mieki256's diary



2016/08/12(金) [n年前の日記]

#1 [ubuntu] chdkptpをUbuntu上で使えるのか実験

chdkptp なるツールを使うと、CHDKが動いてるCanon製コンパクトデジカメを遠隔操作できる。かもしれないので、試してみたり。

ひとまず、Windows10 x64 + VMware + Ubuntu 16.04 LTS上で動作確認してみたい。

結論というか、注意点だけ先に書いておくと…。

chdkptpの入手。 :

chdkptp は、 _Install | chdkptp Project | Assembla から辿って、おそらく最新版であろう chdkptp-r690-Linux-x86_64.zip をDLしてきた。 _https://www.assembla.com/spaces/chdkptp/documents にアクセスすれば、ファイルが入手できる。Windows版や、Raspberry Pi版もあるみたいですな。

解凍すると、中には以下のファイルが入ってた。
  • chdkptp
  • chdkptp_gui
  • chdkptp-sample.sh
  • その他ドキュメントファイル(テキストファイル)
  • luaフォルダ
chdkptp と chdkptp_gui はバイナリ。chdkptp-sample.sh はシェルスクリプト。この3つのファイルは実行権限がついていた。

任意の場所にコピー。今回は、~/bin/chdkptp というフォルダを作って、そこに入れておいた。

動作に必要なもの。 :

_tudelft/chdkptp によると、動作に必要なものは以下。らしい。
  • IUP version 3.10.1 http://www.tecgraf.puc-rio.br/iup/ (earlier 3.x versions may also work) Optional, edit config.mk to build without IUP GUI support
  • CD Version 5.7 http://www.tecgraf.puc-rio.br/cd/ (earlier 5.x versions may also work) Optional, used for remote display
  • Lua version 5.2 http://www.lua.org/ chdkptp no longer supports Lua 5.1, although it may work
  • LibUSB (libusb-win32 on windows)
  • GNU readline Optional, recommended on Linux
_IUP
_CD
_Lua

Windows環境で動かしたい場合は、LibUSBとやらが必要になるようで。今回は Ubuntu Linux上で動かすから、別途インストールしなくてもヨサゲ。

(※ ちなみに、英語がフツーに読める人なら、上記の英文を眺めて「アレ? IUP や CD は要らないんじゃね?」と気づくだろうけど。自分は英語赤点野郎だから気付かずに無駄な作業を延々と…。)

ところで、IUPって何?

_IUPのインストールで苦労する話 - Qiita によると、どうやら Lua から使えるGUIツールキット、らしい。

すると、CD って何よ?

_CD - A 2D Graphics Library によると、Canvas Draw の略らしい。おそらく、GUIアプリがキャンバスに何かを描くことができるようになるのではないかな。たぶん。

Luaのインストール。 :

何はともあれ、Lua のインストールが必要なのだろう…。インストールするか…。

(※ 後から判明したけど、実はこのインストール作業は要らない。chdkptp の実行バイナリの中に入ってる lua を使えば済むっぽい。)

Ubuntuの場合は、以下でいいのだろうか?
$ sudo aptitude install lua5.2

$ which lua
/usr/bin/lua

$ lua -v
Lua 5.2.4  Copyright (C) 1994-2015 Lua.org, PUC-Rio

これで本当に Lua がインストールできているのだろうか…。一応、バージョンは表示されてるけど…。

IUP等のビルド。 :

IUPも、CDも、chdkptp をCUIで操作する分には要らないらしいけど、一応GUIで表示してみたかったので、導入できないか試みることに。

(※ 後から分かったけど、「CUIで動かすぞ。GUIなんてイラネ」「つまり IUP も CD も導入する必要無し」てな方針でやったほうが、はるかに楽。なので、この記事のIUPとかCDのあたりは全部読み飛ばしを推奨。)

_Building Lua, IM, CD and IUP in Linux によると、libreadline-dev が必要になるという話も。よく分からんから入れておく。
sudo aptitude install libreadline-dev

IUPをビルドするには以下も必要らしい?
To build IUP you will need:

libgtk2.0-dev (for the GTK driver)
or
libgtk-3-dev (for the GTK driver)
  libmotif-dev and x11proto-print-dev (for the Motif driver, OPTIONAL)
libgl1-mesa-dev and libglu1-mesa-dev (for the IupGLCanvas)
libwebkit-dev or libwebkitgtk-dev (for the IupWebBrowser using GTK 2)
or
libwebkitgtk-3.0-dev (for the IupWebBrowser using GTK 3)

