2023/01/04(水) [n年前の日記]
#1 [pc] i3-6100T機のCPUグリスを塗り直し
_昨日、
サブPCの中身を Intel Core i3-6100T 一式で交換したのだけど、CPUグリスを塗る際にマスキングテープを貼ったまま、そのテープを剥がさずにCPUクーラーを取り付けてしまっていたことに気が付いた。一体何をやってるんだか…。PCデスクの下に潜って、またサブPCのケースを引っ張り出して作業し直し。
CPUクーラーを取り外してみたら、マスキングテープの厚みが邪魔をしたのか、ヒートシンクにCPUグリスが全く付着してなかった。ということは、これっぽっちも冷却できてなかったはずで。よくこんな状態で memtest86+ が通ったな…。つまりはそれだけ発熱が低いCPUということだろうか。素晴らしい。あるいは、CPU温度に応じてクロックを落としてくれる機能が働いていたのかもしれない。
IPA(イソプロピルアルコール)とキムワイプを使って、CPUグリスを拭き取って、また塗り直し。今度はちゃんとテープを剥がしてからCPUクーラーを取り付けた。
CPUクーラーを取り外してみたら、マスキングテープの厚みが邪魔をしたのか、ヒートシンクにCPUグリスが全く付着してなかった。ということは、これっぽっちも冷却できてなかったはずで。よくこんな状態で memtest86+ が通ったな…。つまりはそれだけ発熱が低いCPUということだろうか。素晴らしい。あるいは、CPU温度に応じてクロックを落としてくれる機能が働いていたのかもしれない。
IPA(イソプロピルアルコール)とキムワイプを使って、CPUグリスを拭き取って、また塗り直し。今度はちゃんとテープを剥がしてからCPUクーラーを取り付けた。
◎ blenderのEEVEEが動いた。 :
今までサブPCに使っていた CPU、AMD A8-3850 は、内蔵GPU Radeon HD 6550D の世代が古過ぎて、blender 2.80 以降に実装されてる EEVEE が正常に動作せず、マテリアルを設定すると珍妙な見た目になってしまっていた。
今回、i3-6100T と交換したところ、blender の EEVEE がそれらしく表示されるようになった。
_Blender 2.80での GPU 対応状況 - Blender.jp
_Haswellマイクロアーキテクチャ - Wikipedia
Haswell は、Intel Coreシリーズの第4世代らしい。型番で言えば Core ix 4000番台。
_List of Intel graphics processing units - Wikipedia
Intel 内蔵GPUの世代で言えば、7世代目から対応ということだろうか。i3-6100T は9世代目のGPU、HD Graphics 530 が内蔵されてるから、EEVEEが動いてくれたらしい。
今回、i3-6100T と交換したところ、blender の EEVEE がそれらしく表示されるようになった。
_Blender 2.80での GPU 対応状況 - Blender.jp
Haswell 以降での Intel グラフィックスに対応し、一般的に動作は良好です。
_Haswellマイクロアーキテクチャ - Wikipedia
Haswell は、Intel Coreシリーズの第4世代らしい。型番で言えば Core ix 4000番台。
_List of Intel graphics processing units - Wikipedia
Intel 内蔵GPUの世代で言えば、7世代目から対応ということだろうか。i3-6100T は9世代目のGPU、HD Graphics 530 が内蔵されてるから、EEVEEが動いてくれたらしい。
◎ IW-Z588のフロントオーディオパネルの種類が分からない。 :
今回、MicroATX対応ミニタワーケース IN-WIN IW-Z588 に i3-6100T 一式を入れたけど、IW-Z588 のフロントオーディオパネルの種類が分からなくて悩んだ。PCケースのフロントオーディオには、古い規格の AC97 と、新しい規格の HD Audio の2種類があるけれど、このPCケースはどっちなんだろう…。とりあえず、M/Bの HD Audio 端子には何も接続しないままにしてしまったけど…。
日記を検索したら、この IW-Z588 は、元々 Sycom に注文して、AMD Sempron 3100+ と MSI K8MM-V が入った状態で入手したケースだった模様。
_2006/03/08 mieki256's diary - 新しいPCのスペックをメモ
