2018/01/22(月) [n年前の日記]
#1 [blender] 高木さんEDをblenderで再現できそうか実験
TVアニメ「からかい上手の高木さん」ED映像の後半の背景動画を、Mohoで再現できないかなと昨日実験してたわけだけど。
柵のような立体物は3DCGを使ったほうがいいんじゃないかと思えてきたので、試しに blender 2.78.4 を使って再実験。
うむ…。やっぱりこういうのは、3DCGを使うべきだな、と…。
自分は blender の使い方をすっかり忘れてたから、ちと作業時間がかかってしまったけど、慣れてる人なら数分で作れそうな予感。2Dがメインのツールで四苦八苦するより、3DCGツールでやったほうが早い場面って、あるよなと。
作業としては…。柵モデルを、立方体3個で作成してから、以下のように、モデルや平面を配置して、カメラ移動のモーションを作って。
背景は透明にしつつ、境界線を描き加えてくれる freestyle を有効にして、連番画像でレンダリング。
最後に、Moho上で、連番画像をシーケンスとして読み込んで、背景画像も奥に配置して、mp4を出力。
ちなみに blender の場合、1つモデルを作ったら、配列複製モディファイアで簡単に複製できるので、そのあたりは楽だった。
_【Blender】配列複製モディファイア【オブジェクトを複数コピーする】
柵のような立体物は3DCGを使ったほうがいいんじゃないかと思えてきたので、試しに blender 2.78.4 を使って再実験。
うむ…。やっぱりこういうのは、3DCGを使うべきだな、と…。
自分は blender の使い方をすっかり忘れてたから、ちと作業時間がかかってしまったけど、慣れてる人なら数分で作れそうな予感。2Dがメインのツールで四苦八苦するより、3DCGツールでやったほうが早い場面って、あるよなと。
作業としては…。柵モデルを、立方体3個で作成してから、以下のように、モデルや平面を配置して、カメラ移動のモーションを作って。
背景は透明にしつつ、境界線を描き加えてくれる freestyle を有効にして、連番画像でレンダリング。
最後に、Moho上で、連番画像をシーケンスとして読み込んで、背景画像も奥に配置して、mp4を出力。
ちなみに blender の場合、1つモデルを作ったら、配列複製モディファイアで簡単に複製できるので、そのあたりは楽だった。
_【Blender】配列複製モディファイア【オブジェクトを複数コピーする】
◎ freestyleで線を描かないように指定。 :
柵部分には、
_freestyle
を使って線を描き加えるけど、地面は線を描きたくないわけで。以下の記事を参考にさせてもらって、線を描かないように設定した。
_Blenderのよく使う機能を超簡単に紹介 FreeStyle(2/4) 好きな場所に線を描く:プチ3DCGモデラーの毎日モデリング - ブロマガ
面を選択して、Ctrl + F → FreeStyle面をマーク。FreeStyleラインセット → 面マークを有効にして、面マークの設定を「排他」に。
_Blenderのよく使う機能を超簡単に紹介 FreeStyle(2/4) 好きな場所に線を描く:プチ3DCGモデラーの毎日モデリング - ブロマガ
面を選択して、Ctrl + F → FreeStyle面をマーク。FreeStyleラインセット → 面マークを有効にして、面マークの設定を「排他」に。
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#2 [moho] Mohoに画像をインポートした際のサイズと座標値の関係
Moho上で、イメージレイヤーとして画像をインポートした際、見た目の画像サイズと、レイヤーの座標値との関係がよく分からなくて悩んでしまったので、ちょっとそのあたりを調べてみたり。
結論から言うと、画像をインポートした際に、フレームサイズの縦幅の1/2を1.0とした状態で画像が配置される模様。 *1
以下は、フレームサイズが 512x288 (16:9) のプロジェクトで、512x288ドットの画像を読み込んでみた例。
フレームサイズと画像サイズが同じなら、読み込んだ画像は、フレームサイズとピッタリ一致する状態で配置される。更に、レイヤーのY座標を2.0にすると、ちょうど画像の縦幅分移動したので、画面の中心を(0.0, 0.0) として、上端が (0.0, 1.0)、下端が (0.0, -1.0) になってるのではないか、と…。
x方向(横方向)の座標値は、3.5556 という妙な値になってるけど。これは、画像サイズが 16:9 なので…。16 : 9 = 3.5556 : 2、なので、この値。
ただ、カメラのZ値に、なんだかよく分からない初期値が入ってることに注意。試しにカメラのZ値を 0.0 にしてみたら、画像の見た目はなんだかよく分からないサイズになった。まあ、カメラのz値を変更したということは、奥方向にカメラを動かしたということだから、画像の見た目の大きさが変わるのも当たり前なのだけど。
つまり、あくまでカメラのz座標が初期値になってる場合に、前述のスクリーンショットのような状態で画像が読み込まれる、ということなのだろう…。