CDをビルドするには以下も必要らしい?
To build CD you will need:

libfreetype6-dev
libgl1-mesa-dev and libglu1-mesa-dev (for the ftgl library used by CD_GL)
libgtk2.0-dev (for the GDK driver)
or
libgtk-3-dev (for the GTK driver)
  libx11-dev (for the X11 driver, OPTIONAL)
  libxpm-dev (")
  libxmu-dev (")
  libxft-dev (for the XRender driver, OPTIONAL)

よく分からんので、とりあえず全部入れてみる…。
sudo aptitude install libgtk2.0-dev libgtk-3-dev libmotif-dev x11proto-print-dev libgl1-mesa-dev libglu1-mesa-dev libwebkit-dev libwebkitgtk-dev libwebkitgtk-3.0-dev libfreetype6-dev libgl1-mesa-dev libglu1-mesa-dev libgtk2.0-dev libgtk-3-dev libx11-dev libxpm-dev libxmu-dev libxft-dev

面倒臭いな。IUPのパッケージって無いのかな…ビルドしないといかんのだろうか…。でもまあ、ひとまずビルドに挑戦してみるか…。

_IUP - Browse /3.19.1/Docs and Sources at SourceForge.net から、iup-3.19.1_Sources.tar.gz をDL。

とりあえず、~/packages というフォルダを作って作業することにした。iup-3.19.1_Sources.tar.gz をコピーしてきて、解凍。
tar xpvzf iup-3.19.1_Sources.tar.gz

ビルドしてみよう。
cd iup
make
エラーが出た。CD が入ってないとダメっぽいな…。これはおそらく、 _解説ページ にある、imとやらも入れないとダメなんだろうな。imって何なのか分かってないけど。

_IM - An Imaging Tool

im = Imageing Toolの略か…。

何にせよ、im と cd と iup のソースを落としてきて、順々にビルドしないといかんのだな。(※ 後で分かったけど、iup は cd に依存していて、cd は im に依存しているらしい。)

ならばと、以下のファイルをDL。
lua-5.3.3_Sources.tar.gz
im-3.11_Sources.tar.gz
cd-5.10_Sources.tar.gz
iup-3.19.1_Sources.tar.gz
_IM - Browse Files at SourceForge.net
_CD - Browse Files at SourceForge.net
_IUP - Browse Files at SourceForge.net

~/packages の中で、全部解凍。
tar zxpvf lua-5.3.3_Sources.tar.gz
tar zxpvf im-3.11_Sources.tar.gz
tar zxpvf cd-5.10_Sources.tar.gz
tar zxpvf iup-3.19.1_Sources.tar.gz

imからビルド。
cd im/src
make
「lua.h がねえよ! 見つからねえよ!」と、エラーが出た…。そこからか…。そこからビルドしないとダメか…。

liblua5.2-dev をインストールすればどうにかならないか。
sudo apt-get install liblua5.2-dev
インストールしてみたけど、やっぱり lua.h が無いと怒られる。

lua5.3 と liblua5.3-dev をインストールしたら変わってこないか。
sudo aptitude install lua5.3 liblua5.3-dev
変わらねえや。

_前述の解説記事 を眺めると、デフォルトでは lua5.1 が対象になっているらしい。lua5.2 や lua5.3 を使う時は環境変数?を設定しろ、と書いてあったので試してみる。
export USE_LUA_VERSION=53
この状態で make してみたら、警告は大量にでるものの、状況が改善した。どうやら im のビルドは通った。かもしれない。

次は cd をビルド。
cd ../../cd/src
make
しかし、「ftgl.h が無い」と怒られる…。

Ubuntuのパッケージに、ftgl-devというのがあるっぽい。インストールしてみる。
sudo aptitude install ftgl-dev
この状態なら、cd のビルドもできたっぽい。

今度こそ iup のビルドをしてみる。
cd ../../iup
make
「../../lua53/lib/Linux44_64/liblua53.a がねえよ!」とエラーが出た。

再度、 _前述の解説記事 を眺めると、Ubuntuの場合は、/usr/include/lua5.x にパッケージをインストールした時のアレコレが入ってるのでそこを指定しろ、とも書いてあるように見える。
export LUA_SUFFIX=
export LUA_INC=/usr/include/lua5.3
export USE_LUA_VERSION=53
あるいは
export LUA_SUFFIX=
export LUA_INC=/usr/include/lua5.2
export USE_LUA_VERSION=52

