mieki256's diary



2018/09/16() [n年前の日記]

#1 [blender] DOGA-L1で作成したモデルデータをblenderにインポート

実験用の素材画像として、パッと見で、アニメのロボットっぽく見える画像が欲しいなと。

しかし、ロボットのメカデザインができるほどの能力を自分は持ってないから、自力で描ける気がしないし。さりとてWeb上からその手のアニメのキャプチャ画像をアレしたら不正利用がどうのこうので実験結果を公開できなくなるだろうし。どうしたものか。

そこでふと、DOGA-L1 を思い出した。アレを使ってモデルデータを作成して…。blender にインポートして FreeStyle 機能で線画もレンダリングすれば、それらしい画像が得られないかなと。

DOGA-L1でモデルデータを作成。 :

DOGA-L1 は、無料で使える3DCG学習用ソフト。

_CGA 入門 キット DOGA-L1
_DOGA-L1 ダウンロード

大量のパーツが同梱されているので、パーツの追加と位置調整を繰り返していくだけで、それっぽい見た目の3Dモデルデータを作成できる。各モデルはローポリ気味だからゲーム利用にも優しい。

ちなみに、商用利用等は許されていない。ただ、シェアウェア版のDOGA-L3を購入すれば、同人ソフトに使うのは許されるのだとか。そのあたりは以下の記事が参考になりそう。

_DoGA-L3で「取り急ぎ」かっこいいモデルを作ってUnityで動かして遊ぶ - D.N.A.のおぼえがき

さておき、DOGA-L1で、それっぽいモデルデータを作成した。

dogal1_blender_ss01.png

VRML形式でエクスポート。 :

DOGA-L1から、VRML形式でエクスポート。ファイル → エクスポート → VRML データ出力。.wrl という拡張子のファイルが保存される。

dogal1_blender_ss02.png

以下の記事が参考になった。

_S.F. Blog:ゲーム登場キャラクタのグラフィック作成にかける労力を削減する方法を検討する

当初、以下の記事を参考にして、dxf形式(3DFACE)で出力してみたけれど…。

_DoGA

blenderで dxf をインポートしてみたら、妙な頂点データになっていて、編集もままならず。どうやら dxf より VRML でインポートしたほうが良さそうだなと。

ちなみに、blender で dxf をインポートする際は、アドオンを有効化する必要があるらしい。ファイル → ユーザ設定 → アドオン。dxf で検索して、リストアップされたアドオンを有効化。

dogal1_blender_ss03.png

dogal1_blender_ss04.png

blenderでインポート。 :

出力した .wrl を blender でインポート。ファイル → インポート → X3D Extensible 3D (.x3d/.wrl)、を選択。

dogal1_blender_ss05.png

読み込めた。

dogal1_blender_ss06.png

後は、各オブジェクトを選択してマテリアルを設定。

blender でレンダリング。 :

blender上で、線画を描画できる FreeStyle を有効にしてレンダリング。

_【Blender】FreeStyleとは?使い方と設定方法 (1/6)

こうなった。

robot02.png

パッと見だけなら、それらしいのではあるまいか。マテリアル設定をもうちょっとどうにかすれば、らしさが増しそうな気もするけれど。

以上です。

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