃこんなにやったら壊れるわと思われるだろうけど、だっていくら弄ってもピンボケなんだもん…。
ピンボケ野郎のカメラモジュールV2のフォーカスを、遠くに合わせるべく、試行錯誤してたのだけど。
- ピンセットでレンズ部分を回して、
- 窓際に設置して、
- ssh経由で撮影コマンドを実行して、
- 画像表示してボケ具合を確認して、
- またPCデスク上に持ってきて、
- ピンセットでレンズ部分を回して(以下ループ)
おそらくだけど、レンズ部分を時計回りに回してフォーカスを遠くに、てなことをやってるうちにレンズ部分がめり込みすぎちゃって、CMOSセンサを押したか擦ったかして、静電気がパチッ、あるいは配線がガリッ、で壊れちゃったんじゃないのかなと…。あるいは、通電してる状態でセンサ周辺に物理的な力を加えていたから、どこかでショートして、ということなのかなと。何にせよ、コレで数千円がパー。トホホ。
かくして、「電動雲台を作ってパノラマ撮影してみよう」計画は、ここで頓挫してしまったという。このカメラモジュールは小さいから、比較的楽に可動部分を作れるのでは、などと夢を見てたけど、甘かった…。
せっかく(?)壊れたのだからレンズ部分を外してみたり。 _こんな感じ。 左側に置いてあるレンズ部分のボロボロぶりを目にすれば、悪戦苦闘ぶりが伝わる…かな…と…。そりゃこんなにやったら壊れるわと思われるだろうけど、だっていくら弄ってもピンボケなんだもん…。
◎ 愚痴。 :
それにしても、カメラモジュールV2は…酷いな…。ピンボケじゃなければ、こんなことしないで済んだのに…。
7月上旬に入手した個体でこの状態なのだから、おそらく今現在市場にあるのは初期ロット版なのではないかと邪推したりもして。となると、「壊れたから別の個体を買おう」と思っても、入手できるブツはやっぱりピンボケ。別個体を入手する意味が全く無い…。しかも、コレはちょっと自力で調整とか無理だよなと。海外の掲示板でも「調整成功するまで2個ぐらい壊した」と言ってる人が居たから、やっぱり難しいんだろう…。
「ピンボケでもいいから何か映れば十分だよ」ぐらいに考えてる人しか使えないパーツだよなと。いや、800万画素も使ってピンボケ画像ゲットしてどうするのだと思ったりもするけど。
もったいないなあ。800万画素のセンサを乗せているのに、コレかあ…。実にもったいない。ハードウェアは怖いなと。優秀な部材を使って、こうして製品を作っても、ついうっかりで全部がゴミ仕様に。恐ろしい…。
とは言え。このカメラモジュールV2は、巷にあるWebカメラと同様に、目の前にある何か、ぐらいの距離にピントが合わせてあるのだろうから…。例えば籠の中に居るハムスターを監視、みたいな目的であればドンピシャだったりするのかもしれないなと。800万画素でペット監視。熱いぜ。豪気だぜ。ハムスターの尻の穴の皺までクッキリ! てのは冗談としても、そういう使い方なら全然イケるかもしれないなと思ったりもして。
それにしても、このあたりは難しいよなと。「風景を撮りたい(無限遠がほしい)」という人も居れば「印刷物を撮りたい(近距離にフォーカスを合わせたい)」という人も居るわけで。どこに合わせておけばいいんだよ、てな気分になりそうな。まあ、調整可能にしておくのが無難、とも言えないところも。自分のように「回し過ぎて壊しちゃいました」てな人が出てくる可能性もあるだろうし。色々と難しいよなと。
7月上旬に入手した個体でこの状態なのだから、おそらく今現在市場にあるのは初期ロット版なのではないかと邪推したりもして。となると、「壊れたから別の個体を買おう」と思っても、入手できるブツはやっぱりピンボケ。別個体を入手する意味が全く無い…。しかも、コレはちょっと自力で調整とか無理だよなと。海外の掲示板でも「調整成功するまで2個ぐらい壊した」と言ってる人が居たから、やっぱり難しいんだろう…。
「ピンボケでもいいから何か映れば十分だよ」ぐらいに考えてる人しか使えないパーツだよなと。いや、800万画素も使ってピンボケ画像ゲットしてどうするのだと思ったりもするけど。
