2018/04/20(金) [n年前の日記]
#1 [anime] 「ひそねとまそたん」2話まで視聴
BSフジで放送されてるアニメ。2話まで視聴。
これはもしかすると、とんでもないアニメが始まったのかもしれない…。
基本設定としては、航空自衛隊に入隊した女の子が、謎の部署に配属されて、みたいな感じなのだけど。周囲から淡々と説明される、その任務内容が…。何を食ったらそんなこと思いつくんですかレベルの珍妙設定の数々で、聞いてるだけでも「何故そうなる」とニヤニヤしてしまう。こんな楽しい(?)視聴感覚は、もしかすると、EVA以来かもしれない…。
そもそもジャンルがよくわからない。フツーのアニメは、ロボットアニメだの魔法少女アニメだの何かしらに分類できたりするものだけど、この作品は、一体どこに分類されるのか…。 *1 頭の固いお偉いさんが混じってたら、「こんな内容の企画は見たことがない。こんなもの売れるわけがない! 没!」と言い出しかねないレベルかと。
まあ、とにかく、これはフツーのアニメじゃないなと…。
総監督は、 _樋口真嗣 監督。これはちょっと珍しい。その時点でフツーじゃない…。知らない人のために軽く説明しておくと、樋口監督は、「平成ガメラ」シリーズの特技監督、「シンゴジラ」の監督 *2 として有名だけど、実写畑とアニメ畑の両方で活躍してきた珍しいタイプの方で。例えば、「エヴァンゲリオン」TVシリーズの弐号機登場回を担当した方、と言えば、「ああ、それは…フツーじゃないッスね」と思ってもらえる、かなと。
脚本は、「あの花」「ここさけ」「鉄血」の _岡田麿里 氏。キャラデザ原案は、「ウゴウゴルーガ」内の「ちなつのシュート!」の _青木俊直 氏。メカデザは、「マクロス」シリーズの _河森正治 氏。モンスターコンセプトデザインは、「ベイマックス」の _コヤマシゲト 氏。…と、スタッフ名を眺めるだけでも、とんでもないことになってるなと。
更に、制作スタジオは、ボンズ。サンライズで「カウボーイビバップ」を手掛けた方々が独立して作ったスタジオだから、手描き作画に関しては圧倒的に定評のあるスタジオで。本編を眺めていても、「うわ…なんだ今の動き。スゲー」と思う箇所が多々。そこらへんもフツーじゃない。
ここ最近、日本のTVアニメってなんだかちょっと妙な感じになってて。売れ線作品のコピーを延々繰り返しているうちにキャラデザも展開もテンプレだらけになって、「落第アスタリスク」のように、別作品なのに区別がつかないアニメすら放映されてしまう状態で。まあ、日本人は「右へならえ」が大好きな民族だから仕方ないのかもしれんけど。 *3
そんな中でも、こうして、どう見ても他の作品とは見間違えようがない、実に個性的なアニメがちゃんと出現してくれたことに対して、なんだか嬉しくなったりもして。やっぱり、「周りがこうやってるんだからうちも同じようにやらないと」じゃなくて、「他とはちょっと違うことをしていかないと」てのが大事なんだろうなあ、と。
さておき。個人的に、EDでやられました。いやはや、そう来るか…。素晴らしい。
これはもしかすると、とんでもないアニメが始まったのかもしれない…。
基本設定としては、航空自衛隊に入隊した女の子が、謎の部署に配属されて、みたいな感じなのだけど。周囲から淡々と説明される、その任務内容が…。何を食ったらそんなこと思いつくんですかレベルの珍妙設定の数々で、聞いてるだけでも「何故そうなる」とニヤニヤしてしまう。こんな楽しい(?)視聴感覚は、もしかすると、EVA以来かもしれない…。
そもそもジャンルがよくわからない。フツーのアニメは、ロボットアニメだの魔法少女アニメだの何かしらに分類できたりするものだけど、この作品は、一体どこに分類されるのか…。 *1 頭の固いお偉いさんが混じってたら、「こんな内容の企画は見たことがない。こんなもの売れるわけがない! 没!」と言い出しかねないレベルかと。
まあ、とにかく、これはフツーのアニメじゃないなと…。
総監督は、 _樋口真嗣 監督。これはちょっと珍しい。その時点でフツーじゃない…。知らない人のために軽く説明しておくと、樋口監督は、「平成ガメラ」シリーズの特技監督、「シンゴジラ」の監督 *2 として有名だけど、実写畑とアニメ畑の両方で活躍してきた珍しいタイプの方で。例えば、「エヴァンゲリオン」TVシリーズの弐号機登場回を担当した方、と言えば、「ああ、それは…フツーじゃないッスね」と思ってもらえる、かなと。
脚本は、「あの花」「ここさけ」「鉄血」の _岡田麿里 氏。キャラデザ原案は、「ウゴウゴルーガ」内の「ちなつのシュート!」の _青木俊直 氏。メカデザは、「マクロス」シリーズの _河森正治 氏。モンスターコンセプトデザインは、「ベイマックス」の _コヤマシゲト 氏。…と、スタッフ名を眺めるだけでも、とんでもないことになってるなと。
更に、制作スタジオは、ボンズ。サンライズで「カウボーイビバップ」を手掛けた方々が独立して作ったスタジオだから、手描き作画に関しては圧倒的に定評のあるスタジオで。本編を眺めていても、「うわ…なんだ今の動き。スゲー」と思う箇所が多々。そこらへんもフツーじゃない。
