2005/11/21(月) [n年前の日記]
#7 [pc] _古川 享 ブログ: トロンとマイクロソフトの提携、その背景には...
_古川 享 ブログ: トロンとマイクロソフトの提携、その背景には..続き
霞ヶ関の官庁に大量導入された某社の無線LAN装置はTCP/IPと全く関連の無い、802.11が標準になる以前のプライベート機器でスピードは遅く、値段もパソコン1台より高く、当然のことながらインターネットへのアクセスは実現不可能な独自ネットワークとプロトコルになってしまうという現象が起きていました。これは後に霞ヶ関のネットワーク環境が世間から5年から10年遅れているという実態となり、霞ヶ関WANの再整備を1997年に実施するまで続くのです。本件さらに中央官庁に留まらず、東京都庁内のネットワークがTCP/IPではなくOSIのモデルの基に都庁プロトコルを開発し中央官庁に対抗するという歴史的背景にもつながっていくのでした.. (なんとピーク時には734億円、毎年450億円の開発費、維持経費が計上され通年では数千億円も使ってきたのですが..多分1枚何十万円もするOSI用LANカードではなく、市場で数千円で購入できるLANカード、無線LANカードでネットワークを構築すれば総予算数百万円で実現できていたことでしょう。)クラクラしてくる。
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以上です。