2016/05/15(日) [n年前の日記]
#1 [tv] NHKスペシャル「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」を視聴
林原めぐみさんのナレーションと、羽生名人の各所へのインタビューで、AIの現状を紹介していく番組がNHKで流れていたので視聴。
_NHKスペシャル | 天使か悪魔か羽生善治 人工知能を探る
各事例を見ているだけで、SFっぽい設定が次々に思いついてしまう、そんな感じの内容で。かなり面白かった。
最後のあたり、人間の脳内ホルモンのバランスをシミュレーションして、それによって感情を再現できるか実験している例がなんだか興味深かった。AIが、羽生名人と花札勝負して、何十回も負けているうちに、最初は怒りを感じていたのに最後は喜びに近い感情に変化していたあたりが面白いなと。AIが負けるたびに、その場に居る研究員達が笑顔になるものだから、その表情を読み取って「これはどうやら楽しい場面らしい」と学習してしまった、との解説で。それって…どうなんだ…。いや、しかし、そういうことって人間の身にも起きている時が…。
その事例を紹介した直後、GoogleのAIに負けた棋士が、笑顔で敗戦(?)インタビューを受けている映像を流していて、「この番組のディレクターさん、上手いな…そう繋げるか…」と妙な感心を。全く別の場所の、全く違う映像を、単に続けて見せることで、「あっ…そういうこと?」と気づかせてくれる、みたいな。上手いけど、怖い。これがテクニックか…。
考えてみたら、あの番組の中には、アトムやマルチのお爺ちゃんお婆ちゃんがズラリと並んでいたのだな…。などと思える時代がそのうち来るのだろうか。
_NHKスペシャル | 天使か悪魔か羽生善治 人工知能を探る
各事例を見ているだけで、SFっぽい設定が次々に思いついてしまう、そんな感じの内容で。かなり面白かった。
最後のあたり、人間の脳内ホルモンのバランスをシミュレーションして、それによって感情を再現できるか実験している例がなんだか興味深かった。AIが、羽生名人と花札勝負して、何十回も負けているうちに、最初は怒りを感じていたのに最後は喜びに近い感情に変化していたあたりが面白いなと。AIが負けるたびに、その場に居る研究員達が笑顔になるものだから、その表情を読み取って「これはどうやら楽しい場面らしい」と学習してしまった、との解説で。それって…どうなんだ…。いや、しかし、そういうことって人間の身にも起きている時が…。
その事例を紹介した直後、GoogleのAIに負けた棋士が、笑顔で敗戦(?)インタビューを受けている映像を流していて、「この番組のディレクターさん、上手いな…そう繋げるか…」と妙な感心を。全く別の場所の、全く違う映像を、単に続けて見せることで、「あっ…そういうこと?」と気づかせてくれる、みたいな。上手いけど、怖い。これがテクニックか…。
考えてみたら、あの番組の中には、アトムやマルチのお爺ちゃんお婆ちゃんがズラリと並んでいたのだな…。などと思える時代がそのうち来るのだろうか。
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以上です。