mieki256's diary



2020/02/06(木) [n年前の日記]

#1 [pc] ELECOM製マウス M-XGM10UBXBK を購入

夕方、犬の散歩のついでに、近所のケーズデンキで ―― 去年の台風で水没しちゃって全国に映像が流れてしまったけれどようやく復活を遂げた例の店舗 ―― で、マウスを購入。

購入したのは、ELECOM M-XGM10UBXBK。マウス本体の裏面には、M-XGM10UBBK と記載されてる。本体裏面の型番と、パッケージの型番が違うあたりが気になるけれど、「握りの極み」と謳う、EX-Gシリーズの二代目形状の品、だと思う。有線タイプ。Mサイズ。色は黒。税込1,651円。

本当は初代が欲しいけれど、もうどこにも売ってないから仕方ない。二代目形状で我慢するしかない…。

せめて、静音タイプの M−XGM10UBSBK (型番の途中に「S」が入ってる)が欲しかったけど、これまた近所の電気屋さんでは売ってなくて…。静音タイプをヨドバシの通販で購入する選択肢もあったけど、この EX-Gシリーズ二代目は、初期不良品が多かったり、耐久性が無くてすぐ壊れるという話も見かけたわけで。もしそうなると交換を申し込む羽目になるけれど、通販ではそのあたりが面倒だし、ここは店頭で直接買える非静音タイプで我慢するしかないよな、と。

使用感。 :

帰宅後少し使ってみたけれど。予想通り、クリック音が…。初代を横に置いて比較すると、初代は「カチ」「カチ」で、二代目は「パキャッ!」「パキャッ!」。思わず変な笑いが出てしまうぐらいに違う。いや、分かってたけど。既に1個持ってるから知ってたけど。 *1 まあ、当時から何か変更されたりしてないようだなと。そして、個体差というわけでもなかったのだなと…。

さておき。ホイールはちゃんと反応してくれた。良かった…。最初から壊れてる個体ではなさそう。でもまあ、数日〜数週間でダメになる展開もありそうな…。

拡張ボタンは、初代ほどではないにせよ、間に合わせで使っていた _ ELECOM M-BL21DBSSV の拡張ボタンと比べたら全然マシな押しやすさ。まあ、二代目形状は既に持っていたから、そのあたりは予想通りで。

M-BL21DBSSV の拡張ボタンは、お情け程度の面積なので、ちとツラくて。1回押したつもりが2回クリックになったりもするし。M-XGM10UBXBK の拡張ボタンは面積がそれなりにあるので、まだ全然押しやすい。

もっとも、以前、初代から二代目に変更した際は、1日で右肩がバキバキになったので、ちょっと様子見しないといかんけど…。拡張ボタンに何かを貼り付けて、高さ調整できないものかな。プラモデルを趣味にしてる人ならパテだのなんだので加工できるのかもしれんけど…。

でもまあ、「握りの極み」を謳うだけあって、マウスを動かしてる時の腕は随分楽になった気が。もちろん、人それぞれ持ち方が違うので、万人にオススメできるわけでもなく。購入を検討する人は必ず店頭で実際に触ってみてね、としか言えないですけど。

何にせよ、コレでしばらく様子見…。当たりの個体ならいいのだけどな…。保証期間は6ヶ月なので、7月一杯まで壊れずに済むかどうか、みたいな。

BUFFALO製品にするかどうかで悩んだ、とメモ。 :

店頭で物色した際、 _BUFFALO BSMBU510MBK にするかどうかで悩んだり。本体の形状自体はヨサゲだったけど…。

ただ、店頭の展示品は、ホイールの回転が妙に硬いのが気になって…。以前、BUFFALO製マウスを買った際、左クリックが異様に硬くて使い物にならないと判断した記憶もあって、それ以来あのメーカの品は信用できなくて…。個体差が大きいのかもしれんけど、マウスとして最低限の品質すら満たせているのか、ちょっと怪しいなと…。