であれば、M/B のスペックを確認すればケース側の仕様も分かるかなと…。当時はM/B上の端子に、PCケースのケーブルをそのまま差して出荷していたはずだし。
MSI K8MM-V のマニュアルを眺めたところ、AC97 に対応、と書いてあった。ということは、PCケースも AC97 のフロントオーディオパネルなのだろう。HD Audio にそのまま差せるケーブル/端子ではなかった模様。
日記を検索したら、この IW-Z588 は、元々 Sycom に注文して、AMD Sempron 3100+ と MSI K8MM-V が入った状態で入手したケースだった模様。
_2006/03/08 mieki256's diary - 新しいPCのスペックをメモ
であれば、M/B のスペックを確認すればケース側の仕様も分かるかなと…。当時はM/B上の端子に、PCケースのケーブルをそのまま差して出荷していたはずだし。
MSI K8MM-V のマニュアルを眺めたところ、AC97 に対応、と書いてあった。ということは、PCケースも AC97 のフロントオーディオパネルなのだろう。HD Audio にそのまま差せるケーブル/端子ではなかった模様。
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#2 [pc] AC97とHD Audioの変換
手持ちのMicroATX対応ミニタワーケース、IN-WIN IW-Z588 のフロントオーディオパネルのケーブル/端子は、AC97に対応してるらしいと分かったけれど、中に入れようとしている Intel Core i3-6100T + ASRock Z170M EXTREME4 のオーディオ端子は HD Audio なので、そのままではケーブルを差せないなと。
AC97 と HD Audio の変換はできないのだろうか。ググってみたら、どうにかなりそうな気配を感じた。
_AC'97対応の旧型PCケースにHD Audio対応のマザーボードを詰め込む|BOUNDHEAD(バウンドヘッド)
_パソコンを作ろう!(パソコン自作のすすめ)
_HD Audio→AC'97変換ケーブル - アルチーナの魔法の島
_価格.com - 『フロントオーディオI/Oパネル結線図(例)』ASUS H97-PRO Springbokさん のクチコミ掲示板投稿画像・写真「フロントパネルとの接続について」[2304160]
_フロントオーディオの配線について.1
AC97 と比較して、HD Audio は、ジャックが差し込まれたことを検出できる機能が追加されているけれど、そこをどうにかしてしまえば…ということらしい。HD Audio の、ジャックが差し込まれたかどうかを判別するための3つのピン、6,7,10番をショートさせてしまえば、常にジャックが差さっている状態として認識されるだろう、との策のようで。後は、GND, Line_R, Line_L, Mic_R, Mic_L の5本をそのまま使えばいいのだな…。いや、念のために NC も繋いでおいたほうがいいのだろうか。
AC97 と HD Audio の変換はできないのだろうか。ググってみたら、どうにかなりそうな気配を感じた。
_AC'97対応の旧型PCケースにHD Audio対応のマザーボードを詰め込む|BOUNDHEAD(バウンドヘッド)
_パソコンを作ろう!(パソコン自作のすすめ)
_HD Audio→AC'97変換ケーブル - アルチーナの魔法の島
_価格.com - 『フロントオーディオI/Oパネル結線図(例)』ASUS H97-PRO Springbokさん のクチコミ掲示板投稿画像・写真「フロントパネルとの接続について」[2304160]
_フロントオーディオの配線について.1
AC97 と比較して、HD Audio は、ジャックが差し込まれたことを検出できる機能が追加されているけれど、そこをどうにかしてしまえば…ということらしい。HD Audio の、ジャックが差し込まれたかどうかを判別するための3つのピン、6,7,10番をショートさせてしまえば、常にジャックが差さっている状態として認識されるだろう、との策のようで。後は、GND, Line_R, Line_L, Mic_R, Mic_L の5本をそのまま使えばいいのだな…。いや、念のために NC も繋いでおいたほうがいいのだろうか。
◎ 試してみた。 :
参考記事を眺めているうちに自分もやってみたくなってきた。試してみる。
以前、Raspberry Pi 3 + ブレッドボードでLチカや電子工作っぽいことをした際に入手していた、コネクタ付き、オス-メスのコードの類(ジャンパーワイヤー?)がまだ残っていたので、そのあたりを使って工作してみた。