もったいないなあ。800万画素のセンサを乗せているのに、コレかあ…。実にもったいない。ハードウェアは怖いなと。優秀な部材を使って、こうして製品を作っても、ついうっかりで全部がゴミ仕様に。恐ろしい…。
とは言え。このカメラモジュールV2は、巷にあるWebカメラと同様に、目の前にある何か、ぐらいの距離にピントが合わせてあるのだろうから…。例えば籠の中に居るハムスターを監視、みたいな目的であればドンピシャだったりするのかもしれないなと。800万画素でペット監視。熱いぜ。豪気だぜ。ハムスターの尻の穴の皺までクッキリ! てのは冗談としても、そういう使い方なら全然イケるかもしれないなと思ったりもして。
それにしても、このあたりは難しいよなと。「風景を撮りたい(無限遠がほしい)」という人も居れば「印刷物を撮りたい(近距離にフォーカスを合わせたい)」という人も居るわけで。どこに合わせておけばいいんだよ、てな気分になりそうな。まあ、調整可能にしておくのが無難、とも言えないところも。自分のように「回し過ぎて壊しちゃいました」てな人が出てくる可能性もあるだろうし。色々と難しいよなと。
◎ カメラモジュール延長ケーブルが届いた。 :
そしてこのタイミングで、千石電商から、Raspberry Pi用カメラモジュール延長ケーブルが届いたという…。泣ける。や、先週末に注文してたのだけど、その時点ではこんな未来が待ち受けてるとは思ってなかったもので。
さて、どうしよう。このケーブル。腕に巻いて「し、静まれ…俺の腕よ…怒りを静めろ!」ごっこをするぐらいしか使い道が思いつきませんよ…。特殊な形状のケーブルだから他の何かに流用するのも難しい。静まれ…俺の腕よ…。
一応届いた品をメモ。
さて、どうしよう。このケーブル。腕に巻いて「し、静まれ…俺の腕よ…怒りを静めろ!」ごっこをするぐらいしか使い道が思いつきませんよ…。特殊な形状のケーブルだから他の何かに流用するのも難しい。静まれ…俺の腕よ…。
一応届いた品をメモ。
- Raspberry Pi カメラモジュール延長用 FCCケーブル 1m。
- Raspberry Pi カメラモジュール延長用 FCCケーブル 45,7cm。
- エンジニア製 テーパーリーマー TR-01。
- スイッチ、マル信無線電機製 MS-400(赤)(黒)
- スイッチ、マル信無線電機製 MS-312 (赤)(黒)
- スイッチ、ミヤマ製 基板用 DS-660R-S(K)(黒)、DS-660R-S(R)(赤)、角形キャップ
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#2 [raspberrypi] Raspberry Piで撮影、について検討
カメラモジュールV2が現時点では使い物にならないと分かったので、撮影に関しては別の方法を探さないといかんなと。
◎ USBカメラという選択肢はどうだろう。 :
ならば、USB接続カメラ/Webカメラを導入するのはどうだろうと。どうやらUVC対応製品ならLinuxでも使えるらしいし、Raspberry Piに繋いで監視カメラにしてる事例もいくつか見かけたし。
と思ってググってみたものの、今現在入手できるUSB接続カメラ/Webカメラって、画素数が少ないのだな…。USB経由でデータを送るから仕方ないのだろうか。
また、焦点距離というかフォーカスに関しても、風景を撮影できそうな状態ではないようで。そりゃまあ、「部屋の中で」「カメラの前に人が居る」「ソレを撮影」てな利用を想定してる製品群だから、そのぐらいの距離にピントを合わせてあるのは当たり前で。
風景撮影ならデジカメ、なんだよな、やっぱり…。USBカメラ/Webカメラの出番じゃない、という空気なんだよな…。
スマホのカメラがどんどん高画質化している、つまりは高スペックなセンサの入手は昔に比べて容易になってるのではと想像するのだけど、PCに直接接続ができるカメラはずっと昔のまま、スペック向上については諦められているのはなんだか不思議だなと。他の使い方を模索されないからスペックが上がらないのか、スペックが上がらないから他の使い方を模索されることもないのか…。