この状態で iup を make してみたけど、やっぱり liblua53.a がねえよ、とエラーが出た。

ダメだ。分からん。

ビルドは諦めてバイナリを使う。 :

_Building Lua, IM, CD and IUP in Linux によると、cd や iup に関してはバイナリもあるらしいので、ソレを落としてみる。最初からそうすればよかったのでは…。

しかしコレ、Linuxのカーネルバージョン?と一致したバイナリが無ければ、やっぱりビルドしないといけないことになるのでは。まあ、今回は、一致したバージョンがあるから試せるけど。

_IM - Browse Files at SourceForge.net
_CD - Browse Files at SourceForge.net
_IUP - Browse Files at SourceForge.net

バージョン番号 → Linux Libraries → Lua52 と辿って、以下の3ファイルをDL。
im-3.11-Lua52_Linux44_64_lib.tar.gz
cd-5.10-Lua52_Linux44_64_lib.tar.gz
iup-3.19.1-Lua52_Linux44_64_lib.tar.gz

~/packages 以下に binary というフォルダを作って、上記3ファイルを移動して解凍。
cd ~/packages/binary
mkdir im
mkdir cd
mkdir iup
cd im
tar zxpvf im-3.11-Lua52_Linux44_64_lib.tar.gz
cd ../cd
tar zxpvf cd-5.10-Lua52_Linux44_64_lib.tar.gz
cd ../iup
tar zxpvf iup-3.19.1-Lua52_Linux44_64_lib.tar.gz
cd ..
解凍すると、それぞれの中に *.so が入ってた。

システムディレクトリ、/usr/lib 以下にコピーする。…コピーしちゃってええんかいな?
sudo cp im/*.so /usr/lib
sudo cp cd/*.so /usr/lib
sudo cp iup/*.so /usr/lib
もし、強制上書きしたい時は、sudo cp -f 〜/*.so /usr/lib のように指定。

これで必要なファイルは入ったはずだ…。

デジカメをPCに接続。 :

いよいよデジカメをPCに接続する。

デジカメ上でのCHDKの起動の仕方は、 _2014/12/21の日記 でメモしてあった。ただし、これは Canon PowerShot A3300 IS の場合で、他の機種は微妙に違う起動方法になると思う。

CHDKが動いてる状態で、PCのUSB端子に、いきなり繋ぐ。デジカメの液晶画面が消えて真っ暗になる。

VMware上で動いてる Ubuntu から、USB接続されたデジカメが認識できているか、lsusb と打って確認。Canon なんたら、とデジカメ名が表示されるはず。

chdkptpを起動。 :

ひとまず chdkptp を起動してみる。
./chdkptp
または
./chdkptp_gui
色々とエラーが出た。main が見当たらないとかなんとか。

どうやら、chdkptp や chdkptp_gui を直接呼び出しても動かないらしい…? chdkptp-sample.sh を実行すると動くっぽい。

ただ、chdkptp-sample.sh の中の CHDKPTP_DIR= の行で、chdkptp が入ってるフォルダの場所を指定しているので、そこを自分の環境に合わせて修正しないといけない。修正後、以下を実行。
./chdkptp-sample.sh
おそらく、chdkptp-sample.sh の中で環境変数を色々設定してるあたりが肝なのだろう…。LUA_PATH と LD_LIBRARY_PATH を適切に設定せよ、ということじゃないのかなと…。

ちなみに、GUIで動かしてみようと ./chdkptp-sample.sh -g と打ってみたが、「GUIはサポートしてないんだよね」と言われてしまった。 GUI表示ができないなら…IUP等のインストール作業は何だったのか…。CUIでしか使えないなら、IUPのビルドやインストールは要らなかったのでは…。

てなわけで、最初から「CUIしか使わんもんね」的方針でやったほうが全然楽だったなと。

とりあえず、chdkptp が CUI で起動してる状態で…。
  • h (あるいは help) と打てば、ヘルプが表示される。
  • q (あるいは quit) と打てば、chdkptp が終了。
  • c (connect) と打てば、デジカメと接続できる。
  • dis (disconnect) と打てば、デジカメとの接続を切断できる。
  • list と打てば、接続されてるデジカメの一覧が表示される。デジカメが接続されてる時と、切断されてる時で、結果表示が異なる。
  • rec と打てば、撮影モードになる。レンズがニョキッと出てきた。