ちなみに、たしか当時は、Amazon で、何十本もくっついた状態のコードを購入したような記憶がある。Amazonで「ブレッドボード ジャンパーワイヤ オス メス」で検索すればそれらしいものがリストアップされるはず。
9本ほどコードを用意して、そのうち3本は線をニッパーで切断して半田付けして短絡/ショートさせた。半田付けしたところは熱収縮チューブで包んでおいた。見た目は以下のような感じ。
これを、M/Bの HD Audio端子と、PCケースのフロントパネルから来ているAC97端子に差す。
この状態で、フロントパネルのヘッドフォンジャックにヘッドフォンを差して動作確認。音が鳴ってくれた。MICについては試してない。とりあえず音さえ聞こえればいいかなと…。
以前、Raspberry Pi 3 + ブレッドボードでLチカや電子工作っぽいことをした際に入手していた、コネクタ付き、オス-メスのコードの類(ジャンパーワイヤー?)がまだ残っていたので、そのあたりを使って工作してみた。
ちなみに、たしか当時は、Amazon で、何十本もくっついた状態のコードを購入したような記憶がある。Amazonで「ブレッドボード ジャンパーワイヤ オス メス」で検索すればそれらしいものがリストアップされるはず。
9本ほどコードを用意して、そのうち3本は線をニッパーで切断して半田付けして短絡/ショートさせた。半田付けしたところは熱収縮チューブで包んでおいた。見た目は以下のような感じ。
これを、M/Bの HD Audio端子と、PCケースのフロントパネルから来ているAC97端子に差す。
この状態で、フロントパネルのヘッドフォンジャックにヘッドフォンを差して動作確認。音が鳴ってくれた。MICについては試してない。とりあえず音さえ聞こえればいいかなと…。
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#3 [pc] A8-3850一式を別のサブPCに入れた
手持ちのスリムタイプATXケース、サイズ RANA の中には、Intel Core2Duo E8400 一式が入っていたのだけど、この一式の動作がどうも怪しい。時々起動しなかったり、memtest86系を動かすと稀にエラーを出す。サムスン製のメモリが熱でおかしな動作になるのではないかと予想しているけれど…。当時のサムスン製メモリは熱に弱かったので…。
せっかく A8-3850 一式が余ったので、この際 Core2Duo E8400 一式と A8-3850 一式を交換しようと思い立った。
3時間ぐらいかけて交換。サイズ RANA の、M/Bを固定するネジ部分が一部ダメになっているようで、生きてるところを探すのに手間取った…。
RANA のフロントオーディオパネルは、HD Audio だった。助かった。
今まで液晶ディスプレイに DVI-D で接続していたけど、幸い、入れ替えようとしている GIGABYTE GA-A75M-UD2H にも DVI-D端子がついていたので、そのまま接続できた。
memtest86+ 6.0 を走らせているけど、一応エラーは出ていないように見える。CPUの温度が60度ぐらいになっているのが気になるけど…。窒息ケースのせいだろうか…。
せっかく A8-3850 一式が余ったので、この際 Core2Duo E8400 一式と A8-3850 一式を交換しようと思い立った。
3時間ぐらいかけて交換。サイズ RANA の、M/Bを固定するネジ部分が一部ダメになっているようで、生きてるところを探すのに手間取った…。
RANA のフロントオーディオパネルは、HD Audio だった。助かった。
今まで液晶ディスプレイに DVI-D で接続していたけど、幸い、入れ替えようとしている GIGABYTE GA-A75M-UD2H にも DVI-D端子がついていたので、そのまま接続できた。
memtest86+ 6.0 を走らせているけど、一応エラーは出ていないように見える。CPUの温度が60度ぐらいになっているのが気になるけど…。窒息ケースのせいだろうか…。
◎ パーツのスペックをメモ。 :
新旧パーツのスペックをメモ。
旧パーツのメモ。
新パーツのメモ。
HDD、電源、ケースはそのまま。
旧パーツのメモ。
- CPU : Intel Core2Duo E8400 (3.0GHz, L2 6MB, DualCore, FSB1333, E0ステッピング, TDP 65W, LGA775)
- CPU-FAN : Intel推奨FAN