いや、そもそも今時、画像を撮影して送る、という目的ならスマホを使うから、仕方ないのかな。
というかノートPCなら内蔵されてることが多いのか。わざわざカメラを別途用意して外部接続したい、という場面がそもそも少ないから進化が止まってる、ということかな…。
と思ってググってみたものの、今現在入手できるUSB接続カメラ/Webカメラって、画素数が少ないのだな…。USB経由でデータを送るから仕方ないのだろうか。
また、焦点距離というかフォーカスに関しても、風景を撮影できそうな状態ではないようで。そりゃまあ、「部屋の中で」「カメラの前に人が居る」「ソレを撮影」てな利用を想定してる製品群だから、そのぐらいの距離にピントを合わせてあるのは当たり前で。
風景撮影ならデジカメ、なんだよな、やっぱり…。USBカメラ/Webカメラの出番じゃない、という空気なんだよな…。
スマホのカメラがどんどん高画質化している、つまりは高スペックなセンサの入手は昔に比べて容易になってるのではと想像するのだけど、PCに直接接続ができるカメラはずっと昔のまま、スペック向上については諦められているのはなんだか不思議だなと。他の使い方を模索されないからスペックが上がらないのか、スペックが上がらないから他の使い方を模索されることもないのか…。
いや、そもそも今時、画像を撮影して送る、という目的ならスマホを使うから、仕方ないのかな。
というかノートPCなら内蔵されてることが多いのか。わざわざカメラを別途用意して外部接続したい、という場面がそもそも少ないから進化が止まってる、ということかな…。
◎ CHDKでアレするのはどうだろう。 :
CHDKというファームウェアを使うと、昔のCanon製コンパクトデジカメに色々機能を追加することができるので、ソレを使って Raspberry Piから制御する、てのはどうかなと。
制御に関して思いつく方法は2つ。
方法その1。USB remoteを使う。デジカメのUSB端子に一瞬だけ5Vをかけると、ソレをCHDKで判別できるので、そのタイミングで何か処理をする、ということができるらしい。ソレを使って制御する。
ただ、自分としては、EV値を0,-2,+2と変えて撮影したいわけで…。そんなことできるのかな。
それと、デジカメ側で撮影が終了したかどうかを Raspberry Piが判断するのはどうしたら、という問題も。デジカメ側は、毎回決まった一定時間で撮影できるわけではなくて、撮影時間にはばらつきがあるので。Raspberry Piが「もう撮影は終わっただろう」とモータを回転して向きを変えたら、デジカメ側では「ちょっとちょっと! まだ撮影中だよ! うわー、写真にブラーかかっちゃった…」てな場面がありそうだなと。
さらに、どういう回路を作ればええのや、という問題も。Raspberry Pi の GPIO は +3.3V。いきなり0/1を送ってもダメだろう。+5V の On/Off ができる回路って、どんな回路になるの? もしかして、トランジスタをスイッチとして使って切り替える、みたいな感じ? そのあたりも、さっぱり分からず。
方法その2。PTPとやらを使う。CHDKを導入すると、PTPなる、デジカメをUSB接続で遠隔操作できる機能が追加される、という話もあるらしい。大昔のデジカメにはそれらPTPという機能が入っていて、Linuxなら gphoto2 等を使えば遠隔操作できたのだけど、それはかなり古いデジカメに対しての話で。おそらくはそういう機能をCHDKが追加してくれるのかなと。
ところが、このPTP関係、ググっても情報があまり見当たらない。や、英語ならいくつかページが見つかるのだけど、日本語記事がほとんど無い…。「撮影しろ! そして撮影データをSDカードに保存しないで、USB接続されてる俺にいきなり渡せ!」というコマンドは送れるらしいのだけど、「EVを変えて撮影しろ!」ができるのかどうか、それすら分からないという。