フレームサイズが違っていたら、結果は変わるのだろうか。1280x720 (16:9) のフレームサイズのプロジェクトで、1280x720 の画像を読み込んで試してみた。
フレームサイズと同じサイズの画像を読み込む分には、似たような結果になるっぽい。
結論から言うと、画像をインポートした際に、フレームサイズの縦幅の1/2を1.0とした状態で画像が配置される模様。 *1
以下は、フレームサイズが 512x288 (16:9) のプロジェクトで、512x288ドットの画像を読み込んでみた例。
フレームサイズと画像サイズが同じなら、読み込んだ画像は、フレームサイズとピッタリ一致する状態で配置される。更に、レイヤーのY座標を2.0にすると、ちょうど画像の縦幅分移動したので、画面の中心を(0.0, 0.0) として、上端が (0.0, 1.0)、下端が (0.0, -1.0) になってるのではないか、と…。
x方向(横方向)の座標値は、3.5556 という妙な値になってるけど。これは、画像サイズが 16:9 なので…。16 : 9 = 3.5556 : 2、なので、この値。
ただ、カメラのZ値に、なんだかよく分からない初期値が入ってることに注意。試しにカメラのZ値を 0.0 にしてみたら、画像の見た目はなんだかよく分からないサイズになった。まあ、カメラのz値を変更したということは、奥方向にカメラを動かしたということだから、画像の見た目の大きさが変わるのも当たり前なのだけど。
つまり、あくまでカメラのz座標が初期値になってる場合に、前述のスクリーンショットのような状態で画像が読み込まれる、ということなのだろう…。
フレームサイズが違っていたら、結果は変わるのだろうか。1280x720 (16:9) のフレームサイズのプロジェクトで、1280x720 の画像を読み込んで試してみた。
フレームサイズと同じサイズの画像を読み込む分には、似たような結果になるっぽい。
◎ 縦横比で調整してるわけではないらしい。 :
もしかして、画像のサイズではなく、画像の縦横比でスケール調整されている可能性はないだろうか。例えば、512x288 (16:9) のプロジェクトに、1280x720 (16:9) の画像を読み込んでも、縦横比が同じだから、フレームサイズにピッタリ一致する見た目にスケールが調整されたりしないか…?
試してみた。512x288のフレームサイズで1280x720の画像を、あるいは 1280x720のフレームサイズで512x288の画像を読み込んでみたり、
画像サイズの違いが、ちゃんと反映されている見た目になった。つまり、画像の読み込み時、縦横比を見て調整してるわけではなく、画像サイズを見て調整している模様。
試してみた。512x288のフレームサイズで1280x720の画像を、あるいは 1280x720のフレームサイズで512x288の画像を読み込んでみたり、
画像サイズの違いが、ちゃんと反映されている見た目になった。つまり、画像の読み込み時、縦横比を見て調整してるわけではなく、画像サイズを見て調整している模様。
◎ 縦幅を基準にすれば座標値変更も楽。 :
ここまで分かれば、テクスチャを作成する際、フレームサイズの縦幅のドット数で作っておけば色々楽になりそうだなと予想できる。
例えば、512x288 のフレームサイズのプロジェクトなら…。288x288のテクスチャ画像を用意して読み込ませることで、座標値を2.0単位で変更していくだけで、レイヤーを奇麗に並べていくことができる。
以下の例は、512x288のフレームサイズで、288x288のテクスチャ画像を読み込ませて、カメラのz値を0.0から2.0まで変化させた事例。
イメージレイヤーを敷き詰める際も、2.0単位で座標を変更すれば奇麗に並ぶので楽。また、カメラ座標も2.0単位で変化させてるから、最初のキーフレームと終わりのキーフレームがほぼ同じ見た目になるので、ループ動画を作るのも楽。
ということで、Moho用のテクスチャ画像を用意する際は、フレームサイズの縦幅ドット数を意識して作っておくと後の作業が楽になる ―― てなところがあったりするかもしれないなと。
例えば、512x288 のフレームサイズのプロジェクトなら…。288x288のテクスチャ画像を用意して読み込ませることで、座標値を2.0単位で変更していくだけで、レイヤーを奇麗に並べていくことができる。
以下の例は、512x288のフレームサイズで、288x288のテクスチャ画像を読み込ませて、カメラのz値を0.0から2.0まで変化させた事例。
イメージレイヤーを敷き詰める際も、2.0単位で座標を変更すれば奇麗に並ぶので楽。また、カメラ座標も2.0単位で変化させてるから、最初のキーフレームと終わりのキーフレームがほぼ同じ見た目になるので、ループ動画を作るのも楽。
ということで、Moho用のテクスチャ画像を用意する際は、フレームサイズの縦幅ドット数を意識して作っておくと後の作業が楽になる ―― てなところがあったりするかもしれないなと。
*1: ただ、このあたり、Mohoの設定に、画像インポート時に自動でスケール調整する項目があるので、そこが有効になってるとそういう状態になる、という話じゃないかと思う。
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#3 [blender] blender 2.79 をインストール