そして、shoot と打てば撮影できそうだが…。打ってみたらエラーが。しかも、デジカメの電源が勝手に切れてしまった。

ひょっとして CHDKのバージョンが古いのだろうか。

CHDKをアップデート。 :

デジカメ側のCHDKが古いのではと疑って、現行版をDLして試してみた。

_Downloads - CHDK Wiki - Wikia

自分の環境では今まで 1.3.0 を入れてたようだけど、今回は 1.4.1 Complete版を入手。自分の持ってる機種は、Canon PowerShot A330 IS、ファームウェアは100Cなので、a3300-100c-1.4.1-4672-full.zip をDLした。

解凍して、デジカメ側で使うSDカードのルートフォルダにコピー。

再度chdkptpを試す。デジカメ側のCHDKを起動して、PCに繋いで、chdkptp で同じように操作してみたものの、やはり shoot と打つと落ちる。

以下のようなメッセージが表示されてる。
unexpected packet type 0x5f65
ERROR: bad parameter
どうやら CHDK のバージョンが古い点は関係なかった模様。

VMwareではなく実機に繋いでみる。 :

もしかして、VMware上で試しているから問題が起きるのだろうか…?

ならばと、足元で埃を被っていた、Ubuntu 14.04 LTS が入ってるサブPCに繋いで試してみたり。

結果が少し変わってきた。
$ ./chdkptp-sample.sh
___> list
-1:Canon PowerShot A3300 IS b=002 d=005 v=0x4a9 p=0x3223 s=0042123855B44E4D94E8AE37E09C760B
___> c
connected: Canon PowerShot A3300 IS, max packet size 512
con> list
*1:Canon PowerShot A3300 IS b=002 d=005 v=0x4a9 p=0x3223 s=0042123855B44E4D94E8AE37E09C760B
con> rec
con 1> shoot
ERROR: I/O error
___> list
___>
packet typeがおかしいとは言われなくなった。しかし I/O Error と返ってきた。そしてやっぱり、デジカメ側の電源が落ちた。うーん。

動かなかった原因が判明。 :

解決策をググってるうちに、「LinuxでUSBデバイスを使うにはroot権限が必要」という話を見かけた。…もしかして、ソレ?

root になって chdkptp を動かしてみる。
$ sudo ./chdkptp-sample.sh
___> list
-1:Canon PowerShot A3300 IS b=002 d=009 v=0x4a9 p=0x3223 s=0042123855B44E4D94E8AE37E09C760B
___> c
connected: Canon PowerShot A3300 IS, max packet size 512
con> list
*1:Canon PowerShot A3300 IS b=002 d=009 v=0x4a9 p=0x3223 s=0042123855B44E4D94E8AE37E09C760B
con> rec
con 1> shoot
con 2> remoteshoot
con 5> dis
___> list
-1:Canon PowerShot A3300 IS b=002 d=009 v=0x4a9 p=0x3223 s=0042123855B44E4D94E8AE37E09C760B
___> q
おお。撮影できた。

そういうオチか…。rootになって chdkptp を動かさないといかんのだな…。

ちなみに、remoteshoot コマンドによって、Ubuntu側に保存された画像ファイルは、所有者が root になってた。デジカメ内に保存したほうが、その後の画像ファイルの扱いは楽、ってことかな…。いや、そもそも chdkptp を使って遠隔操作するにはroot権限が必要なのだから、そのあたりは関係ないか。

何にせよ、これで、少し古いCanon製コンパクトデジカメを持ってるならPC側から遠隔操作可能だよ、と分かった。さて、何に使えるだろう。夢が広がりんぐ。

もっとも、デジカメ側のバッテリーの問題や、連続稼働による熱の問題はあるのだけど。

VMware上でもう一度試してみた。 :

root権限で実行すれば VMware + Ubuntu上でも動いてしまったりしないか。と思えてきたので試してみたけど、ダメだった。こんな感じのメッセージが。
con 1> remoteshoot
unexpected packet type 0x5f62
WARNING: capture_get_data error bad parameter
WARNING: error waiting for shot script nil
ERROR: bad parameter uninit I/O error
どうやら実機じゃないとダメっぽいなと。