ただ、このあたり、使えるようになったら結構グッドな状態になりそう、てな予感はあるわけで。カメラメーカがちゃんとしっかり作ってくれたデジカメを、Raspberry Piから遠隔操作できたら、少なくとも画質の面ではモーマンタイだよなと。
ただ、各ツールの導入方法すら分からんという…。Raspberry Pi用に作ったバイナリだかソースだかもあるらしいのだけど…。英語だから分からん…。
制御に関して思いつく方法は2つ。
方法その1。USB remoteを使う。デジカメのUSB端子に一瞬だけ5Vをかけると、ソレをCHDKで判別できるので、そのタイミングで何か処理をする、ということができるらしい。ソレを使って制御する。
ただ、自分としては、EV値を0,-2,+2と変えて撮影したいわけで…。そんなことできるのかな。
それと、デジカメ側で撮影が終了したかどうかを Raspberry Piが判断するのはどうしたら、という問題も。デジカメ側は、毎回決まった一定時間で撮影できるわけではなくて、撮影時間にはばらつきがあるので。Raspberry Piが「もう撮影は終わっただろう」とモータを回転して向きを変えたら、デジカメ側では「ちょっとちょっと! まだ撮影中だよ! うわー、写真にブラーかかっちゃった…」てな場面がありそうだなと。
さらに、どういう回路を作ればええのや、という問題も。Raspberry Pi の GPIO は +3.3V。いきなり0/1を送ってもダメだろう。+5V の On/Off ができる回路って、どんな回路になるの? もしかして、トランジスタをスイッチとして使って切り替える、みたいな感じ? そのあたりも、さっぱり分からず。
方法その2。PTPとやらを使う。CHDKを導入すると、PTPなる、デジカメをUSB接続で遠隔操作できる機能が追加される、という話もあるらしい。大昔のデジカメにはそれらPTPという機能が入っていて、Linuxなら gphoto2 等を使えば遠隔操作できたのだけど、それはかなり古いデジカメに対しての話で。おそらくはそういう機能をCHDKが追加してくれるのかなと。
ところが、このPTP関係、ググっても情報があまり見当たらない。や、英語ならいくつかページが見つかるのだけど、日本語記事がほとんど無い…。「撮影しろ! そして撮影データをSDカードに保存しないで、USB接続されてる俺にいきなり渡せ!」というコマンドは送れるらしいのだけど、「EVを変えて撮影しろ!」ができるのかどうか、それすら分からないという。
ただ、このあたり、使えるようになったら結構グッドな状態になりそう、てな予感はあるわけで。カメラメーカがちゃんとしっかり作ってくれたデジカメを、Raspberry Piから遠隔操作できたら、少なくとも画質の面ではモーマンタイだよなと。
ただ、各ツールの導入方法すら分からんという…。Raspberry Pi用に作ったバイナリだかソースだかもあるらしいのだけど…。英語だから分からん…。
この記事へのツッコミ
- Re: Raspberry Piで撮影、について検討 by 名無しさん 2018/03/17 13:32
- gphoto2つかえば,大抵の1眼レフとかコントロールできますよ。もちろん露出補正とかも自由自在。raspberry Piでも動きます。
[ ツッコミを読む(1) | ツッコむ ]
#3 [neta][anime] アニメーターさんが中世ファンタジー異世界に行っちゃうソレってどうかなと
アニメーターさんが中世ファンタジー異世界に行っちゃう設定とかどうだろうなと唐突に妄想。
いやまあ、そういうラノベが既にどこかに絶対あるだろうという予感もあるのだけど。あるよね。どこかでそういう話をチラッと見かけたようなおぼろげな記憶もあるんだけど偽記憶だろうか。…まあ、それは置いといて、自分なりに妄想を続けてみたり。
アニメーターさんと言っても、世の中には空手の有段者だったりする肉体派アニメーターさんが実在するらしいので、そういう人が行ってしまうと無双系のソレになってアニメーター設定は何だったのかとツッコまれそうだなと。ドラゴンを拳でボコるアニメーターさんとか面白そうだけど…。なんだか違うよなと…。
