mieki256's diary



2007/05/17(木) [n年前の日記]

#6 [comic][web] _言戯3 - 日記系4コマ漫画サイト

_言戯: 昇格プレゼント
_言戯: 愛の試験〜身を捨ててこそ〜
_(via 読者さんの思い入れ)

読んでみたらなんだか幸せな気分に。バックナンバーまで辿って閲覧してしまった。…いや。きっとこれは、全て創作に違いないのだ。実話のはずがない。この暗黒の、夢も希望も無いリアルワールドに、こんなハッピーなエピソードなど存在するはずがないではないか。って夢も希望も無いのはリアルワールドじゃなくて自分自身ですがな。

ゲームでもいいからこういう状況を疑似体験してみたくなった。学園が舞台、かつ、ロリキャラが出てくるようないかにもなエロゲじゃなくて、それなりの年齢のキャラが淡々と夫婦生活を送り子供が生まれて育児体験するようなエロゲとか出ないものでしょうか。…プレイ後、現実とのギャップで更に激しく落ち込みそうな予感。危険過ぎる。それ以前に何故エロゲに限定しますか。>俺。

さておき、日記系4コマ漫画を描いてる人は、えてしてパートナーをゲット済みな印象があるのだけど。4コマ漫画を描くことと異性ゲット率には相関性があるのだろうか。非モテを嘆く記事を書き連ねるより、毎日blogで4コマ漫画でも公開したほうが現状脱出には有効。だったらいいんだけどなぁ。そのへんどうなのよ。

_[晴]晴れの日もある - 相方さんのこともちっと可愛く描いてあげてよ :

今でも充分可愛いと思うが…。>奥さんキャラ画。しかも、以前の画より表情が優しくなった感も。もしかすると、作者が日々感じている「母」の表情が、そこに描かれ始めているのかもしれない。そう考えると、読者の「もちっと可愛く」発言は、母であること・母になることを拒絶し、いつまでも娘時代のままで居たいという、その読者自身の願望が見え隠れしているのかもしれない。というのは考えすぎか。…でもまあ、たしかに、娘さんのほうが可愛くてしょうがない ―― パパさんモードに入ってるのは感じるのだけど。しかし結局、それもまたノロケだしなぁ…。件の作家は一貫して、自分の家族についてのノロケを描き続けてることに、何ら違いはないのだろうと思ったり。嗚呼、うらやましい。

時間がないことや忙しいことを理由に、イラストが手抜きや雑になること、

[晴]晴れの日もある より

手抜きどころかメキメキ作画技術を上げてるように見えるが…。バックナンバーを眺めたところ、以前は既存作家の絵柄の影響が強く見えていた上に、残すべき線と残さなくていい線の判断があまり出来てなくて、視覚的な情報が混然としていたが。<失礼なことを。回を追うごとに線が整理され、パッと見でも、ソコに何が描かれているか認知しやすい、イラスト向きのキャッチー(?)な絵柄、なおかつ、作家独自の絵柄を確立しつつあるように思える。それを考えると、文句を言ってる人は、絵柄の変遷と作業密度・速度という、異なる事象を区別して捉えることができていない予感も。

なんだか、ドラえもん劇場版の高度(?)なアニメートに対する「手抜き」発言に近いものを感じる。もしかすると、自分の「好み」の絵柄でなければ、とにもかくにも「手抜き」として扱う種族なのかもしれん…彼女たちは。…女性だよな。たぶん。文句言ってるのは。

ところで。

彼女達は、「自分が不満を持つのは、描き手に原因があるのだ」と思い込んでるのだろうけど。実際はそうじゃない。…夢も希望もないのは、リアルワールドじゃない。そう思い込んでる本人の中に、夢も希望もないだけの話。…ある絵を見て、「なんだか違う…」と思うのは、閲覧者の中で、理想の絵がかなり具体的に出来上がりつつあるからで。…人間は、「何かと比較」しないと評価を下せない。絶対的な評価を下せる能力は有しておらず、必ず、相対的な評価になる。「これは違う」と言えるのは、自分の脳内に理想の絵が形作られているから。その理想と比較してるからこそ、「違う」と言えてしまうわけで。

件の作家の最近の絵柄・作風に「これは違う」と思った人達は、自分で描いてみるべきだと思う。他者の絵に対し違和感を覚えるほどに理想的なソレを、既に自身が持ち得ていることを自覚すべき ―― 会った事もない他者に対し、掴みどころのない漠然とした注文を投げかけてしまうその前に、自分が見たいものはなんなのか、自分自身に尋ねてみたほうがいいのではなかろうか。既存のソレがイマイチに思えるほどの素晴らしいイメージを、その身に内包していながら、ソレを誰にも見せないなんて、もったいない話。ここはぜひともアウトプットして、他者を楽しませてほしい。貴方達はもう、ただの受け手ではない。件のサイトを閲覧してきたことで、送り手に成り得るだけの資質・原石が、備わり始めている。せっかく育ったソレを、生かさない手はないだろう。

口を開けて「餌をくれ」と鳴き続ける雛鳥の時代は終わろうとしている。貴方は、自身で飛べる力を、自身で餌を探し出す力を ―― 「空想」という大空に羽ばたいていける翼を、身に着け始めているのだ。…なんて大げさなことを思っちゃったりもして。 *1

てなことを書いてしまうのも、自分の中に理想的状況のイメージが既に出来上がってるから、なんだろうな。

*1: もっとも、実際やってみたら、作業の面倒臭さに辟易して、「これからは、絵描きさんのことを無意味に悪く言うのはよそう…」と「大人になる」 ―― いや、その人の「世界・視野が広がる」のかもしれんけど。…人間てのは、自身が未だ体験・経験してないことについては、ほとんど想像力が働かないもので。結果、他者に対して無理難題を要求してしまいがち、なんだろうなぁ。…もちろん自分も他人のことをこれっぽっちも言えないわけですが。自分自身思い当たることが多すぎる…。

以上です。

過去ログ表示

Prev - 2007/05 - Next
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project