拡張ボタンも小さ目で、これはおそらく押しにくいかもな、と…。例えば、BUFFALOの _Premium Fitシリーズ は、拡張ボタンが下についているけれど。そこから察するに、どうも「拡張ボタン要らない」派の声をまともに聞いてしまって、いかにして拡張ボタンを押しにくくするか、てな方向で設計しちゃってる気配があるなと。個人的に、それは困るわけで…。

*1: 「だったら静音タイプ買えばいいじゃん」と言われちゃうけど。いや、だから、近所じゃ売ってないんだって。「通販で買えば」と言われちゃうけど。いや、だから、どこまで持つか分からないシリーズなんだって。以前購入して温存(?)してた赤い個体は、いつのまにかホイールが壊れてたし。ネットでも「最初からホイール壊れてた」というレビューを見かけちゃったし。だって、あのELECOM製品だよ? しかもおそらく、ホイールのロータリーエンコーダはTTC製の可能性が高いし。あのTTC製だよ? 初期不良や、すぐ壊れることを想定しつつ買わないとヤバイでしょ。となると通販で買うのはフラグでしょ。たぶん。おそらく。知らんけど。

#2 [pc][neta] マウスって自作できないのかな

昨今、一部で、キーボードを自作するブームがあるように見えるのだけど。似たようなノリで、マウスを自作するブームが来ないものか…。

マウスの自作って、難易度高いのかな…。センサー部分の調整が難しかったりするのだろうか。でも、自作キットがあったりするようだし…。

_マウス作ってみました。 | B-o-T

制御するチップを入手するのも難しいのかな。いや、チップのあたりは、マウス本体から離れた部分に置いちゃう手もありそうな。有線マウスにして、マウス本体にはセンサやスイッチのコードだけを回して、制御チップにはArduinoだのESP32だのを使って…。それだとケーブルが異様に太くなってしまうだろうか。

自作キーボードに使っているスイッチを、そのままマウスにも使ったらどうなるだろう。キーボードを叩く感覚で、マウススイッチをクリックできれば快適に…。いや、それはそれでストレスになるのかな。ダブルクリックが厳しかったりするのだろうか。どうなんだろう。

まあ、そういうブームが起きないということは、何かしらハードルが高い部分があるのだろう…。

#3 [pc] 多ボタンマウスは要らないと思ってる人達が多ボタンマウスを買っている

今まで使ってた多ボタンマウスが壊れてしまったので、次に買うマウスをググって探してるところなのだけど。各製品のレビューを眺めていて、あることに気づいたわけで。

結論から先に書くと…。「マウスの拡張ボタンなんて要らない」と思ってる人達が多ボタンマウスを買ってしまって、「誤操作で拡張ボタンを押してしまう」と大声で騒いでいる現状が間違いなくあるなと。

なので、マウスメーカの方はそれら頓珍漢な感想を真に受けて押しにくい拡張ボタンを設計しないでいただきたい。みたいな。

「そんなのとっくに知ってるよ」ということでしたら、ここで話は終わりです。

そう思った理由。 :

以下、長文。

自分は、マウスの拡張ボタンを日に100回以上はクリックしている人種で。 *1 だから、押しやすく、しかも確実に押したことが反映される、そんな拡張ボタンを持った多ボタンマウスが必須でして。

そんな条件を満たすマウスが無いか、各製品のレビューを眺めていたら、ちょっと首を傾げるレビューを見かけてしまったのです。

その人は、とあるメーカの多ボタンマウスを買ったのだけど。「誤操作で拡張ボタンを押してしまう。そもそも拡張ボタンを無くしたほうがいい」てなレビューを書いていて。

それを読んで、自分は目が点に。オイコラちょっと待て。なんで「拡張ボタンなんて要らない」と言い切れちゃう人間が、わざわざ多ボタンマウスを選んで買って文句を言ってんだよ。おかしいだろ意味わかんねえ。お前のようなヤツが居るせいでマウスメーカがどんどん拡張ボタンを押しにくい設計にしちゃってんだよ。おかげで俺の右肩は痛みでバキバキだよ。大迷惑だよ。お前いいかげんにしろよ。ふざけたこと言ってんじゃねえぞ。責任取れよ。