なので、ここは、絵は上手いけどソレ以外は全然、というタイプのフツーのアニメーターさんが主人公、ということにしたい。
とりあえず向こうの世界で何かしら飯を食わないといけないので…。最初のうちは、似顔絵とか道端で描いたりしてどうにか食い繋ぐとして。あるいは画家の先生を見つけて弟子入りして、とか。しかしその後は、やはり身についた動画作成能力を発揮して天下を取りたい、かどうかはともかくとして、ソレで飯を食いたいと思うはずだと。何せ周りにそんな能力持ってるヤツは一人も居ないのだからブルーオーシャンだぞ、と。
しかし中世相当では、フィルムもカメラも映写機も無い。ファンタジー世界だから魔法はあるかもしれないけど、アニメを見せる魔法なんてあるとは思えない。これではアニメを作りようがない。どうしよう。
そこで、アニメを見せられる何かをゼロから作り始める、という展開はどうかな、と…。
おそらく現実世界の中世でも、たくさん絵を描いてソレが動く何かしらはいくつか作られてるだろうから、ソレを作りました、という展開になったら話は終わっちゃうけど。主人公アニメーターさんはそのあたりちょっと不勉強だったので、その手の知識が無いから再発明、ということにして。
まずは、木の板にパラパラ漫画を描いて、その木の板を棒に貼り付けてグルグル回す何かを作る。道端でグルグル回して、道行く人に見せて…。
コレでそこそこ稼げたけど、しかしコレでは画面相当が小さいから、大勢の人に見せられない。一気に稼げない。大勢の人に見せるなら、やっぱり映写機が必要だなと。
映写機を作るためには、まずは透明な板状の何かが必要。中世ファンタジー世界内で、手に入りそうな透明なソレと言えば…。ガラスかな。ガラスぐらいしか思いつかないな。そこで、ガラス工房に行ってみる主人公。
しかしおそらく中世ではガラスは結構高級品。値段を聞いてガックリきそう。そもそも工房の人から「何に使うんだ」と問われて「絵を動かすんだ」と答えてみたら大笑いされて邪魔者扱い。ここは一つ、工房の人を巻き込んで、安く提供してもらう必要がある。説得して、何をしようとしているのか理解してもらわないと…。
なので、そのへんにたまたま落ちてたガラス片を数枚手に取って、筆を貸してもらって、何かを描き出す主人公。数十分後、「要するにこういうことがしたいんだ」と、ガラス職人達の前で、工房の片隅の暗がりに、太陽光を反射させつつ…。そこに映し出されたものは…。
みたいなソレはどうかな、と。
せっかくだから、作者と担当さんで、主人公が作ったアレコレをそのまま再現してみる、というのはどうだろうと。ラノベの挿絵と言えばイラストレーターさんが綺麗な絵を描いて、てな感じだけど。それではなくて、挿絵の代わりに、「主人公が作った映写機第何号の再現品」とか説明がついてる写真が挟んである、みたいな。要は昔のオカルト系の本で時々挟んである「水晶の髑髏」の写真とか「発掘された飛行機型オブジェ」の写真、みたいな、あのノリ。
「ウイングマン」の単行本を買った際、中にウイングマンのスーツの写真が載ってて、ちょっとビックリしたわけだけど。アレをラノベでも…。「所詮漫画だろ」「所詮ラノベだろ」と思って読み始めたのに、突如出現する実物の写真。ファンタジーがリアルを侵食し始める、あの妙な感覚。
まあ、寝言です…。
いやまあ、そういうラノベが既にどこかに絶対あるだろうという予感もあるのだけど。あるよね。どこかでそういう話をチラッと見かけたようなおぼろげな記憶もあるんだけど偽記憶だろうか。…まあ、それは置いといて、自分なりに妄想を続けてみたり。
アニメーターさんと言っても、世の中には空手の有段者だったりする肉体派アニメーターさんが実在するらしいので、そういう人が行ってしまうと無双系のソレになってアニメーター設定は何だったのかとツッコまれそうだなと。ドラゴンを拳でボコるアニメーターさんとか面白そうだけど…。なんだか違うよなと…。
