2006/08/26(土) [n年前の日記]
#8 [cg_tools] _3D景観作成ソフト「Bryce」v5.0が期間限定で無償公開
そんなソフトもあったなぁ。
_(via hard で loxse な日々 | 2006/08)
◎ インストールしてみた。 :
起動したら、デスクトップ全体を覆う起動画面が表示された。しかし、同時に、裏でひっそりと、ブラウザ上にシリアルコード取得ページが表示されていた。見逃すところだった。タスクバーをクリックしてもウインドウが切り替わらない。仕方ないので、Alt+Tab で切り替えた。
DAZ なるサイト? サービス? のアカウントが必要らしい。まずはそこから取ろうとしたら、ユーザ名は既に取られてるだの、パスワード長すぎだの、どこで知ったか書けだので、3回ぐらい再入力を要求される。でもまあとりあえず、シリアルコードを入手。
独特な画面。広いデスクトップの中に、640x480 だか 800x600 だかの画面が表示され、回りは真っ黒。画面スペースがもったいない。作業領域を拡大できないのか、コレ。…それらしいボタンを見つけたが、デスクトップ全体に拡大される。自己主張の激しいソフトだな。「ユーザのデスクトップは俺のためだけにある」とでも思ってるのだろうか。「何人たりとも俺の前には表示させねえ!」みたいな。作者・スタッフは、DOSアプリでも開発してるつもりなのか。
操作方法が判らない。メニューすらないので、終了のさせ方もわからん。俺はテレパスじゃねえんだ。と怒鳴りたくなった。…デスクトップ上端にマウスカーソルを合わせるとメニューが表示されることに気づいた。最初から表示しとけばいいものを、何故、隠すのか。
レンダリング速度は遅め。何か品質を良くするための処理をしているのかもしれないけど、結果からは、よくわからない。
なんていうか、ダメソフトな匂いがする。CGツールとしてどうか、以前に、アプリとしてダメ。
DAZ なるサイト? サービス? のアカウントが必要らしい。まずはそこから取ろうとしたら、ユーザ名は既に取られてるだの、パスワード長すぎだの、どこで知ったか書けだので、3回ぐらい再入力を要求される。でもまあとりあえず、シリアルコードを入手。
独特な画面。広いデスクトップの中に、640x480 だか 800x600 だかの画面が表示され、回りは真っ黒。画面スペースがもったいない。作業領域を拡大できないのか、コレ。…それらしいボタンを見つけたが、デスクトップ全体に拡大される。自己主張の激しいソフトだな。「ユーザのデスクトップは俺のためだけにある」とでも思ってるのだろうか。「何人たりとも俺の前には表示させねえ!」みたいな。作者・スタッフは、DOSアプリでも開発してるつもりなのか。
操作方法が判らない。メニューすらないので、終了のさせ方もわからん。俺はテレパスじゃねえんだ。と怒鳴りたくなった。…デスクトップ上端にマウスカーソルを合わせるとメニューが表示されることに気づいた。最初から表示しとけばいいものを、何故、隠すのか。
レンダリング速度は遅め。何か品質を良くするための処理をしているのかもしれないけど、結果からは、よくわからない。
なんていうか、ダメソフトな匂いがする。CGツールとしてどうか、以前に、アプリとしてダメ。
◎ ソフトって3つの側面があると思うわけで。 :
「作品」「製品」「商品」の3つ。もっとあるかもしれんけど。
Bryce って、製品としてまずダメで、その結果、商品としてもダメになってる予感。作品としてどうなのかわからないけど。
Bryce って、製品としてまずダメで、その結果、商品としてもダメになってる予感。作品としてどうなのかわからないけど。
この記事へのツッコミ
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以上です。
と、Bryceユーザーが言ってみたり。
あれを開発した人って、絶対天才肌で猛烈に癖がある。
DOSアプリかよ、っていう突っ込みもわかるけど、
Bryceって12年か13年ぐらい前からずーっと
あのインタフェースなんだよね。
だから、Windowsは言うに及ばず、
もともとの環境だったMacですら3Dのインタフェースは
まったく固まってなかったと思うのよ。
気になって手持ちの書籍を調べてみたんですが、
なるほどたしかに、1994年に発表されたとありました。
しかも書籍の写真を見る限り、インターフェイス、
ホント、変わってませんな…
これは進化を止めてしまったと取るべきなのか、
それとも開発者は、これで完璧だと思ってるのか、さてはて…
何にせよ、癖が強いツールなのはたしかなようですね。うーむ。
>それとも開発者は、これで完璧だと思ってるのか、
作者の気持ちにもっとも近いものは
「進化の必要がないぐらい最初から完璧だった」
だと思いますよ。
あんな癖のあるソフトでも慣れると結構なんとかなるもんで、
他の3Dソフト触ると
ああ、あのインタフェースがあれば・・・!!
って思っちゃいます。
Bryceはただの3Dソフトじゃなくて、
自然環境作成ソフトだと思ったほうがいいです。
山脈とか湖とか書くのはとても気持ちよくそれらしいものが作れますけど、
Poserのようなことをやらせようとするとものすごくしんどい…
> 「進化の必要がないぐらい最初から完璧だった」
なるほど、たしかにそんな感じかもしれんですな…。
自分の手元に、
「KAI'S POWER TOOLS スタジオシークレッツ」なる書籍がありまして、
そこに Bryce についても書いてあるのですが、
製品として出るまでに3回ぐらい大掛かりなUI変更をした、
との記述があったりしましたです。
スタッフの中では、というか当時スタッフに方針を与えてたKAI氏の中では、
「もうこれだけやったんだから、完璧!」
的意識があってもおかしくないだろうな、と想像するであります。
それにしても、今現在は誰が改良を加えているんだろう…。
検索してみたら、Corel → DAZ への移管情報は見つかりましたが、
その前の移管の流れが判らないな…。
私が持ってるBryce2はMetaTool社でしたね。
これがたしかKAIそのものが経営してた会社だったような。
> KAIそのものが経営してた会社
検索してみたのですが、
MetaTools + Fractal Design → MetaCreations、となったみたいですね…。
http://www.questions.gr.jp/event3.html Untitled Document
さらに検索。
ああ、なるほど…。
MetaCreations → Corel、となって、Corel → DAZ、なわけか…。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000411/corel.htm
なんだか流浪のソフトですな。>Bryce。
まあ、CG関係のツールはそういうのが多い印象も…。