mieki256's diary



2020/02/07(金) [n年前の日記]

#1 [ubuntu][debian][linux][cg_tools] Debian上のxpaintはバグが発動しない不思議

Windows10 x64 1909 + VMware Player 上に Debian Linux 10.2.0 をインストールしてアレコレの動作確認をしていたのだけど。

先日、Ubuntu Linux 18.04 LTS 上で xpaint を動かしたら、選択範囲をドラッグしただけで落ちたので、Debian ではどうなのだろうと気になって。Debian 10.2.0 + MATEデスクトップ環境で xpaint 2.9.1.4-3.2+b1 をインストールして実行してみたところ、選択範囲をドラッグしても落ちないことに気づいた。

ということは…。Debian版の xpaint はバグ修正されてるけれど、Ubuntu版の xpaint はバグが放置されっぱなし、ということだろうか?

ところが、Debian上で sudo apt source xpaint をして、xpaint のソースを取得して確認したところ、ソースレベルでは例のバグは未修整で。

ソースは明らかにバグったままなのに、バイナリを実行するとバグが発動しない…。なんでや。不思議。

もしかして、今回はMATE環境で動かしてるからだろうか? デスクトップ環境が違うと結果が違ってくるのかな?

試しに、Debian上で Xfce をインストールして、そちらで xpaint を動かしてみた。Xfce上でも、選択範囲ドラッグで落ちなかった。

分からん…。どうなってるんだ…。

Ubuntu の xpaint と Debian のxpaint を比べると、Debian のほうはバージョン番号に +b1 がついている。気になる。もしや、ソースレベルでは修正されてないけど、バイナリはパッチを当てて修正した版を配布してる、ということだったりするのかな。でも、そんな配布の仕方ってできるのかな。オープンソース的には無さそうな気も…。入手できるソースと、インストールされるバイナリが異なる、というのはアリなの…?

それとも、メモリの使用状況によって、バグが発動したりしなかったりするのだろうか。コレって、どこらへんにワークを確保してどこを壊すか、てなバグだろうし…。壊しても問題ない状態になっちゃう場面もあるのかな。

あるいは、利用してるCコンパイラや、ビルド時のオプションによって、boolean の扱いが変わる ―― boolean が int と同等に扱われる場合もあったりする、とか。そういう状態なら、バグは発動しないだろうけど。

まあ、自分は xpaint を使ってないので、なんというかアレな話なんだけど。どうしてこうなるのか、仕組みというか状況に関してはちょっと気になるところだなと…。Debian は一体どんな魔法を使っているのか…。それともたまたま偶然の動作なのか…。

以上、1 日分です。

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