2024/05/14(火) [n年前の日記]
#1 [cg_tools] 景観作成3DCGソフトVueが無料化されたらしい
景観CGを作成することができる3DCGソフト Vue が、開発終了して無料化されたらしい。
_「VUE」「PlantFactory」開発終了して無料化
_e-on's VUE PlantFactory PlantCatalog Now Free - e-on Softwareが長い歴史を持つ景観作成ソフトやノードベースの植物作成ソフトとアセットコレクションの開発&販売を終了し完全無料ソフトとして公開!
_3D景観作成ソフト VUE や 3D植物作成ソフト PlantFactory が無料に! | 3dtotal 日本語オフィシャルサイト
_自然を作成出来る「VUE」植物作成出来る「PlantFactory」植物ライブラリの「PlantCatalog」が全機能無料で商用利用可能になりました - 3DCG最新情報サイト MODELING HAPPY
_VUE、PlantFactory、PlantCatalog の販売・開発が終了!無料ツールとして利用可能に! | CGinterest
近年は、サブスクリプション?で契約して利用できる有償製品だったはず。買い切り型を提供していた頃は何十万円もしたような…。ググってみたら Vue 11 xStream のお値段が23万円、と出てきた。
大昔に、Shade と一緒に Vue 5 Easel という一番低ランクな製品を購入したことがあるので、なんだかちょっと複雑な気分…。
_「VUE」「PlantFactory」開発終了して無料化
_e-on's VUE PlantFactory PlantCatalog Now Free - e-on Softwareが長い歴史を持つ景観作成ソフトやノードベースの植物作成ソフトとアセットコレクションの開発&販売を終了し完全無料ソフトとして公開!
_3D景観作成ソフト VUE や 3D植物作成ソフト PlantFactory が無料に! | 3dtotal 日本語オフィシャルサイト
_自然を作成出来る「VUE」植物作成出来る「PlantFactory」植物ライブラリの「PlantCatalog」が全機能無料で商用利用可能になりました - 3DCG最新情報サイト MODELING HAPPY
_VUE、PlantFactory、PlantCatalog の販売・開発が終了!無料ツールとして利用可能に! | CGinterest
近年は、サブスクリプション?で契約して利用できる有償製品だったはず。買い切り型を提供していた頃は何十万円もしたような…。ググってみたら Vue 11 xStream のお値段が23万円、と出てきた。
大昔に、Shade と一緒に Vue 5 Easel という一番低ランクな製品を購入したことがあるので、なんだかちょっと複雑な気分…。
◎ 試用してみた :
せっかくだから試用してみた。環境は Windows10 x64 22H2。CPUは AMD Ryzen 5 5600X。RAMは16GB。GPU は NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB。
公式サイトから、Vue 2023 関連のファイルをダウンロード。
_e-on software製品を無料でダウンロード - e-onソフトウェア
_Download e-on software Products for Free - e-on Software
Vue 2023 と Vue 2024 の違いは以下だそうで。
VueX1.8_2814662_8006132_Release_perpetual.zip を解凍すると、中に Setup (Win).exe というファイルがあるので実行。
デフォルトでは、C:\Program Files\e-on software\VUE\ にインストールされる。今回は、D:\Program Files\e-on software\VUE\ にインストールすることにした。
また、C:\ProgramData\e-onsoftware\Vue\ や、ドキュメント\e-on software\VUE\ にも関連ファイルがコピーされる。そのあたりも、今回は Dドライブに変更しておいた。
途中で、3ds MAX、Cinema4D、LightWave、Maya 用のプラグインもインストールするか尋ねてくるけれど、自分はそのあたり持ってないのでインストールしなかった。
インストールが終わると、デスクトップに「VUE」というショートカットファイルができているので、ダブルクリック。これで Vue が起動する。
起動することが確認できたら一旦終了。おそらくレジストリその他に必要な情報を書き込んでくれただろうから、アップデータを実行する。VUE_X1.8_8006132_Release_2814662_perpetual.exe を実行。「update succes」みたいなメッセージが出てきた。
サンプルデータも一応解凍しておく。VueExtra.zip を解凍。中に ReadMe.txt が入っていて、「By default: Windows C:\ProgramData\e-onsoftware\Vue」と書いてあった。自分の場合は D:\ProgramData\e-onsoftware\VUE\ にファイルをごっそりコピー。
インストール先の使用容量は、以下のような感じになっていた。10GBぐらい使うと思っておけばいいのかな…?
公式サイトから、Vue 2023 関連のファイルをダウンロード。
_e-on software製品を無料でダウンロード - e-onソフトウェア
_Download e-on software Products for Free - e-on Software
- VueX1.8_2814662_8006132_Release_perpetual.zip ... セットアップファイル。2.01GB。
- VUE_X1.8_8006132_Release_2814662_perpetual.exe ... アップデータ。769MB。
- VueExtra.zip ... サンプルデータ。2.51GB。
Vue 2023 と Vue 2024 の違いは以下だそうで。
- 2023 が製品として公開されていた版。
- 2024 が次期製品として開発中だった版。
VueX1.8_2814662_8006132_Release_perpetual.zip を解凍すると、中に Setup (Win).exe というファイルがあるので実行。
デフォルトでは、C:\Program Files\e-on software\VUE\ にインストールされる。今回は、D:\Program Files\e-on software\VUE\ にインストールすることにした。
また、C:\ProgramData\e-onsoftware\Vue\ や、ドキュメント\e-on software\VUE\ にも関連ファイルがコピーされる。そのあたりも、今回は Dドライブに変更しておいた。
途中で、3ds MAX、Cinema4D、LightWave、Maya 用のプラグインもインストールするか尋ねてくるけれど、自分はそのあたり持ってないのでインストールしなかった。
インストールが終わると、デスクトップに「VUE」というショートカットファイルができているので、ダブルクリック。これで Vue が起動する。
起動することが確認できたら一旦終了。おそらくレジストリその他に必要な情報を書き込んでくれただろうから、アップデータを実行する。VUE_X1.8_8006132_Release_2814662_perpetual.exe を実行。「update succes」みたいなメッセージが出てきた。
サンプルデータも一応解凍しておく。VueExtra.zip を解凍。中に ReadMe.txt が入っていて、「By default: Windows C:\ProgramData\e-onsoftware\Vue」と書いてあった。自分の場合は D:\ProgramData\e-onsoftware\VUE\ にファイルをごっそりコピー。
インストール先の使用容量は、以下のような感じになっていた。10GBぐらい使うと思っておけばいいのかな…?