- M/B : GIGABYTE GA-G31M-ES2L rev. 1.x (Intel G31 + ICH7, MicroATX, LGA775, 24.4 x 19.4cm)
- RAM : 4GB (2GB x 2, DDR2-SDRAM, PC6400/DDR2-800, Samsung製メモリ)
- VGA : Leadtek WinFast PX9500GT GDDR3 (GeForce 9500GT, 512MB, PCI-E 2.0 16X, Dual DVI-I)
新パーツのメモ。
- CPU : AMD A8 3850 (Socket FM1, 2.9GHz, 4コア, L2 Cache 1MB x 4, TDP 100W, Radeon HD 6550D)
- CPU-FAN : リテールCPUクーラー
- M/B : GIGABYTE GA-A75M-UD2H (Socket FM1, MicroATX, AMD A75, DVD-D/HDMI/DisplayPort/D-SUB)
- RAM : 8GB (4GB x 2, DDR3-2400/PC3-19200, CL 11-13-13-31, 1.65V, ARES G.SKILL F3-2400C11D-8GAB)
HDD、電源、ケースはそのまま。
- HDD: Western Digital WD5000AAKS-00YGA0 Caviar Blue (500GB, 7200rpm, SATA300, 16MB)
- 電源 : Antec TP-750 (ATX電源, 750W)
- ケース : サイズ RANA (ATX, スリム)
◎ メモリのスロットについて。 :
memtest86+ 6.0 を起動したら、slot 2, 3 と表示されて不安になった。コレ、メモリを差すスロットを間違えて、デュアルチャネルになっていないのでは…?
GIGABYTE GA-A75M-UD2H のマニュアルPDFを確認。GA-A75M-UD2H は4つのメモリスロットがあって、左側から以下の並びになってる。
デュアルチャネルで動かすためには飛び飛びでメモリを差さないといけない。以下、マニュアルから引用。
SS=片面、DS=両面、「--」=メモリなし、とのこと。
念のためにケースを開いて確認したら、ちゃんと DDR3_1 と DDR3_2 に差してあった。一安心。
GIGABYTE GA-A75M-UD2H のマニュアルPDFを確認。GA-A75M-UD2H は4つのメモリスロットがあって、左側から以下の並びになってる。
DDR3_4, DDR3_2, DDR3_3, DDR3_1
デュアルチャネルで動かすためには飛び飛びでメモリを差さないといけない。以下、マニュアルから引用。
DDR3_4 | DDR3_2 | DDR3_3 | DDR3_1 | |
2つのモジュール | -- | DS/SS | -- | DS/SS |
2つのモジュール | DS/SS | -- | DS/SS | -- |
4つのモジュール | DS/SS | DS/SS | DS/SS | DS/SS |
念のためにケースを開いて確認したら、ちゃんと DDR3_1 と DDR3_2 に差してあった。一安心。
◎ NICのドライバをどうにかしないと。 :
GIGABYTE GA-A75M-UD2H のLANチップは Realtek RTL8111E だけど、Ubuntu からこのチップを使おうとすると問題が発生するという話があったような…。
_mieki256's diary - Ubuntu 20.04 LTS上でr8169ドライバが使われてしまう問題
旧パーツの GIGABYTE GA-G31M-ES2L も Realtek RTL8111C が載っていたので、その時に対処していたらしい。HDDというかOSはそのまま使っているから、対処済みの状態っぽい。
念のために lsmod を打ってみたけど、r8168 が表示された。このままでヨシ。
_mieki256's diary - Ubuntu 20.04 LTS上でr8169ドライバが使われてしまう問題
旧パーツの GIGABYTE GA-G31M-ES2L も Realtek RTL8111C が載っていたので、その時に対処していたらしい。HDDというかOSはそのまま使っているから、対処済みの状態っぽい。
念のために lsmod を打ってみたけど、r8168 が表示された。このままでヨシ。
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以上、1 日分です。