ひょっとして、VMwareは、Windowsが使ってるドライバを経由して、USBデバイスを扱うのではないかしらん。だとすれば、Windows上に LibUSB とやらをインストールして、その上で VMware を動かして、とかやってみたら動くのかもしれない。もっともソレなら、Windows上で chdkptp を直接動かしたほうが早くね? という話になりそうな。

udevとやらも関係してるらしい。 :

一般ユーザでもUSB接続されたデジカメにアクセスするためには、udev だか rules だかが関係してくるらしい。

_udevでデバイスファイルのパーミッション制御 - ゆるゆると
_libusb のデバイスを udev ルールで root 以外にアクセス許可する方法 - 私の二次記憶

#2 [anime] ライダーゴースト、コンタクトレンズの回を視聴

43話、だったのかな。たぶん。たこ焼きの人による お坊さん的演技が完璧過ぎてビックリしてしまった…。これはスゴイ…。もしや、この役者さん、ライダー電王の主役の人と同レベルの力量を持ってたりしないか…。いや、 お坊さんの明確なキャラ作りがそれだけ成功していたということでもあるのだろうか。

思い返せば、ライダーゴーストは別人格が色んな役者さんに乗り移るシチュエーションが妙に多いような気がしてきたり。ということは、それぞれの役者さんの演技力が毎回試されるわけで…。若い役者さん達がそういう面で鍛えられる作品、だったのかもしれないなと…。

考えてみれば、特撮ヒーロー番組以外では、次々と別人格に乗っ取られるというシチュエーション自体、まず無いんだよな…。○○役として出演しながら、実質的には何役も演じる機会に恵まれる、とも考えられるのかな。しかも、そういった突飛な設定が無い企画だったとしても、1年間もの長丁場。鍛え上げられるわけだなと…。

#3 [zatta] 新国道が旧国道になっていた

弟が大内宿までバイクでツーリングをしてきたのだけど、帰りは道に迷ったそうで。なんでも、スマホ上に表示される地図では、国道4号バイパスが国道4号と表示されていて迷ったとかで。

ところが、そのあたりの会話をしていたら、妹が、「自分達が新国道と呼んでいた国道4号線は、今年の春から _県道17号 になってる」「国道4号バイパスと呼んでいた道路が、現在の国道4号線である」と衝撃の事実を。マジか。知らなかった…。

ちなみに、件の道路を今まで新国道と呼んでいたということは、当然ながら旧国道もあるわけで…。 そのように呼ばねばならぬのか。ややこしい…。

さらに、親父さんがこっちに引っ越してきた頃は、旧国道が国道4号線と呼ばれていて、旧・新国道、いや、新・旧国道が4号バイパスと呼ばれていた、という話まで出てきて。すると、バイパスができると、いずれはその道路が本家と入れ替わる、ということなのか…。

この調子だと、50〜100年後には、全然違う場所に、また別の国道4号線が通っていたりしそうだなと…。そのうち会津を通過する新しい道路が国道4号線、てなことになってたりして。

郡山市民は違う呼び方をしてるらしい。 :

_郡山市民というか福島県民の言う「旧国道」とは、何の事でしょうか... - Yahoo!知恵袋 によると、郡山市民は、旧・新国道を旧国道と呼んでいるらしい…。旧・旧国道と混同する場面がありそう…。

でもまあ、郡山市内では、旧・旧国道はズタズタにされてるから問題にならないのかな。何せ「うすい」の前を通ってる道路が、旧・旧国道らしいので…。

昔はどういう風景がそこにあったのだろうなあ…。せめて写真を撮ってた人は…まあ、居ないよな…。

#4 [zatta][neta] ○○をテーマにした曲を作るのはどうだろう

たまたまTVをつけたら、どうやら甲子園が映ってたようで、ブラバンが演奏するピンクレディーの「サウスポー」が流れてきた。

「サウスポー」って何年前の曲だろう。めちゃくちゃ古いよな…。しかし、野球をネタにした歌詞だから、未だに演奏され続けているのだな。「タッチ」なんかも、そういう…

ピキーン。

そうか。もしも売れる曲を作りたいなら、スポーツをテーマにした曲を書いたらええのとちゃうか? 「サウスポー」のように、そのスポーツ絡みで、ずっと使われ続けて…。

と思ったけど、観客席でドンドンチャンチャンと演奏できるスポーツって、そもそも少ないか。例えばゴルフをテーマにした曲を書いても、ゴルフ場で観客が演奏してくれるはずもなく。Be Quiet。お静かに。