- D:\Program Files\e-on software\VUE\ ... 1.52GB
- D:\ProgramData\e-onsoftware\VUE\ ... 7.09GB
◎ 試用してみた感想 :
ざっくりとした使い方ならなんとなく分かりそう。Vue 5 Easel と似た感じだなと…。
マテリアルで、EcoSystem という種類を選ぶと、地形の上に大量の木を乗せることができたりする。これは便利だなと。かなりイイ感じの見た目になる気がする。
いくつか簡単なシーンを作って、試しにレンダリングしてみた。
なんだか上下にレンダリング時の情報が入ってしまっているな…。これ、どうやって消すのだろう…?
※ 2024/05/15追記。Render Options の、Add information strip のチェックを外せば消せるっぽい。あるいは、レンダリング画像保存ダイアログ内の、Add render info bar to the image のチェックを外すことでも消せる。
- Atmospheres → Load Atmospheres を選べば、雲、太陽、大気の状態を選べる。
- 左側の山っぽいアイコンをクリックすれば、地形が追加される。
- 水滴っぽいアイコンをクリックすれば、海を追加できる。
- 何かオブジェクト(地形等)を選んでおいて、右上のサムネイル近くの歯車アイコン(Edit selected object)を選べば、オブジェクトの属性を変更できる。
- 同様に、地球? 丸?っぽいアイコン(Load material)をクリックすれば、マテリアル(表面材質)を変更できる。
- Render → Render を選べば、レンダリングができる。もしくはツールバー上のアイコンをクリックしてもいい。
- ウインドウ内はマウスの右ボタンドラッグでスクロール(PAN)、マウスホイール回転でズームできる。
- オブジェクトはマウス操作で、移動、拡大縮小、回転ができる。
マテリアルで、EcoSystem という種類を選ぶと、地形の上に大量の木を乗せることができたりする。これは便利だなと。かなりイイ感じの見た目になる気がする。
いくつか簡単なシーンを作って、試しにレンダリングしてみた。
なんだか上下にレンダリング時の情報が入ってしまっているな…。これ、どうやって消すのだろう…?
※ 2024/05/15追記。Render Options の、Add information strip のチェックを外せば消せるっぽい。あるいは、レンダリング画像保存ダイアログ内の、Add render info bar to the image のチェックを外すことでも消せる。
◎ PlantFactoryも少し試用 :
PlantFactoryなるものも試用してみた。 PlantFactory 2023 を選択。Windows10 x64 22H2上で動作確認。
PlantFactoryX1.8_8006132_Release_2814663_perpetual.zip を解凍。中に入ってる Setup (Win).exe を実行してインストール。デフォルトでは C:\Program Files\e-on software\PlantFactory\ にインストールされる。Dドライブに変更してインストールしてみた。その他のフォルダも Dドライブに変更。
デスクトップ上にショートカットファイルがあるので、ダブルクリックして実行してから一旦終了。アップデータ PlantFactory_X1.8_8006132_Release_2814663_perpetual.exe を実行してアップデート。
Extra_Content_2021.1_R6.zip も解凍。ReadMe.txt に、C:\ProgramData\e-onsoftware\VUE\ に入れろと書いてあったので、自分の環境、D:\ProgramData\e-onsoftware\VUE\ にコピー。
PlantFactory は、使い方が分からない…。おそらく植物のモデルを作ることができるソフトなのかなと思うのだけど…。
- PlantFactoryX1.8_8006132_Release_2814663_perpetual.zip ... セットアップファイル。1.6GB。
- PlantFactory_X1.8_8006132_Release_2814663_perpetual.exe ... アップデータ。285MB。
- Extra_Content_2021.1_R6.zip ... サンプルデータ。2.2GB。
PlantFactoryX1.8_8006132_Release_2814663_perpetual.zip を解凍。中に入ってる Setup (Win).exe を実行してインストール。デフォルトでは C:\Program Files\e-on software\PlantFactory\ にインストールされる。Dドライブに変更してインストールしてみた。その他のフォルダも Dドライブに変更。
デスクトップ上にショートカットファイルがあるので、ダブルクリックして実行してから一旦終了。アップデータ PlantFactory_X1.8_8006132_Release_2814663_perpetual.exe を実行してアップデート。
Extra_Content_2021.1_R6.zip も解凍。ReadMe.txt に、C:\ProgramData\e-onsoftware\VUE\ に入れろと書いてあったので、自分の環境、D:\ProgramData\e-onsoftware\VUE\ にコピー。
PlantFactory は、使い方が分からない…。おそらく植物のモデルを作ることができるソフトなのかなと思うのだけど…。
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以上です。