mieki256's diary



2017/01/03(火) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 年賀状を作った

blender + GIMP でどうにか年賀状を作れた。

が、blender + Cyclesレンダラーの使い方がよく分かってなくてテクスチャすら貼れず。勉強しないと…。

筆まめ21で宛名を印刷したけど、何枚か印刷していくうちにどんどん筆まめの処理が重くなっていくような気がする。なんでや。まあ、年に1回しか使わないから、いいか…。

#2 [blender] blender 2.78 + Cycles でディスプレイスメント

blender + Cyclesレンダラで、displacement(ディスプレイスメント)なる機能を試してみようと思ったのだけど、あちらこちらの解説ページで紹介されてる設定項目が見つからなくて悩んだり。

blender 2.78 は、そのあたりの場所が変わっていたのですな…。

_Quick Tip: Blender 2.78 Cycles Displacement - BlenderNation で紹介されてる動画を見てなんとなく指定の仕方が分かってきた。

ちなみにディスプレイスメントってのは、ポリゴンモデルの形そのものを変形させる機能、とでも言えばいいのかな。例えばバンプマッピングはモデルの表面が凸凹してるように見せかけてくれるけど、形そのものは凸凹してなくて。輪郭を見れば分かるけど。ディスプレイスメントは形そのものを凸凹させることができる。みたいな。その代わり頂点群がたくさん必要になるけど。

とりあえず、関係ありそうな箇所のスクリーンショットだけでもメモ。

cycles_displacement_ss01.png

cycles_displacement_ss02.png

cycles_displacement_ss03.png

そんな感じでゴチャゴチャやってたら、たしかにこんな感じのレンダリング画像が得られました。とメモ。輪郭が凸凹してるので、バンプマッピングじゃないことが分かるかと。

cycles_displacement_test001.png

#3 [movie] 「スピード・レーサー」を視聴

数日前にBS11で放送されてた映画、「スピード・レーサー」を視聴。

どういう映画かというと、昔タツノコプロが作ったアニメ「マッハGoGoGo」を、「マトリックス」を作った監督さん兄弟 ―― この時点では姉弟になってたのだろうか…どうだったっけ… ―― が実写でリメイクした映画。

「とにかく映像が凄いのだ」という評判は聞いていたけれど、たしかに凄かった。実写映画に分類されてはいるのだろうけど、実質的には3DCGアニメかもしれないなと。

オリジナルがタツノコプロ作品という点を鑑みると、これはある意味「CASSHERN」の正統進化パワーアップ版のような気がしてきたり。画が華やかで明るいし、何より話がちゃんと分かるからフツーに楽しめるようになった「CASSHERN」、みたいな。む。ソレってもはや「CASSHERN」ではないな…。

レースシーンはまるでTVゲームの世界のようだし、日常風景もどこか嘘っぽい映像ばかりで。おそらくわざとやっているのだろうけど。もしかすると、昔のアニメを今見ると、こんなイメージの映像作品に感じられたりするのだろうか、あるいは子供の頃の監督さん達にとってはこういう光景がTVの向こう側に見えてたのだろうか、などと想像しながら眺めたり。まあ、元がアニメ、しかも大昔のアニメだから、フツーに映像化すると逆にショボくなりそうだし…。

人物のアップでワイプしたり、会話の中で数ヶ月先の未来の展開を圧縮して見せたり等、映像作品ならではの見せ方を色々試していてそのあたりも面白かった。 *1 さすが、「マトリックス」で新しい映像表現を盛り込んだ方々、なのかなと。もっとも、そのあたりがチラチラ出てくるたびに観客が振り落とされていたのではないかと少し心配したりもして。「どうしてここでチンパンジーの顔がアップになるんだ? 何を伝えようとしているんだ?」みたいな。

昔どこかで読んだ記事によると…。各シーンにおいて、球状の環境マップ(?)を作って、ソレを合成してシーンを作っていった、らしい。一般的な映画の、その手の合成シーンでは、カメラを固定してそこから見えるはずの風景をマットペインティングで作っていったり、カメラが激しく動くシーンでは3DCGで背景モデルを作ったりするけれど。環境マップを用意して合成すれば、カメラをあちらこちらに振ることもできるし、背景用の3DCGモデルを作るほどのコストや時間もかからずに済む、とかなんとか。おそらくは合成カット数が膨大になることが見えてたので、そういう方法でリソース節約をしていたのかなと。もっともこの場合、書き割り感が拭えないというデメリットもありそうで、どこか嘘っぽい風景で統一したのは、それら制作手法のデメリットを補うための選択、だった可能性もあるかもしれないけどどうなんだろう。

何にせよ、個人的には面白い映画でした。もっとも、万人にオススメできるかというとビミョーだけど。「なんでチンパンジーの顔がアップに…」とか言われそうだし…。まあ、面白映像大好きな人なら見ても損はしないと思いますってそういう属性の人は封切時に見てるよな…。
*1: もしかすると映像作品と言うよりアメコミ風の見せ方かもしれないけど。ググってみたら、監督さん達はアメコミのお仕事もしてたらしいので…。

以上、1 日分です。

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