ここ最近、日本のTVアニメってなんだかちょっと妙な感じになってて。売れ線作品のコピーを延々繰り返しているうちにキャラデザも展開もテンプレだらけになって、「落第アスタリスク」のように、別作品なのに区別がつかないアニメすら放映されてしまう状態で。まあ、日本人は「右へならえ」が大好きな民族だから仕方ないのかもしれんけど。 *3
そんな中でも、こうして、どう見ても他の作品とは見間違えようがない、実に個性的なアニメがちゃんと出現してくれたことに対して、なんだか嬉しくなったりもして。やっぱり、「周りがこうやってるんだからうちも同じようにやらないと」じゃなくて、「他とはちょっと違うことをしていかないと」てのが大事なんだろうなあ、と。
さておき。個人的に、EDでやられました。いやはや、そう来るか…。素晴らしい。
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#2 [anime][neta] マスコットキャラに渋い声を当てるのはアリかもしれない
思考メモ。
「多田くんは恋をしない」というアニメを見ていたら、見た目が可愛らしい(?)猫の、心の声を大塚明夫氏が当てていて。「ニャー」の声は小澤亜李氏だけど、可愛い鳴き声の直後に低音の渋い声が聞こえてきて、なんだかクラクラ。この配役はイイなと…。
アニメにおいて、マスコット的なキャラは、えてして高音を出せる女性に演じてもらうものだけど。渋い声のほうが面白くなる時があるのだなと…。例えばプリキュアのUMAが、大塚明夫氏の声で「しっかりしろー! キュア○○ーーッ!」と叫んでたらどうだろう…。うむ…アリだな…。
てなことを思ったのだけど考えてみたらそのあたりはポプテピピックで1クール通してやってたのだな…。もう珍しくもないわな…。
逆の使い方もあるかもしれないなと。もしかすると、AKIRAに登場する子供達がソレに近いのかもしれない。もっとも、あの事例は、どちらかというと気持ち悪さを感じさせる方向で使ってた気がする。
小さくて可愛い系のキャラは可愛い声を出すもの、という思い込みが視聴者側にあるから、渋い声が聞こえてきた時に面白いと感じるのだろう。どうしてそんな思い込みがあるかと言えば、子供の頃に目にしたアニメに登場するその手のキャラが、どれもこれも可愛い声だったから、かもしれない。もしこれが、どれもこれも最初から渋い声だったら、逆に、高い声が聞こえてくると笑ってしまう状態になるのかもしれない。
いや。それは無理があるか。人間の子供の声も高音なのだから、現実世界で生活していれば、自然と、小さい個体は高音で喋るもの、という認識になってしまうわな…。
なんとなく、「あらいぐまラスカル」を思い出したりもして。ラスカルの声を担当した野沢雅子さんは、動物園まで行ってあらいぐまの鳴き方を調べようとしたけれど、全く鳴かなくて仕方なく想像で「キュウキュウ」という鳴き声にしたそうで。しかし、実際のあらいぐまは、「ギャー」と鳴く…。それを考えると、一見可愛い動物のように見えるのに「ブルアアア」と鳴くキャラが居ても…イイよな…。もしかすると結構リアルなのかもしれないし…。
「多田くんは恋をしない」というアニメを見ていたら、見た目が可愛らしい(?)猫の、心の声を大塚明夫氏が当てていて。「ニャー」の声は小澤亜李氏だけど、可愛い鳴き声の直後に低音の渋い声が聞こえてきて、なんだかクラクラ。この配役はイイなと…。
アニメにおいて、マスコット的なキャラは、えてして高音を出せる女性に演じてもらうものだけど。渋い声のほうが面白くなる時があるのだなと…。例えばプリキュアのUMAが、大塚明夫氏の声で「しっかりしろー! キュア○○ーーッ!」と叫んでたらどうだろう…。うむ…アリだな…。
てなことを思ったのだけど考えてみたらそのあたりはポプテピピックで1クール通してやってたのだな…。もう珍しくもないわな…。
逆の使い方もあるかもしれないなと。もしかすると、AKIRAに登場する子供達がソレに近いのかもしれない。もっとも、あの事例は、どちらかというと気持ち悪さを感じさせる方向で使ってた気がする。
小さくて可愛い系のキャラは可愛い声を出すもの、という思い込みが視聴者側にあるから、渋い声が聞こえてきた時に面白いと感じるのだろう。どうしてそんな思い込みがあるかと言えば、子供の頃に目にしたアニメに登場するその手のキャラが、どれもこれも可愛い声だったから、かもしれない。もしこれが、どれもこれも最初から渋い声だったら、逆に、高い声が聞こえてくると笑ってしまう状態になるのかもしれない。
いや。それは無理があるか。人間の子供の声も高音なのだから、現実世界で生活していれば、自然と、小さい個体は高音で喋るもの、という認識になってしまうわな…。
なんとなく、「あらいぐまラスカル」を思い出したりもして。ラスカルの声を担当した野沢雅子さんは、動物園まで行ってあらいぐまの鳴き方を調べようとしたけれど、全く鳴かなくて仕方なく想像で「キュウキュウ」という鳴き声にしたそうで。しかし、実際のあらいぐまは、「ギャー」と鳴く…。それを考えると、一見可愛い動物のように見えるのに「ブルアアア」と鳴くキャラが居ても…イイよな…。もしかすると結構リアルなのかもしれないし…。
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以上、1 日分です。