mieki256's diary



2014/05/27(火) [n年前の日記]

#1 [dxruby][cg_tools] 虎を描画して実験中

_File:Ghostscript Tiger.svg - Wikimedia Commons を swf に変換して、DXRuby上で描画して確認中。

svg から swf への変換は、 _svg2pdr と、 _ParaDraw を利用。
  1. svg2pdr を使って、.svg → .pdr (ParaDraw形式) に変換。
  2. .pdr を ParaDraw で開いて、修正を加えたり、swf で保存したり。
  3. あるいは、.pdr を Suzuka にアイテムとして登録して、swf で書き出したり。

さすがに虎は重い…。Imageに描画し終わるまで数秒かかる。これでは絶対に、毎フレーム、ベクターデータを再描画なんて無理だなと。一旦 Image に描画したら、その後はずっとその Image を使い続ける、みたいな書き方をしないと。ソレに比べると、Flash Player の処理速度はスゴイ。虎ですら一瞬で表示されるわけで。

参考ページをメモ。 :

凹多角形の塗りつぶしは、 _多角形塗りつぶし(1) を参考に、というかそのまま Ruby で書き直して試していたり。ところどころ描画がおかしくなって悩んだけど、こちらから渡す頂点配列にそもそも問題があったようで、そこのバグを取ったら、まともな結果を出してくれるようになってきた。

直線描画と、多角形塗りつぶしのエッジ部分がずれていたので、計算誤差でもあるのかなと。 _DDAによる線・円の描画3 を参考に、1ドットずつDDAで直線描画するメソッドも書いてみたり。しかし、結果は変わらず。ちなみに、件のページで紹介されてるDDAのソレのサンプルは、水平線か垂直線の場合に変な線になりそうな気がする。たぶん。

線幅を持った直線描画は、 _アンチエイリアス付きの自由線描画(1) を参考にさせてもらいました。しかし、さすがに Ruby では処理が遅く、線を一本描くだけでも十数フレームかかってる感じ。1ドット描くたびに64回ループ回してるから仕方ないのだけど。アンチエイリアス描画の実現方法については、もっと調べてみないといかんなと…。

二次ベジェ曲線は、 _新・C言語 〜ゲームプログラミングの館〜 [DXライブラリ] に書かれてた式を参考にして、最後は全部直線データとして吐き出すようにしてみたり。ただ、適切な分割数をどうやって求めるか…。結局、分割数は固定にしたまま試しているところ。

#2 [zatta] NHKスペシャル「メルトダウン File.4 放射能"大量放出"の真相」を視聴

録画してた分を消化。

電気が無くても蒸気の圧力で冷却してくれるはずのRCICなる装置、の軸の部分で、圧力が高まって汚染された蒸気が建屋内に出てしまって、建屋内での作業ができずに格納容器が圧力で壊れていくるのを黙って見ているしかなかった。てな状況だったとの推測映像が紹介されていて。実際に、同じ構造の軸+パッキン部分を作って実験したら勢いよく蒸気がシューシューと。パッキン部分の圧力を減らすための仕組みも存在してたけど、そこは結局電気が無いと動かなかったのです、てなあたりが…。たぶんコレ、電源喪失を想定しないまま、電源喪失時の対策を設計してたのだろうな。

圧力容器の壁に溶けた燃料が触れなくても、温度が上がると圧力容器の壁が熱膨張して、しかし圧力容器の周辺のコンクリートの材質が違う部分があるので、そこが飛び出して亀裂が入って壊れたんじゃね? てな話も紹介されていて。その予想が当たっているとしたら、「この容器は設計上、ここまでの圧力に耐えられるから、この原発は安全です」という話は全部通らなくなるよなと。周囲を固めてるコンクリートまでチェックして、違いがある部分の強度を確認しないと…。熱で壁が膨張した時にどうなるか、シミュレーションが必須だよなと。

サプチャンとやらを蒸気が通っていくからベントしても放射性物質は少なくなるよ、と事故時にTVカメラの前で東電は主張してたけど。実際は、サプチャン内の水温が高くなってる状態では50%程度しか減らせずに放射性物質がそのまま出ていく、てな実験結果が。

てなあたりを、各電力会社や規制委員会に質問して、どんな対策を考えているかと尋ねてみても、具体的な対策について答えることもなく、「それが本当なら対策します」「指摘内容を検討中です」「できるだけ頑張ってます」しか返ってこない、とのオチがついて。

せっかくこれだけの事故を起こしたのだから、その気になれば事故のメカニズムも調べられるだろうし、安全性を高めるための策だって色々出せそうだけど。これじゃやっぱりまた事故を起こしちゃうだろうなと思えてきたり。

以上、1 日分です。

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