などと怒りすら感じ始めた直後に、ふと疑問が湧いたのです。待てよ? その人が欲しいと思う3ボタンマウスって、今の市場にあるのかな? と。

そこでようやく「あっ」と気付いたのです。無いのですよ。そんな3ボタンマウスは今の市場に無い。多ボタンマウスと同じ形状、同じ機能で、しかし、3ボタンマウス。そんな製品はまず存在しない。

考えてみたら、マウスってそういう品揃えだよなと…。「形状に拘りました」「質感に拘りました」「機能を色々つけました」「お値段も高くなりました」…そんな製品群はえてしてもれなくほぼ確実に、拡張ボタンまでついてくる。3ボタンマウスで、「(形状|質感|機能)に拘りました」てな製品ってありますか? ほとんど見かけないですよ。

こんな状況では、「拡張ボタン要らない」派は…。

「お。このマウスいいな。でも多ボタンマウスかー。これの3ボタン版は無いのかな? …無いのか。仕方ない。この多ボタンマウスを試しに買ってみるか」

そして。

「うわ! やっぱり拡張ボタンを押しちゃうじゃないか。この糞マウスが! ええい、ムカつく…。こうなったらレビューを書いて叩いてやる!」

みたいな。

更に、それらのレビューを真に受けちゃったマウスメーカが、「あの製品、『拡張ボタンを誤操作で押してしまう』と散々叩かれてしまったな…。もっと押しにくい位置や形にしないとダメなんだろう…」と次製品で改悪を加えて。

そして自分のような人間がソレを買ってしまって、「えっ。前の代はめっちゃ押しやすい拡張ボタンだったのに、なんでこんな押しにくい位置・形にしちゃったの? コイツラ一体何のために多ボタンマウス作って売ってるんだ?」てな感想を…。

ということで、「拡張ボタンを誤操作で押してしまう」的レビューを書いている方の中には、そもそも「拡張ボタン要らない」派が絶対に混ざってるよなと。そうとしか思えない。だって、「そもそも拡張ボタンは要らない」なんて意見を、わざわざ多ボタンマウスのレビューで書いちゃう人が居るわけで。月見うどんを注文しておいて、何だコレ卵が入ってるぞけしからん!と怒り始める客のようなもので。そこだけ見たら全く意味がわからない。

しかし、それも仕方ない。なぜなら、そういう人達が欲しいと思う3ボタンマウスは市場に無いですから。マウスメーカが、マウスに付加価値つけて売ろうとすると、猫も杓子も多ボタンマウスにしちゃう…。「拡張ボタンは要らない」けれど「マウスにはちょっと拘りたい」派は、多ボタンマウスの中から選ぶしかない。そして文句を言う。「なんだこれ。拡張ボタンを押しちゃう(=押しやすい)じゃないか! ふざけんな! クソが!」と。

「多ボタンマウスをわざわざ買ったのだから、その人は拡張ボタンも欲しがってるはず」 ―― 自分は今までそう思い込んでいたけれど、その認識は間違ってた。現状、多ボタンマウスなんて要らない人が、多ボタンマウスを仕方なく買っている。

そのことを意識しながら各製品への意見・感想を読まないといけない。「コイツは『拡張ボタン無いと死んじゃう』派か、それとも『拡張ボタン要らない』派か」、まずはそこから見極めないと…。「誤操作で拡張ボタンを」系の感想は、本当の感想じゃないのです。そこは気をつけて読まないと…。

どうすればいいのか。 :

じゃあ、どうすればいいのか。

多ボタンマウスを発売する時に、同じ形状、同じ機能で、3ボタンマウス版もラインナップに加えれば…それが理想的ですわな。でも、そんなの無理だと言われそう。製品ラインナップを1つ増やすだけでどれだけコストがかかると思ってるんだ、金型作るのも基板設計するのもラインを確保するのも大変なんだぞ、みたいなことを言われそうな気が。

