mieki256's diary



2017/01/29() [n年前の日記]

#1 [linux] VMware上で色々なLinuxディストリをインストールして試したり

色々なLinuxディストリをVMware上でインストールして試したり。

経緯。 :

VMware + Ubuntu 16.04上で FontForgeを動かそうとしたら、どうもバージョンが古いようで。標準状態では ―― sudo apt-get install fontforge でインストールすると、2012年版バイナリがインストールされる。

しかし、リポジトリを追加することで2016年版のFontForgeバイナリを動かすこともできると知り。

_【Ubuntu】GIMP,Inkscape,Blenderのインストール【最新バージョン!】 : 回れ右の内輪差
FontForgeの最新版(?)の取得には,以下の通りに端末に打ち込む.

$ sudo add-apt-repository ppa:fontforge/fontforge
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fontforge

【Ubuntu】GIMP,Inkscape,Blenderのインストール【最新バージョン!】 : 回れ右の内輪差 より



ただ、例えばRictyフォントを作ろうとする時は、2012年版バイナリじゃないと上手くいかないという話もあって。

_Ubuntu 16.04 LTSでRictyフォント作成 >> sa-sa-ki.jpのblog
なおfontforgeのリポジトリから[fontforge 20161013]バージョンをインストールすると、 生成されたフォントの全角文字の文字間隔を縮めてくれるos2version_reviser.shを実行しても文字間隔が縮まらないので、 あえて20120731バージョンを使用します。

Ubuntu 16.04 LTSでRictyフォント作成 >> sa-sa-ki.jpのblog より


とはいえ、最新版も気になる…。だけど共存させる方法も分からない…。

ということで、これは別途OSをインストールして、そちらで動作確認してみたいなと。実験用に使う仮想PCを用意したいと。

所詮実験用だから、本格的にアレコレ入ってなくてもいいよなと。できるだけHDDイメージが小さくなるディストリがいいなと。てなわけで色々インストールして試すことに。

インストールしたディストリ。 :

antiX、MX Linux、Basix、DebianDog、wattOS をインストールしたり。

antiX は、Debianベースのディストリ。インストールしてみたらフツーに動いてくれた。が、画面解像度を指定する方法が分からない…。起動するたびに800x600になってしまう…。加えて、このディストリは日本語化が難しいという話も見かけてしまったので、仮想HDDイメージも含めて削除してしまったり。自分のような初心者にはちょっとハードルが高い。

MX Linux は、Debianベースのディストリ。 _antiX + MEPIS = MX Linux なのだとか。日本人の方が開発(?)に参加しているので、容易に日本語化できるそうで。少し触ってみたけれど、ネットサーフィン(死語)するぐらいならフツーに使えそうなディストリだなと感じたり。イイ感じ。

ただ、Debianベース上でFontForge最新版を使おうとして悩んでしまったり。Ubuntu用の最新版バイナリはあるけどDebian用はないみたいだし、するとFontForgeのソースをDLしてビルドしなきゃいけないのだろうか…。初心者だから、そのへん全然分からない…。

ここはUbuntuベースのディストリを選ぶべきではあるまいか、と思えてきたので、Basixをインストール。アプリケーションをほとんど同梱していないUbuntu、というポジションらしい。インストール作業はUbuntuと同じだし、デスクトップはLXDEなので、何も悩むことなく初期設定を進めることができた。

ただ、Basix をインストールしたら、仮想HDDイメージが6GBほどのサイズに。実験用として使うにしては、ちょっと大き過ぎる気がする…。

インストール後の容量が小さくなりそうなディストリを探す。DebianDog が結構小さくなるらしい。名前の通り、Debianベースのディストリ。ただ、Puppy Linuxを参考にして作られたディストリらしくて、何かしっくりこないところがあるというか…。HDDへのインストール作業もちょっとややこしいところが…。また、ネットワーク接続時、VMwareのブリッジ接続では、DHCPで正常なIPアドレスを取得できなかった。NAT接続なら繋がるのだけど…。このあたり、実機で動かせばもしかするとすんなり行くのかもしれない。VMwareのブリッジ接続とは、たまたま相性が悪いだけかも。

wattOS はUbuntuベースのディストリ。極力同梱アプリを少なくして配布するという、Basixと似たようなポジションらしい。wattOS R10 をインストールしてみたけれど、仮想HDDイメージのサイズは6GBよりちょっと少ない程度で、Basixと同じぐらいの感じだった。

open-vm-toolsをインストール。 :

VMware上で使う時は、open-vm-tools をインストールしておくと、クリップボードをホストOSと同期させたり、画面解像度を変更できたり、ゲストOS側の特定フォルダを共有フォルダとして使ったり、等々利便性が増すらしいのでインストール。
sudo aptitude install open-vm-tools open-vm-tools-desktop open-vm-tools-dkms zerofree
zerofreeというのは、HDD内で使ってない部分をゼロクリアしてくれるツールらしい。コレを実行することで、VMwareの仮想HDDイメージを圧縮、というかコンパクトにすることもできるようになるのだとか。仮想HDDイメージの圧縮は、ゼロになってる部分を圧縮することで実現するらしいので、ゴミが残ってると圧縮できないとかなんとか。

2017/02/07追記。 :

Debianの場合は testing のリポジトリを使うとアプリの最新版をインストールできる時もある、と知ったのでメモ。

_Debianでtestingやunstableからパッケージを借りる時の手順 - kotakのひまじめ日記

以上です。

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