今まで blender 2.78.4 を Windows10 x64上でインストールして使ってたけど、気づいたら 2.79 が随分前に公開されてたようなのでインストール。
_公式サイト から blender 2.79 64bit版の zip をDLして解凍。任意のフォルダに置いた。
かつ、非公式サポート段階の addon も欲しかったので、 _GraphicAll.org からそれらしい版をDLして解凍。2.78\scripts\addons_contrib\ の中身を、公式版の 2.79\scripts\addons_contrib\ 以下にコピー。
そのままだと、addons フォルダ内と addons_contrib フォルダ内のファイルやフォルダがダブっていてエラーが出るので、addons フォルダ側を優先しつつ、addons_contrib フォルダ内からいくつかのフォルダやファイルを削除。今回は以下のファイル群を削除した。
この状態で、blender.exe を起動。スプラッシュ画面上に、以前の設定をコピーするかどうかのリンクが表示されてるのでクリック。2.78.4 の設定や addon が、2.79用の設定フォルダにコピーされた。と思う。たぶん。
一度終了して、再起動。以前の設定が復元された状態で起動した。
_公式サイト から blender 2.79 64bit版の zip をDLして解凍。任意のフォルダに置いた。
かつ、非公式サポート段階の addon も欲しかったので、 _GraphicAll.org からそれらしい版をDLして解凍。2.78\scripts\addons_contrib\ の中身を、公式版の 2.79\scripts\addons_contrib\ 以下にコピー。
そのままだと、addons フォルダ内と addons_contrib フォルダ内のファイルやフォルダがダブっていてエラーが出るので、addons フォルダ側を優先しつつ、addons_contrib フォルダ内からいくつかのフォルダやファイルを削除。今回は以下のファイル群を削除した。
add_advanced_objects archipack btrace kinoraw_tools materials_library_vx mesh_extra_tools presets space_view3d_brush_menus space_view3d_display_tools stored_views uv_magic_uv io_export_paper_model.py mesh_snap_utilities_line.py render_clay.py
この状態で、blender.exe を起動。スプラッシュ画面上に、以前の設定をコピーするかどうかのリンクが表示されてるのでクリック。2.78.4 の設定や addon が、2.79用の設定フォルダにコピーされた。と思う。たぶん。
一度終了して、再起動。以前の設定が復元された状態で起動した。
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#4 [moho] Moho Pro 12 を更新
Moho のメニューから、ヘルプ → アップデートの確認、をしてみたら、12.4 build 22203 が公開されてたようで。試しにアップデートしてみたり。
ダイアログが開いてダウンロードが始まるのだけど、途中でダウンロードエラーになった…。Moho のプロセスが残ってるので、タスクマネージャから終了させてから、再度操作をしてみたら、今度は最後までダウンロードができた。
しかし、インストール途中で、スタートメニューに登録できなかったと言ってくる。もしかして、日頃使ってるランチャーソフト、 _Launchy を常駐させてたのがマズかったのだろうか。
公式サイトからもアップデータは入手できるらしい。 _Moho Pro 12 Updates からダウンロード。ただし、シリアル番号の入力を求められたり、電子メールアドレス、名前、住所、電話番号の入力を求められる…。
Launchy を終了させた後、公式サイトからダウンロードしたセットアップファイルでインストールを試みたり。今度は問題無くインストールされた。
ダイアログが開いてダウンロードが始まるのだけど、途中でダウンロードエラーになった…。Moho のプロセスが残ってるので、タスクマネージャから終了させてから、再度操作をしてみたら、今度は最後までダウンロードができた。
しかし、インストール途中で、スタートメニューに登録できなかったと言ってくる。もしかして、日頃使ってるランチャーソフト、 _Launchy を常駐させてたのがマズかったのだろうか。
公式サイトからもアップデータは入手できるらしい。 _Moho Pro 12 Updates からダウンロード。ただし、シリアル番号の入力を求められたり、電子メールアドレス、名前、住所、電話番号の入力を求められる…。
Launchy を終了させた後、公式サイトからダウンロードしたセットアップファイルでインストールを試みたり。今度は問題無くインストールされた。
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以上、1 日分です。