mieki256's diary



2018/09/03(月) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] Drawgraphic 3 Pro を購入

ソースネクストのポイントだかマイルだかが溜まったので、以前からちょっとだけ気になってた、Drawgraphic 3 Pro と交換・購入してみたり。昔、 _Drawgraphic 2 を購入して「これは使えん」と判断した ことがあったけど、どのくらい変わっているのだろうかと。

ということで、少し触ってみた感想等をメモ。

png出力が改良されてた。 :

png出力時にアンチエイリアスがかかるようになっていて、かつ、背景を透明にすることができるようになっていた。これなら素材作成にも使える可能性が出てきたかもしれず。

ただ、線と面の境目に、妙な色が乗っている…。何だコレ…。

でもまあ、シャープフィルタ・強調フィルタをかけたような感じの出力結果なので、等倍表示なら気にならないだろうし、若干線がシャープに見える等の効能ももしかするとあるのかもしれないし、これはこれで。

とはいえ、どうしてこういう出力結果になるのか、仕組みが気になる…。あえてこうしたのか、技術的な問題でこうなってしまったのか…。

それと、必ずアンチエイリアスが有効になるというか、無効にした状態でpng出力することができなくて、これはどうなんだろうと…。てっきり、ファイル → 環境設定 → 表示 → アンチエイリアスを使用する、のチェックをつけたり外したりすれば出力結果が変わるのかなと予想したけど、そういうわけでもないようで。

もっとも、アンチエイリアスを無効にした状態で出力したいと思う場面がどのくらいあるのか、ちと悩むところも。

例えば、クッキリハッキリジャギった状態で出力できれば、別途画像編集ツールを使った際に選択範囲が作りやすい、といったメリットはあるだろうか…。セル風アニメの仕上げ時は2値化した線画を塗っていって最後にスムージングをかけるのだけど、2値化した線ならそういう作業効率の追求ができるだろうなと。

あるいは、印刷物を作る際はクッキリしてるほうが各図形の輪郭がシャープに見える、等もありそう。ただ、そのあたりはdpiにもよるだろうから、低解像度+アンチエイリアス有りと、高解像度+アンチエイリアス無しのどちらが良いかは、ちょっとよく分からない。

素材が無くなっている気がする。 :

これはちょっと自信が無いけど、Drawgraphic 2 に添付されていた素材が、Drawgraphic 3 では無くなっている、ような気がする。ステンシルの種類に、「AV機器」「パソコン・モバイル」という分類があるけれど、中身が空で…。

アレ? Drawgraphic 3 を何度か起動・終了してたら、件の分類名が無くなった。起動する際にスキャンし直して分類一覧が変わったのだろうか。

ソースネクストの、Drawgraphic 2 と Drawgraphic 3 の紹介ページを眺めた感じでは、スクリーンショット上でも添付されてる素材は違うように見える。どうして旧版の素材を無くしてしまったのだろう…。ライセンスだか契約の問題なのか、それとも、旧版の素材は Drawgraphic 3 上で不具合を起こすのだろうか。

もっとも、それら素材を使うのかと言うと、自分はまず使わないだろうけど…。何せ Microsoft ですら、Microsoft Office のクリップアート群の提供を終了してしまったし…。

その手のクリップアートって、ライセンスも不明だから、どこで使ってもOKで、どこで使ったらNGなのか、そのへんもよく分からんし…。

wmfとemfがLibreOfficeで読めない。 :

wmf、もしくは emf で出力すれば、LibreOffice で読み込んで使えるかなと思ったけれど、これがちょっと困った結果に。
  • Drawgraphic 3 で出力した wmf/emf を、LibreOffice 6.1.0上にD&Dしてみても、何も表示されない…。
  • 以前 Drawgraphic 2 で出力した emf を LibreOffice 6.1.0 にD&Dしてみたら、これは表示できた。
  • Drawgraphic 2 で作業した際の fdaファイルを Drawgraphic 3 で開いて、emf出力して、LibreOffice 6.1.0 にD&Dしたが、表示されない。
  • Drawgraphic 3 で出力した wmf/emf を Inkscape 0.92.3 x64上にD&Dしてみたら、妙に小さい表示になった。
  • Drawgraphic 3 で出力した wmf/emf を Microsoft Office 2007 (Microsoft Word 2007)にD&Dしたら、フツーに表示された。

つまり、Drawgraphic 3 で wmf/emf出力すると、LibreOffice では開けない wmf/emf になるようで。Microsoft Office上では表示できるのに、LibreOffice上では表示できないわけだから、これは LibreOffice のバグかな…。互換性の問題が残っているのだろうか…。

それにしても、Drawgraphic 3 の wmf/emf出力は、Drawgraphic 2 から何か変わっているのだろうか。それとも変わっていないのだろうか。

Drawgraphic 2 から出力した emf は 4.3KB なのに、Drawgraphic 3 から出力した emf は 37.7KB になっていることに気づいた。やはり Drawgraphic 3 の wmf/emf出力は、何か手が入っているらしい。

Drawgraphic からベクターデータを出力しようとすると、wmf か emf を選ぶ以外にないけれど。それら wmf/emf を LibreOffice等で開けないのは困るなと。Drawgraphic で作業して、出力したベクターデータを他のソフトで読み込んで活用、という流れはちょっと難しい…。

epsは相変わらずだった。 :

epsで保存したらビットマップ画像がドーンと入っていた。

もしかすると、epsが持てるベクターデータには機能面で制限があったりして、変換は容易じゃないのかもしれない。

そもそも今時、epsを使う場面がどれだけあるのか、という問題も…。いや、この場合、wmf/emf が使えない気配があるから、eps で代替できないかな、どうかな、てな話なのだけど。

以上、1 日分です。

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