mieki256's diary



2024/05/17(金) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] 景観作成3DCGソフトVueを試用中。その3

_昨日 に引き続き、景観CG画像作成3DCGソフト Vue を試用中。

環境はWindows10 x64 22H2。試用しているのは Vue 2023。CPUは AMD Ryzen 5 5600X。RAMは16GB。GPU は NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB。

追加データをインストールしてみた :

植生関係のオブジェクトを選んでも追加できない件が気になったので、PlantCatalog Collections なる追加データを公式サイトから入手してインストールしてみた。

  • PlantCatalog_2019.1_8006132_2845557.zip ... 606.7MB
  • PlantCatalog_2019.2_8006132_2845572.zip ... 623.9MB
  • PlantCatalog_2019.3_8006132_2845585.zip ... 803.2MB
  • PlantCatalog_2020.1_8006132_2845586.zip ... 700.8MB
  • PlantCatalog_2020.2_8006132_2845588.zip ... 1.2GB
  • PlantCatalog_2020.3_8006132_2845592.zip ... 1.3GB
  • PlantCatalog_2021.1_8006132_2845599.zip ... 1.1GB
  • PlantCatalog_2021.2_8006132_2845600.zip ... 1.7GB
  • PlantCatalog_2021.3_8006132_2845602.zip ... 1.4GB
  • PlantCatalog_2022.1_8006132_2845606.zip ... 3.0GB
  • PlantCatalog_2023.1_8006132_2845607.zip ... 4.0GB
  • PlantCatalog_2023.2_8006132_2845620.zip ... 1.6GB
  • PlantCatalog_2023.3_8006132_2845621.zip ... 1.6GB

それぞれを解凍すると、中に Setup (Win).exe が入ってるので、実行してインストール。デフォルトなら、C:\ProgramData\e-onsoftware\PlantCatalog\ にインストールされる、と思う。自分の場合は D:\ProgramData\e-onsoftware\PlantCatalog\ にインストールした。

これで、ほとんどの植生オブジェクトを利用できるようになった。ただ、D:\ProgramData\e-onsoftware\ 以下は、35.21GBほど使用している状態になってしまった。結構大きい。

アルファチャンネルを有効にしてレンダリング :

レンダリング設定の中に、アルファチャンネルを有効にするオプションがあることに気づいた。これを使えばビルボード用の画像を作成するのも楽になるかもしれない。Vue 5 Easel で試したときは、後ろに真っ青な箱オブジェクトを配置して、後から GIMP でレンダリング画像を開いて青部分を透明に、とかやっていた。そんな面倒なことをしなくても済むのは楽だなと。

ちなみに、透視投影ではなく平行投影にするには、メインカメラを選んだ際のオプションのあたりに orthogonal projection という項目があるのでチェックを入れる。

Groundオブジェクトのアイコンをクリックしてレンダリングされないようにしないと、地面までレンダリングされてしまって、地面部分のアルファチャンネルがベタ塗り状態になってしまうので注意。

スプライン機能の使い方が少し分かってきた :

スプライン機能を使うと道路を生成できるらしいという話を見かけて試してた。左側のアイコンの中で、Spline をマウス左ボタンで長押しすると、道路っぽいアイコンが表示されるのでソレをクリック。スプライン用ウインドウが開いてる状態で、メインウインドウ内をクリックしていくと曲線が引ける。

ただ、一度引いた曲線を編集する方法が分からなくて悩んでしまった。スプライン用ウインドウ内の、点追加アイコンをクリックしてオフにしてから、Ctrl + 左クリックで制御点を選択、だろうか…? この操作で正しいのかどうかよく分からない。

アニメ背景画風にレンダリングできたら印象が変わりそう :

試用しているうちにふと思ったけれど、アニメの背景画っぽいスタイルでレンダリングできたら使える場面が増えそうだなと…。開発終了したソフトにそんなことを望んでみても今更だけど…。

もっとも、アニメの背景画って早いものなら数分で描けると聞いた記憶もあるし。 *1 Vue はレンダリングに何十分もかかるから、使えないツール扱いされちゃうか…。

ちなみに、Vue 2023 も、NPR(non-photorealistic rendering)でレンダリングする機能がある模様。Toggle NPR を選んで切り替えると、NPRでレンダリングできるようになる。ただ、一旦フツーにレンダリングしてから、後処理でそう見えるようにしているような…?

*1: 大昔に新海誠監督が、Photoshopと素材ライブラリを利用して、数分で背景画を一枚作成する実演をした、という話をどこかで見かけた記憶が…。また、これは新海監督の話じゃないけれど。もっと昔、一般的にはポスターカラーと筆を使ってアニメの背景画が描かれていた時代も、プロの方が数分で草原の画を描いてしまった映像を目にした記憶も…。

以上、1 日分です。

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