どのスポーツなら商品が浸透しそうか、ちと考えてから狙いを絞らないとアレだなと。

スポーツに限らないのでは。 :

例えばバラエティ番組等で、お婆さんがコンピュータを扱ってる映像が流れたとして。その際バックで流れるのは、まず間違いなく「コンピューターおばあちゃん」だよなと。

つまり、何かしらをテーマにして書かれた曲は、その何かしらがTVに映るたびに使ってもらえる可能性が。「翼を広げて会いたい会いたい今すぐ会いたい」系の歌詞を周囲の真似して書くよりも、売れる確率が多少は上がるのではないか。

例えば、コンピュータ、いや、「パソコン」をテーマにした曲を書けば、TVで「パソコン」が映るたびに、その曲が流れるかもしれない…。

と思ったけど、パソコンの歌ってどんな歌やねん。「パソコン パソコン パソパソコン」とでも歌えばいいのだろうか…。出だしから、あるいはサビで、その単語を使いまくらないとあかんのだろうな…。難易度高そう。

例えば「紅殻のパンドラ」というアニメのED曲は、「デバイス」「アクセス」「回路」「リード」「ライト」「エンター」「クローズ」等々、その手の単語が使われまくりなのだけど。だからと言って、TV番組でコンピュータが映るたびに流せる曲かと言うと、そういうわけでもないなと。キャッチーな部分が無く、ただ全般的にその手の単語をまぶしてあるだけで、しかもサビでは恋愛っぽいソレに変化してしまうので使いづらい。つまり、パッと聞いた瞬間に、「あ、○○の曲なのね」と思われる、そんな曲じゃないと…。難易度高そう。

映像面から逆に考える。 :

TV番組等で頻繁に出てくる何か、について狙いを定めて曲を作れば、あるいは…。さて、今、この時期に、必ずTVに映る何かとは、何だろう?

スマホじゃないかな、もしかして。つまり、今なら、スマホの曲を作るとあちこちで使ってもらえて売れるかもしれぬ。

いや、でも、スマホの曲ってどんな曲やねん。「スマーホ スマーホ スマアアアッ…フォー!」とでも歌えばええのかなってどんな歌や。メロディー浮かばんわ。やっぱり難易度高いな…。

何にせよ、「どんな手を使っても一発当ててみたいんじゃあ」と思ってる人は、スマホの曲でも書いてみたらどうかと思います。いや待て。今ならポケモンGoの歌を書いたほうがってソレ任天堂から訴えられるか…。

「翼を広げて」系はレッドオーシャンだけど、「スマーフォー」系なら、まだ微妙にブルーオーシャンだったりしないかな…。そんなわけないか…。考えてみたら後者のCDをわざわざ買おうと思う人って居ないんじゃ…。話題にはなったとしても商品が売れないのでは食っていけない。別の何かで稼ぐことを前提にしてやらないと。

なんだか芸人さんが出してるCDの類を連想してしまったり。そっちか。そっちになるのか。

やっぱりスポーツの曲ってイイ感じかも。 :

学生さんがスポーツをやってる光景を美しく描いた歌詞、てのは、おじさんおばさんにとって、情緒と言うか郷愁と言うか、何かこう心のどこかをグッと抑えてくる部分が無きにしも非ず、だったりするわけですよ。そう考えると、やっぱりスポーツをテーマにした歌詞って、「翼を広げて」系よりイケるんじゃないのかと。そのスポーツの界隈で使われ続けるかどうかは別にしても、商品として純粋に強いんじゃないの、と。

例えば、村下孝蔵の「初恋」の、「放課後の校庭を走る君がいた 遠くで僕はいつでも君を探してた」って、そこのところだけでも強いじゃないですか。具体的なスポーツ名とか書いてないのに、もうこれだけで強い。そこには効能があるなと。

ということで、「翼を広げて」系ばかり書いて「売れねえなあ」と思ってる人が万が一にも居たとしたら、たまには○○に狙いを絞って試しに書いてみると新境地が開けたりってそんなの余計なお世話ですね。

全然関係ないけど、さっきから自分の脳内で、「スマホスマホスマホ♪ スマホを食べると〜♪」って曲がずっと流れていて止まらないんですがソレ「サカナサカナサカナ♪」のパクリだよね? スマホを食べてどうする。アタマアタマアタマ。自分の頭はもうダメだ。

以上、1 日分です。

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