なので、ここは、絵は上手いけどソレ以外は全然、というタイプのフツーのアニメーターさんが主人公、ということにしたい。
とりあえず向こうの世界で何かしら飯を食わないといけないので…。最初のうちは、似顔絵とか道端で描いたりしてどうにか食い繋ぐとして。あるいは画家の先生を見つけて弟子入りして、とか。しかしその後は、やはり身についた動画作成能力を発揮して天下を取りたい、かどうかはともかくとして、ソレで飯を食いたいと思うはずだと。何せ周りにそんな能力持ってるヤツは一人も居ないのだからブルーオーシャンだぞ、と。
しかし中世相当では、フィルムもカメラも映写機も無い。ファンタジー世界だから魔法はあるかもしれないけど、アニメを見せる魔法なんてあるとは思えない。これではアニメを作りようがない。どうしよう。
そこで、アニメを見せられる何かをゼロから作り始める、という展開はどうかな、と…。
おそらく現実世界の中世でも、たくさん絵を描いてソレが動く何かしらはいくつか作られてるだろうから、ソレを作りました、という展開になったら話は終わっちゃうけど。主人公アニメーターさんはそのあたりちょっと不勉強だったので、その手の知識が無いから再発明、ということにして。
まずは、木の板にパラパラ漫画を描いて、その木の板を棒に貼り付けてグルグル回す何かを作る。道端でグルグル回して、道行く人に見せて…。
コレでそこそこ稼げたけど、しかしコレでは画面相当が小さいから、大勢の人に見せられない。一気に稼げない。大勢の人に見せるなら、やっぱり映写機が必要だなと。
映写機を作るためには、まずは透明な板状の何かが必要。中世ファンタジー世界内で、手に入りそうな透明なソレと言えば…。ガラスかな。ガラスぐらいしか思いつかないな。そこで、ガラス工房に行ってみる主人公。
しかしおそらく中世ではガラスは結構高級品。値段を聞いてガックリきそう。そもそも工房の人から「何に使うんだ」と問われて「絵を動かすんだ」と答えてみたら大笑いされて邪魔者扱い。ここは一つ、工房の人を巻き込んで、安く提供してもらう必要がある。説得して、何をしようとしているのか理解してもらわないと…。
なので、そのへんにたまたま落ちてたガラス片を数枚手に取って、筆を貸してもらって、何かを描き出す主人公。数十分後、「要するにこういうことがしたいんだ」と、ガラス職人達の前で、工房の片隅の暗がりに、太陽光を反射させつつ…。そこに映し出されたものは…。
みたいなソレはどうかな、と。
せっかくだから、作者と担当さんで、主人公が作ったアレコレをそのまま再現してみる、というのはどうだろうと。ラノベの挿絵と言えばイラストレーターさんが綺麗な絵を描いて、てな感じだけど。それではなくて、挿絵の代わりに、「主人公が作った映写機第何号の再現品」とか説明がついてる写真が挟んである、みたいな。要は昔のオカルト系の本で時々挟んである「水晶の髑髏」の写真とか「発掘された飛行機型オブジェ」の写真、みたいな、あのノリ。
「ウイングマン」の単行本を買った際、中にウイングマンのスーツの写真が載ってて、ちょっとビックリしたわけだけど。アレをラノベでも…。「所詮漫画だろ」「所詮ラノベだろ」と思って読み始めたのに、突如出現する実物の写真。ファンタジーがリアルを侵食し始める、あの妙な感覚。
まあ、寝言です…。
◎ コンピュータプログラマーが中世ファンタジー異世界に。 :
コンピュータどころか電気も無いからプログラマーは役に立たないな。
いや待て。数学がちゃんと分かってるプログラマーならどうだろう。いや、だったら数学者が行ったほうが、まだ話になるのか…。
彼は叫んだ。「私の数学でドラゴンを倒してみせます!」
そんな話を書けそうな人は、一人しか思いつかないです。
いや待て。数学がちゃんと分かってるプログラマーならどうだろう。いや、だったら数学者が行ったほうが、まだ話になるのか…。
彼は叫んだ。「私の数学でドラゴンを倒してみせます!」
そんな話を書けそうな人は、一人しか思いつかないです。
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以上、1 日分です。