でも…。素人考えですが、他にも方法はあるよなと。
  • 拡張ボタン(のプラスチック部分)をズボッと引っこ抜ける設計にしちゃう。
  • 拡張ボタンに蓋をして隠してしまうパーツも付属させる。
  • 物理的 or 電気的なスイッチをつけて拡張ボタンの有効無効を切り替え可能にする。
  • 拡張ボタンを強制無効にするソフトウェアを配布する。
どうしても多ボタンマウスとして売らなきゃいけない、という場合でも、工夫次第で3ボタンマウスにできる余地がまだ残ってる。頭の固さには自信がある自分ですらスラスラと案が出てくるのだから、アイデアマンならもっとナイスな名案を思いつくはずで。

実は現状でも解決できる。 :

もっとも、実は現状でも、多ボタンマウスを3ボタンマウスにできるのですけど。

例えば Windows機なら、マウス関連ユーティリティをインストールして、拡張ボタンの割り当てで「無効」を設定してしまえば、それで済んじゃう。

各マウスメーカは ―― 例えば、ロジクールも、ELECOMも、BUFFALOも、拡張ボタン割り当て変更ソフトを公開してるわけで。…BUFFALO のは設定項目が少なかったから無効化できるかちょっと分からんけれど。

_Logicool Optionsをダウンロードし、作業生産性を高めましょう
_SetPointソフトウェア
_エレコム マウスアシスタント - ELECOM
_Buffalo Mouse Utility ソフトウェアマニュアル

ちなみに自分は、 _X-Mouse Button Control (XMBC) というユーティリティを使って拡張ボタン割り当てを変更してますけど。確認してみたら、拡張ボタンを無効にする設定も、ちゃんとしっかりありました。

なので、マウスを買い替えるまでもなく、「拡張ボタンを殺す」という目的は今でもすぐに果たせるのです。殺してしまえば誤操作もへったくれもないわけで…。

だから、本来、マウスメーカは、「誤操作でー」なんて文句を全てガン無視していいはずなのです。「は? ユーティリティ入れろや」と言い放って切って捨てればいい。本来であれば。

というわけにもいかない。 :

ただ…。文句を言う人達って、どうもそのあたり、全般的に無知っぽくて…。

何せ、あのへんの方々は、「マウスを買い替えたらマウスカーソルの動きが速過ぎた! この製品は糞!」てな文句を言ってる場面もチラホラ…。そんなの _OSのマウス設定弄れば 好きなだけ変更できますわな。遅いのを速くはできないけれど、速いのは遅くできる。

そんなこと(?)すら知らない人達が、その手のユーティリティを導入できるかと言うと…。これはちょっと望み薄で…。

なので、マウスメーカは、マウス自体にスペックの切り替え機能を設けることがちょくちょくあって。例えば、DPI切り換えボタンがついてる製品がありますけど。アレって、「マウス自体を買い替えないとマウスカーソルの速度は変えられない」とすっかり思い込んでる人達を相手にしてる面もあるのだろうと…。

であれば、多ボタンマウスの拡張ボタンを無効にする機能を、マウス自体につけてしまう策だってアリかもしれないよなと。 *2

まあ、何にせよ、「誤操作で拡張ボタンを」系の感想に騙されてはいけないよなと。ソレ、嘘だから。本当の感想じゃないから。真の問題は別にあるから。もちろん前述のとおり、そのユーザのせいではなく、市場の品揃えの問題で、そういう嘘の感想が出てくるわけですけど…。

*1: 拡張ボタンに、ブラウザのタブを閉じるショートカットキーを割り当てて、RSSで入ってきたURLを一旦全部開いて拡張ボタンの連打で閉じていくというアホなことをしているので…。閲覧作業前のRSS未読記事数を数えると間違いなく日に100回以上はクリックしてると思われ。
*2: それはそれでOSに関係なく設定できるというメリットも得られるから、無駄にはならない。

以上、1 日分です。

過去ログ表示

Prev - 2020/02 - Next
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project